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熊本県の山

のんびりと、平坦な道がいい・大金峰[1396m]・小金峰[ 1377m]

攻の分かれ〜小金峰(45分)

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正面に、目立つブルーの案内板が立てられ、道はY字に分岐し、案内板には左手を「小金峰 朴の木」右手を「攻 せんだん轟」と書かれ、3〜40分も下れば攻の登山口に着く。
左手には道標も立てられ、右手を「椎原」と案内されている。
右手には、ベンチの足だけが残り、座板はない。
さらに九州ハイランドの案内板も立てられ小金峰への行く手を教えてくれる。
喫煙所の案内板も立てられ、山頂への道は迷うことはない。
ここで小休止し、道標に従い左手へ直進していく。
道はゆるやかに下りだし、道沿いに一列に並んだ幹に触れ下っていく。
道は左右に小さく蛇行して下り、途中土に埋まった木段を5段ほど下っていく。
そして左手へカーブし、ゆるやかに下っていくと傾斜はなくなる。
快適な道を少し行くと右手へカーブ、また木段を下っていく。
傾斜は少し大きいが、10mも下ると傾斜はなくなる。
右手はヒノキの植林地、そして左も植林地と思ってよく見ると、スギやヒノキでもない。
ツガかカヤかモミの木が、樹種ははっきりしないがスギやヒノキに似て、 見事な直幹 を見せている。
平坦な道はさらに続く。
右手には「火の用心」と書かれた薩摩酒造の 立看板 を見てさらに平坦な道を行く。
少し行くとゆるやかな傾斜で登りはじめる。
これもたいした傾斜ではない。それより足に伝わる変化がいい。
道沿いには、大き目のスギが行く手を導くように幹を並べている。
もちろん、スギは人の手で植えられたに違いないが、この景色に なくてはならない大きな存在 になっている。
平坦な道を蛇行し、左手に露岩を見て少し行くと右手にまた薩摩酒造の立看板を見る。
道はここから右手に分岐しているが、踏み跡は薄い。

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快適な道を直進して行くと、岩が少ないこのコースで左手頭上に大きな岩を見る。
道はゆるやかに登りはじめ、右手へカーブすると傾斜を増し 木段 を登って行く。
しかし、傾斜は小さく息が荒れる前に登りきり、また平らな道を行く。
右手には、並木のように道に沿ってスギが幹を並べる。
そして左手ヒノキ林、右手スギ林の中を右手へカーブして行く。
少し行くと道はゆるやかに登りはじめ、左手へカーブするとまた平坦な道になる。
快適な道を小さく蛇行して行くと、右手に火の用心の立看板を見る。
そこからゆるやかに下り、さらにゆるやかに登り返すと 右手に石柱 を見る。
石柱には「本坊 昭和五十年」と刻まれている。
道は右手へ分岐しているが、スギの葉が分厚く積もり踏み跡は薄い。
一息ついてさらに直進し、ゆるやかな傾斜を登って行く。
少し登るとまた平らになり、快適なスギ林を行く。
スギ林内も明るくうっとうしさはない。足元にはスギの葉が厚く積もりクッションのように足には優しい。
少し登ると、またゆるやかに下っていく。

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ヒノキ林の道を左手へカーブして行くと、日が差込み草道になる。
右手南側に、ヒノキ林越に展望が得られる。
植林地を抜け出して見る遠望に、気持ちは開放感で満たされ深呼吸でもしたくなる。
一息ついて、ゆるやかに登るとまた平らになる。
平らな道は、またゆるやかに登りゆるやかに下りだす。
すぐ右手へカーブし、さらに左手へカーブし下っていく。
傾斜は小さくない。
下りきるころ、左手岩の基部に付けられた黒いビニールパイプから わずかばかりの水 が流れ落ちている。
数メートル下り右手へカーブすると、また登りだす。
傾斜は大きい。
少し登り左手へカーブすると傾斜はゆるんでくる。
さらに左手へカーブすると、ヒノキ林の道を下りだす。
この傾斜も大きく、道には木段が付けられているが、ほとんど埋まった状態にある。
下りきると、右手へカーブして行く。

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手入れされない植林地は、薄暗くうっとうしいが、ここは同じ植林地でもうっとうしさはない。
さらにゆるやかに下っていく。
気持ちのいい道はまたゆるやかに登りだす。
少し登ると、輪切りにされ道幅だけ開けられた倒木を見る。
すぐ左手へカーブしていくと、また輪切りされた倒木を見る。
さらに10数メートルも登ると、青地に矢印が描かれた 道標 が見えてくる。
道標には直進を「朴木へ」、左手を「小金峰頂上へ」と案内されている。
右手にも九州ハイランドの道標を見る。
ここで一息つき、小金峰への急坂を前に足を休めることとする。
そして気合を入れて、左折し登って行く。
傾斜はなかなか厳しい。
道にはコケむした露岩も多い。
左手に大木を見て右手へカーブし数メートル下り、さらに登り返して行く。
傾いた幹をくぐり左手へカーブし、3本の幹を持つ大木を見て、土に埋もれた木段を登って行く。
さらに、右手に枯れ木を見てジグザグ切って登って行くと、 左手に展望 が開ける。
ここで一息つき、急坂に固まる足をほぐしさらに登って行く。
右手に露岩を見て一歩一歩急坂を登って行く。
急坂には露岩も多い。

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左手から枝を伸ばすシャクナゲをくぐって行く。
右手に切り倒され枯れ木を見ると、正面に 立ち枯れた大木 が青い空間に映える。
すぐ右手に向きを変えて登り、すぐ左手へ一旦下りさらに急坂を登って行く。
右手から変な形で伸びる幹をよけ、埋もれた木段を登り小刻みにカーブし登って行く。
傾斜は大きく山頂は遠い。
左手に倒れ掛かった木の根を越え、さらに急坂を行く。
そして岩場を登って行く。
岩場には金棒が打ち込まれ、危険防止に金棒の先に黄色いテープが巻かれている
すぐ倒木を越えていく
さらに、シャクナゲを右手によけ、根っ子の階段を登って行く。
左手に数本の大きなシャクナゲを見ると、右手にもシャクナゲを見る。
辺りを見渡すとシャクナゲが多く、左手奥の方にはシャクナゲが広がっている。
道は右手へカーブして伸び、木の根っ子の急坂を登り、さらに小さくジグザグを切り、すぐ右手へ枯れた木段を登って行く
そして、シャクナゲの間をくぐり抜けると正面に国土地理院の 白い支柱 が見えてくる。
支柱には「大切にしましょう三角点」と書かれ、裏面には「三等三角点」と書かれている。
山頂は数メートル先にあり、九州ハイランドの山頂標が立てられ「小金峰:1377m」と案内されている。
山頂のシンボリックな松の木は、既に立ち枯れ白骨化している。
辺りには、ヒメコマツやドウダンツツジ・アセビ・シャクナゲ等着生し、目にするものは多い。
展望は林越しに東から南側に開け、上福根山の稜線を仰ぐことができるが、東側に見る脊梁の雄峰、国見岳は林に囲まれ見づらい。
さて展望を楽しみ、元気を得たら往路を引き返す。
10月下旬には、五家荘紅葉祭りが開催され、平家琵琶や夜神楽が楽しめる。

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