九州最大の山城跡と大樟原生林の山・立花山 [ 367m ]
登山道入口 → クスの原生林分岐(所要時間:約25分)
突き当りには、ベンチが用意されている。
正面には「ようこそ 立花山へ」と書かれた案内板の他、火の用心や募金を訴える案内板が立てられている。
山頂への道は、突き当たって右手へ、道幅2メートルほどの未舗装の道が伸び、ゆるやかに登って行く。
道は、スギ林に日はとざされ薄暗い。 すぐ、7段ほどの擬木の階段が付けられているが、階段より道幅が広く、両脇に踏み跡が付けられている。
未舗装道を登ると、左手へ狭い道が分岐している。 左手に
標柱
が立てられ「修験坊の滝」と案内され帰路に取ってもいい。 直進は「一本杉」と書かれており、ここを直進し一本杉の方へゆるやかに登って行く。 両脇はスギ林が広がり、右手スギ林の奥には、沢が流れているがこの季節水量は少ない。
直進して2、3分も行くと、道は左手にカーブし、右手に「なぎの大樹」と書かれた
白い案内板
が立てられている。
その案内板の数メートル先に
なぎの大樹
が見られる。
「なぎの大樹」を見て、左手にカーブし階段を登って行くと、右手に「山頂まで800m」と書かれた
擬木の標柱
がある。
道はすぐ傾斜を増し、擬木の階段を30数段登って行く。
さらに擬木の階段を13段ほど登っていくと、左手に記念植樹の立て札が立てられている。
さらに擬木と自然木で相互に付けられた階段が続く。
「なぎの木」から5分ほど登って行くと、右手には
木製のベンチ
が置かれており、その右手沢の中ほどに水場が設けられている。
水場には竹筒から水が流れ出ており、その下にはコップや湯のみが用意されてある。
ベンチで一服し、さらに擬木の階段を登って行く。
8段・6段さらに6段の階段が数メートル毎に付けられ、これを一段一段数えるように登って行く。
ベンチから2分ほど行くと木橋に出合い、これを渡って行く。
さらに56段、数メートル行くと40数段の長い階段を登り左手へカーブし、さらに7、8段登って行く。
そのカーブする正面に、
白い標柱
が立てられ、山頂まで600メートルと案内されている。
ここを登りきると、右手にベンチが置かれている。
水場から4〜5分ほど行くと、 正面には、巨大な大クスが待ち構えている。
10段ほど擬木の階段を登ると、その巨大なクスの木の前に立つ。
直径2メートルもありそうな楠の木は、幹が二つに分かれ、右手の幹は、4、5メートル上部でさらに4本に分かれ、その大きさを誇示するように周囲に大きく枝を伸ばし、その大きさに圧倒されてしまう。
その大クスの右手を通り、木の根が張り出す道を左手へカーブし下って行く。
さらに
木橋
を渡り、左手へカーブし下って行く。
50メートルほど行くと、また木橋を渡る。
右手にはブナ科の大木に「スタジイ」と名札がつけられている。
道は斜面に付けられ、歩きやすい踏み跡を東の方へゆるやかに登って行く。
道沿にも大木が多い。
道はさらに右手へゆるやかにカーブして伸びる。
周囲にはクスの大木が随所に見られる。
平坦な歩きやすい道を、二つ目の木橋から4〜5分も行くと、右手に擬木の支柱にビス留めされた白い標柱を見る。
標柱
には、山頂まで400メートルと書かれている。
さらに、左手へゆるやかにカーブし、34段ほどの階段を登ると、左手にスタジイの大木を見る。
そのスタジイの大木を過ぎると三叉路に出会う。