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福岡県の山

豊富な自然と歴史に包まれた山・高祖山 [ 416m ]

高祖東谷 → 高祖如意(所要時間:約35分 第二望楼跡経由)

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ここが 高祖東谷の分岐 で、右手にはテーブルも用意されている。
ここで一服してもいい。
ここはちょっとした空地があり、落ち着いた雰囲気につい時間をオーバーしてしまう。
これまでの素晴らしい行程が脳裏に浮かび、山歩きの素晴らしさを実感する一時となる。
ここには道標も立てられ、「高来寺バス停=1.5km、左手は高祖如意=0.9km」と案内されている。
駐車場は、高祖如意の方へ左手にカーブし登っていくが、ここを直進し少し歴史を体感することとする。
道はすぐ、薄暗いヒノキ林の狭い斜面を行く。
狭い道は雨後滑りやすく、用心しながらゆるやかに蛇行し下って行く。
2〜3分も行くと道はY字形に分岐し、左手を下れば高来寺バス停へ行く。
ここを右手に少し登ると広場になり、第二望楼台跡に着く。
望楼台跡は、高来から山頂に向かって五ケ所あり、その中の一つである。
望楼台は、敵船が今津湾へ襲来するのを監視する役目があったという。
なるほど北側に広がる今津湾を監視するには格好の場所と容易に判断されるが、残念ながら今は植林され、昔日の今津湾を見ることはできない。 残念の一言に尽きる。
望楼台跡は、約50坪ほどの平坦な広場となっており、周囲は植林と、自然林に囲まれ展望を得ることはできないが、厚く敷き込まれた落ち葉に、寝転んで天を仰ぎたい気持ちにかられる。
さて、1200年前の歴史を感じたら、この場所を離れ高祖東谷分岐へ戻る。

薄暗い道は分岐までは約100メートルの距離にある。
分岐に戻り右手へ、高祖東谷と別れ登っていく。
左には、路肩保護のため、 丸太木 が道に沿って付けてある。
ここを登りきると、正面が明るくなり展望が開ける。
見ると斜面を覆っていた自然林が伐採されて、 裸地 になってしまっている。
その向こうには苗木が既に植林されており、ここもいずれ植林地になり、貴重な自然林がなくなるのか、一瞬不安が胸を襲う。

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道は登りきったところから、すぐ左手へ 木段 を下って行く。
この木段の段差を減らすため、木段の間に踏み台のように、輪切りした丸太が加えられ、降りやすくなっている。
この踏み台の丸太木は伐採された自然林の一部が使われ複雑な思いは容易に消えない。
木段は32段を数える。
踏み台を加えると、60段ほど降りる。 下りきると2段、さらに9段ほど下って右手へ4段ほど下る。
さらに左折して、3段ほど下りさらに10段ほど下って木段を下りきる。
左手には小さな沢が流れている。 しかし、水は少ない。
右手にはスギ林が広がり、その奥にはヒノキが植林されている。
この狭い道を緩やかに下って行く。
道の左手には、 路肩保護のため丸太木 が道に沿って付けてある。
木段を下りきって、さらに薄暗い道を3〜4分下ると、左手から小さな沢が道を横切り道に沿って右手を流れ下っている。

この沢を踏み越え少しいくと、左手へカーブしさらに右手へカーブして行く。
途中、一部湿った箇所があり、雨後はぬかるみができ靴を汚してしまう。
沢を渡って1分も下ると、また左手の方から別の小さな沢が道を横切り、これを渡っていく。
右手の 小さな沢 には水は少なく、小石が多い。
両脇にはヒノキ林が迫り、辺りをさらに薄暗くしている。
少し下ると広くなり、右手へゆるやかにカーブして行くと、目前が明るくなり 木橋 が見えてくる。
正面には「高祖山登山路」と書かれた標柱が立てられている。

橋を渡ったらすぐ右手へカーブしていく。
右手にはコンクリートの堰があり、そこを流れる水の音が静かな自然の中を響きわたっている。
ここから 未舗装の林道 歩きとなる。
林道には、砂利が敷かれゆるやかに下っている。
木橋から3〜4分も下っていくと、左手に道標が立てられ、「高祖如意まで0.3km」と案内されている。
道は道標から左手へゆるやかにカーブして伸び、道標から2分ほど下ると十字路に着き、ここを直進して行く。
十字路を通り抜けた直後、右手には「高祖山登山路」と書かれた標柱が立てられている。

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十字路から2〜3分もいくと、右手にはさわやかな竹林が広がってくる。
左手には依然としてスギ林が広がっている。
少し行くと左手に「高祖山登山路」と書かれた標柱を見て下っていく。
すぐ道はアスファルト舗装となる。
ここは三叉路となっており直進して少し下ると、「日蓮宗・如意輪山・妙立寺」に着く。
ここが高祖如意と呼ばれる寺である。
ここを、左手へ石段を登って行けば、 立派な本殿前 に着く。

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正面には、道標が立てられ「高祖浦方=0.4km」と案内されている。
駐車場は、高祖浦方の方へ右手に車道を下って行く。
少し下ると右手に個人敷地の石垣や溜池が見られる。
寺から100メートルほど下ると左手に道標が立ち、 登山道は左手に分岐 している。
道標には、「高祖如意:0.1km、高祖浦方:0.3km」と書かれ、ここを高祖浦方の方へ左折していく。
5〜60メートルも行くとスギ林に入り、スギ林の中を右手へカーブし、すぐ左へ4段ほどの木段を登っていく。
すぐ下り4段ほど登り返して、右へさらに左へ蛇行し6段ほど登っていく。
さらに8段ほど登り、右手の方へ下って行く。
さらに3段、数メートル行ってまた3段ほど登って行く。

ここを登ると、右手に「高祖山登山路」と書かれた標柱が立てられている。
さらに3段ほど木段を登って行くと、正面が明るくなり、 草地 が広がっている。
連続する階段に開放されたように、気も明るくなる。
草地に着くと左手へカーブし、 石碑か墓石 か、これを見てすぐ右手へカーブし、ほぼ直線に歩いていく。
草地を右手に見て、1分も行くと三叉路に出会う。

ここにも 道標 が立てられ「高祖バス停まで0.9km」と案内されている。
ここを右折し林道をゆるやかに下っていく。 林の中を少しいくと、天井が空け正面には、数本の杉が幹を伸ばし、のんびりとした 山麓の風情 を見せてくれる。
道はコンクリート舗装され、足に堅い感触を感じながら、2〜3分下っていくと、┨字形の三叉路となる。
ここにはスチールの標柱が立てられ、左折すれば高祖バス停まで0.4kmと案内されている。
ここをバス停の方へ左折していく。

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左折して2〜3分行くと、小さな木橋を渡る。
さらに直進していくと、道の両脇は気持ちのいい竹林となる。
この竹林を抜けると、 車道 に出会う。
ここを左折し、生垣の多い車道をゆるやかに登っていくと、三叉路に出会う。
ここを直進すれば、左手に登山口駐車場に通じドラマは終結する。
この三叉路から、右手鳥居をくぐり石段を登ってもよい。

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