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熊本県の山

権現山を登る・洞が岳 [997m]

洞岳神社 → 展望岩(上宮)(約50分)

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三角形の岩を見て登って行くと、正面に鳥居が見えてくる。
稜線にたどり着いて2〜3分ほどで鳥居をくぐる。 鳥居の額束には「洞嶽神社」と刻まれ、その奥には、立派な拝殿が立てられている。
拝殿の正面左手壁には時計が付けられているが、針は正午を指したまま止まっている。
右手には、神社らしく大きなスギが数本幹を立て、拝殿のすぐ右手には、直径が2メートルを越えるような巨スギの株が縁だけ残し、その中に若木を育てている。
山頂へは、拝殿右手の岩道を登ってもいいが、踏み跡は薄い。
ここを左手に踏み跡をたどった方が歩きやすい。
右手に石灯篭を見てゆるやかに登っていく。

道には、枝打ちされた 小枝が分厚く積もり 、その上に、わずかばかり付けられた踏み跡を確かめるように登っていく。
道はすぐ右手へカーブし、右手に黄色いテープを見ると 正面に大きなスギ が幹を立てている。
左手に大きな岩 を見て、このスギの大木を過ぎたところでT形に分岐し、拝殿右手の岩道を登ってきた道と合流する。
以前この分岐を左手へ登っていた記憶があるが、踏み跡は直進して伸びている。
ここを直進すると、スギ林はなくなり自然林ばかりとなる。
大きなスギから20メートルも過ぎ、枯れた倒木を越えると、道は左手へカーブし伸びる。

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この辺りは平成16年、9月の台風の影響か、小枝や葉が散乱し道ははっきりしない。
赤や黄色のビニールテープ など目印に、踏み跡確かめ登っていく。
道は次第に傾斜を強め、左手へカーブすると、 その左手角の木のそばには、昔日、鉄製の錆びついた案内板が立てられていた。
しかし今はもうない。 6〜7メートルも登り、右手へカーブして狭い斜面の急坂を登っていく。
左手の斜面の下には、枝打ちされたスギ林が、 ものさしで線を引いたように美しいほど幹 を揃え伸びている。
北側斜面の狭い道に赤いテープを見てすぐ右手へカーブし東側斜面を行く。
木の根 が這い出す段差を登り、そして下っていく。
下りきると、コケむした石が円形に並べられた左手端を行く。
これは、昔日の炭焼き釜の跡のように見える。
さらに、大きな木を見て右手へ木の根を階段代わりに登っていく。

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ここを過ぎると踏み跡ははっきりしてくる。
少し行くと、日はとざされ薄暗くなる。
直進すると大きな岩壁が立ちふさがる。
道は、岩壁まで進み左手へ向きを変え岩壁の左手を登ってもいい。
しかし踏み跡は薄い。
岩壁の数メートル手前から左手へ折れ、岩場を登って行ってもいい。
岩場の雨後は滑りやすい。
すぐ、木の根が這う急坂を数メートル登ると道は右手へ分岐する。
数メートル直進して右手へ急坂を登ってもいい。
ここを右手へ登っていくと、すぐ右手には「権現山」と書かれた 小さな立て札 が立てられている。
10mほど急坂を登ると直進した道と一つになる。

さらに、コケむした露岩の多い道を登っていく。
正面に、今にも滑り落ちそうな岩に幹を立てる木が目につく。
この辺りは岩が多く、垂直に立つ木は少ない。
岩場に生を得た木に運がなかったのか、 よじれるように幹を曲げている
岩の間からは、穴倉から這い出したように根を見せ、その先を地中に潜らせている。
条件は悪くても、しっかり枝を張り葉を茂らせている。

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こけむした岩の多い道を右手へ登って行くと、道は少し傾斜をゆるめてくれる。
斜面に付けられた狭い道の左手には、小さな幹に 赤や青色のテープ が巻かれ 右手にもリボンのように結ばれている。
ゆるやかな登りを少し行くと、また急坂になる。 右手には大きな岩が重なり合っている。
すぐ右手へ木の根の多い急坂を少し登り、さらに右手へ廻りこんでいく。
道は少し下り気味になり、幹にも負けない大きな根を越えていく。
道は少し狭くなり、一部路肩が欠落しており用心していく。
すぐ登りだし、右手へ岩場を登っていく。
そこには、幹か根か区別のつかないような木を見て用心して登っていく。
この辺りは変化が大きく、記録するのも容易でない。

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右手には 大きな岩 が重なり合い、数メートル進み右手へカーブしていくと歩きやすくなりる。
さらに木の根を踏み越え、正面に横一線に倒れた木をくぐっていく。
さらに右へ左へ蛇行し登っていく。
正面に、4〜5本の木を背負う大きな岩を見て、さらに歩きやすい道を右手へ下っていく。

すぐ、登りになり渦巻くように這い出す 根っこ を登り、左手へ2本の木をよけるように下っていく。
斜面に付けられた狭い道は少し欠落し、すぐ左手に、赤いテープを見て下っていく。

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下りきると、左手に水のない沢を見てまたゆるやかに登っていく。
コケむした岩の多い狭い道を、赤いテープを見て登り、左手沢の方へ下っていく。
沢には、コケに覆われた大きな木が一本橋のように倒れ、その倒木の右手へ移り、その沢を渡っていく。

岩の多い沢を渡ると、根の多い斜面の急坂を右手へ登っていく。
10メートルほど登ると、左手へ鋭角に急坂をカーブしていく。
左手には、横しま模様のある「ミズメ」の木なのか、その根が道に這い出しそこを登っていく。
道沿いには、 赤や黄色のテープ が幹に巻かれ行く手に不安はない。
道は支尾根に登り付くように右手へカーブし、さらに右手へ回り込み木の根が多い急坂を登っていく。

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支尾根に登り付くと少しは登りやすくなるが、岩や木の根は多い。
この岩や根に足を取られたらケガしてしまう。
さらに木の根の段差を越えると、傾斜もゆるみ歩きやすくなる。
しかし、すぐ傾斜は増し急坂になる。
洞が岳山頂への道はなかなか容易でない。
特に洞嶽神社以降一歩一歩に状況は急変し、根と岩との格闘は続く。
しかし、格闘に勝つためには負けじと挑むより休んだが一番、そして深い自然に眼を向ければ気持ちも休まる

周りは豊富な自然林の中に、大木は競うように大きく枝を伸ばし、天井をふさぎ薄暗い。
急坂は、無理せず体力に合わせ、一息入れながら登っていく。
赤い肌色をした右手には、 「ヒメシャラ」 の木が原生林の中によく目立つ。
ヒメシャラは、夏ツバキとも言い夏場にツバキのような白い小型の花を咲かせてくれる。
正面に大きな特異な根元を見せつける木を見て、木の根が多い急坂を登っていく。
道は支尾根を横切るように右手へ伸び、道を横断する 根の段差 を越えていく。

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右手斜面へ出ると、道は歩きやすくなる。
さらに、木の根を階段代わりに登って行く。
右手の幹には赤いビニールテープが、左手の幹には赤い塗料が塗られているが赤い塗料は、既に消えかかっている。
右手には深緑色にコケの衣を着けた倒木が道に沿って横たわっている。
その 倒木 を右手へ、踏み越え下っていく。

すぐ右手幹に赤や黄色のテープを見て、急坂を少し下り、数本の倒木を見て左手へカーブし下っていく。
さらに、右手へ道を遮断するように倒れた倒木を乗り越え、斜面の道を山頂に対し逆戻りするように東の方へ行く。
正面には、立ち入り禁止を示すように白いテープが張られ、その手前から、左手へ 横しま模様のある木の根 をよじ登るように踏み越えていく。

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すぐ、左手へ枯れた根や大木を見て急斜面を登っていくと正面が明るくなる。
ここはT字形の三叉路になっており、山頂は左手へ登っていく。
ここを右手へ行くと、錆びついた 鉄製の案内板 が立てられ、細い尾根道を登っていく。

少し行くと、傾斜を増し 木の根が多い急坂 を登って行く。
さらに、露岩の多い急坂を登るとすぐ右手へ下りだす。
左手は切れ落ち用心する。

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