九州最大の山城跡と大樟原生林の山・立花山 [ 367m ]
登山口(駐車場) → 登山道入口(所要時間:約15分)
駐車場は六所神社境内を利用する。 六所神社は、立花城主立花道雪が崇拝し、出陣の際は戦勝祈願をしたと伝えられている。
登山口は、神社駐車場から100メートルほど、県道540号を久山町方面へ行くと、大きな
道路標識
や案内板が建てられている。 ここを右折し、狭い車道を行く。
曲がり角には、赤い矢印の案内板がつけられ行く手を案内してくれる。
すぐ右手に、立花城主立花道雪の墓で知られる「立花山梅岳寺」の前を通って行く。
道雪は、豊後の鎧ガ岳城主別次鑑連が1571年筑後の赤司城から赴任し、後に立花姓を名のり立花道雪と称したといわれる。
梅岳寺(バイガクジ)
当寺は、山号を立花山(リッカザン)、寺号を梅岳寺といわれている。 始めは、花谷(カコク)山神宮寺とした1385年創立され、天正三年(1575)立花道雪の母法名養孝院をこの寺に埋葬し、母の法名と道雪の性をとり、立花山梅岳寺養孝院と改める。 1585年9月21日、道雪が筑後の陣中で病疫没するとその遺体を梅岳寺の母のかたわらに埋葬した。 道雪の墓は、正面向かって右側で、中央は養孝院、左手が道雪と主従の間柄であった菰野三河守増時の墓。 この梅岳寺は、昭和35年1月12日境内の全てを対象に福岡県指定史跡となっている。
道が伸びるまま右手へカーブし少し行くと、趣が異なる家屋が連なる。
さらに坂道を進むと、右手にレンガ造りの塀が、左手正面に石積みの家を見て、その手前から左折して行く。
この家にも、立花山頂への
案内板
が掛けられている。
道はさらに右手へカーブしそのまま進むとコンクリートブロック塀に突き当たる。
左手へ少し行くと
三叉路
となり、正面右手角には、山頂への案内板が立てられている。
この案内板には、山頂まで1200mと案内されている。
右折し、西の方に一峰を見て、コンクリート舗装された道を登って行く。
周辺には「
立花みかん
」と呼ばれるみかん園が広がってる、のんびりとした気分に浸りながら3〜4分も歩き左手スギ林の横を行く。
さらに3分ほど登って行くと、左手には、山頂まで1000mと書かれた
白い案内板
が擬木に付けられている。
道はすぐ行き止まりとなる。