縦走路がいい・釈迦岳 [ 1231m ] − 御前岳 [ 1209m ]
展望岩 → 道標 [御前岳:0.8km] (所要時間:約25分)
左手は切れ落ちており、用心して1〜2分も行くと岩稜の突端に着く。
ここは素晴らしい展望所になっており、正面に御前岳が美しい姿を見せている。
手前の稜線上には、御前岳への道が所々に見て取れる。
ここで一息つき、展望を楽しめばいい。
後ろを振り返ると、
レーダー雨量観測局のドーム
やその右手に釈迦岳の尖峰が展望される。
釈迦岳は、道標から察すると500メートルの距離にある。
展望を楽しんだら三叉路へ引き返す。すぐ右手へ、
岩場の急坂
を下る。
岩場にはトラロープ
が垂らされロープを手に岩場を下ると、右手へ歩きやすい道を下っていく。
少し登るとまた下っていく。
気持ちのいい尾根道を行く。
道の両脇は依然
スズタケが密生
し道を開けてくれる。
尾根筋の道を右手へカーブし、尾根の右手斜面へ移り、狭い道をゆるやかに下っていく。
後ろを振り返ると、先ほど足元にした展望岩が見上げるほど高く、 こちらからの展望もいい。
展望岩で体を休める登山者
が小さく見える。
さらに
狭い道
をゆるやかに下っていく。
途中右手に
白いプラスチックの支柱
を見てゆるやかに下っていく。
一時、スズタケの道は傾斜をゆるめ平らになる。
しかし、
狭く湿気の多い道
はすぐ下り始め、左右に蛇行しながら下っていく。
途中1メートルほどのコケむした岩の段差を降り、ゆるやかに左手へ下っていく。
下りは次第に傾斜を増し、左手に枯れてしまった株を見て、右手へカーブし急坂を下っていく。
この急坂を下りきると、道は平らになる。
目前は日も差し込み明るくなり、気持ちもそうなる。
平坦なやせ尾根の道は、
正面南西の方に姿を見せる御前岳
へ向かって気持ちよく伸びている。
左手は、潅木越しに展望も開けてくる。
枯れた木には申し訳ないが、
白く立ち枯れた木とまだ紅葉を残す御前
岳との取り合わせもいい。
やせ屋根の平坦な道
を右手へゆるやかに下っていく。
さらに左右に蛇行し下っていく。
右手には、立ち枯れた木が途中で折れ、道に落ち歩行の障害になっているが、この枯れ木は道幅だけ切り抜いてある。
そこを右手へゆるやかに下っていく。
道は次第に傾斜をゆるめ、ほぼ平になる。
道の向こうには、
目指す御前岳が三角形の山頂部
を見せている。
後ろを振り返ると、展望岩で展望に心酔して、まだ動こうとしない登山者の人影を見ることができる。
御前岳は、登山者を招くように辿る稜線の向こうに時折姿を見せてくれる。
平坦な道を少し行くとゆるやかに登りだし、すぐ傾斜を増してくる。
急坂を左手へ巻いていくと、傾斜はゆるんでくる。
右手には、四角い案内板が立てられている。
スズタケの道は、
ここからまたゆるやかに登っていく
。
この美しい自然はみんなの共有物 汚さず荒らさず散らさず
<矢部村>
道は少しずつ傾斜を増してくる。少し行くと、道はまたゆるやかに下りだす。
案内板から1分余り登って行くと、
倒木が道を横断
し倒れている。
この倒木も、中ほどを切り取ってあり、そこを足場にゆるやかに登っていく。
やせ尾根の両脇は依然スズタケが密生し展望は得られない。
しかし、
やせ尾根を行く道
はなんとなく気持ちいい。
左手には
幾つもの幹を持つリョウブの木
を見て、少し行くと傾斜は次第に増してくる。
そして、足元にコケむした露岩を見て、左手へカーブして行くと、右手に「こなら」と書かれた樹名板が付けられている。
さらに左へ、すぐ右手へカーブし数メートル行くと、左手にこの辺りでは珍らしく
シャクナゲが大きく葉を茂らせている
。
正面には、樹間にいよいよ
目前に迫った御前岳
が、隙間なく自然林を装い自然の美しさを誇っている。
そしてゆるやかに右手へ岩の多い段差を降りていく。
右手には、結び目があるトラロープが張られ、ここを降りさらに急坂を右手へ下っていく。
右手に枯れた倒木がコケむしている。
さらに右手には、中低木の潅木の中に、
ひときわ目立つ大きな木
が、はばかることなく枝を広げている。
すぐ1メートルほどの段差を降りる。
後ろを振り返ると、その段差には枯れ木の株がしっかりと張り付いている。
道は少し傾斜をゆるめてくれる。
そして右手へカーブし下っていくと、また傾斜を強め木の根を階段代わりに下っていく。
右手には、コケむした倒木が横たわっている。
この辺りも、潅木の中に大きな木が幹を伸ばしているが、どんな不都合があったのか
幹を立てたまま枯れて
しまっている。
さらに1メートルほどの段差を降り、6〜7メートル平らな道を行くと、またゆるやかに下っていく。
左手へカーブして行くと、道は平らになり正面右手には、2本の大きな木が立ち枯れている。
すぐ右手へカーブしスズタケの道を下っていく。
道はすぐ傾斜をゆるめ歩きやすくなる。
倒木を右手に数メートルも登り、左右に蛇行しながらゆるやかに下っていく。
左手から
倒れかかった大きな木
を頭上に見て行くと、幹に白いパネルが付けられている。
ここを少し下っていくと正面が明るくなる。
やせ尾根の左手は切れ落ち
そこから素晴らしい展望が得られる。
釈迦岳・御前岳 植物探索ハイクポイント コミネカエデ
<おおそま自然塾>