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九州山クラブ アウトドアを楽しもう!九州の山々を登山記録として紹介

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福岡県の山

戦国の風とツゲの原生林・古処山 [ 859m ]

登山道入口 → 林道終点(所要時間:約35分)

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林道終点の突き当りには九州自然歩道の「古処山コース」と書かれた、 大きな案内板 が建てられ、山頂までは、2キロメートルと案内されている。
ここから右手へ左手沢と並行して登山道を行く。
小石の多い道を行くと、道は右手へ回りこみ、さらに小石混じりの道を蛇行しながら、ゆるやかに登って行く。

左手沢沿いには、所々にスギが大きく幹を伸ばしている。
九州自然歩道の看板を見て2、3分も登ると、左手に赤い布を首に巻いた弘法大師の立派な立像が目に入る。

道は次第に露岩が多くなり、道幅も、一般登山道ほどに狭くなる。
左手沢に コンクリートの堰 を見て登って行く。
右手斜面のスギ林は、近年伐採されたのか、小径木のスギが切り倒され放置されている。
弘法太子の立像から3分ほど登ったところで木橋を渡り、さらに小石の多い道をゆるやかに登って行く。

露岩も多く階段状に並べられた道を1分余り行くと、 コンクリート製の板橋 が架けられ、橋の右手前には「キャンプ場まで1000m」と書かれた案内板が立てられている。
さらにコンクリート橋を渡っていく。

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谷川を右手に登山道を行くと、右手にも堰があり、 堰の袖コンクリートへ急坂 を登ると、足を休めてくれる平坦な道となる。
この辺りは椿が多く、3月から4月にかけて赤い花を咲かせてくれる。
左手は土が固まったような、柔らかそうな岩壁に沿って、狭い平坦な道を行く。
少し行くと天井は開け、日が差し込み傾斜を増してくる。

右手正面には、立派な擬木の板橋が架けられ、右折して三つ目の橋を渡る。
沢の右手、小石の多い狭い道を1,2分も登って行くと、正面左手に「九州自然歩道」と書かれた 四角の標柱 を見て、右手へカーブして行く。
標柱の手前には、文字は読めないが石柱も立っている。

道は少し傾斜を増し、標柱から30メートルほど登ると、道をふさぐように 大きな岩 が陣どりその右手を行く。
左手にも踏み跡はあるが、小石が多く足元が悪い。

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その岩の先には 作業小屋 があり、その右手を登って行く。
左手沢には、落差が2メートルを越えるような岩から落ちる水の音が、辺りに響き渡っている。
すぐ、左手へ擬木の橋を渡り、4〜50メートルほど行くとさらに木橋を渡り、沢の右手を行く。
道は、自然石が石畳を思わすように丁寧に敷き詰められ、気分よく登って行く。

石畳 は右手にカーブし、その正面曲がり角には、コケむした岩が多い。
その中に、背に焔光を右手に宝剣を持った 不動明王の石像 を見る。
その不動明王もコケむし、周りの岩々に同化し、注意しなければ見落としてしまう。

ここを右手へ石畳を登って行く。石畳はすぐ傾斜を増す。
右手には支流が沢に流れ下っている。
急な石畳を一歩一歩登ると正面に 説明板 が立てられ「古処山周辺の植生」について説明されている。
説明板を見て左手へカーブして登っていく。途中、右手へ分岐し急坂が伸びている。

この急坂は近年登山者に踏み固められ作られた道で、以前は、ここを数メートル進み、正面に白い小さな花を咲かせる「エゴノキ」を見て右手へカーブしていたが、今はその道が崩落し、大木も沢に落ち込み近寄り難くなっている。

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この 急坂を右手へ登る と、すぐ左手から登ってきた旧道と出会う。
数メートルも登るとまた二手に分かれ、直進してコケに被われた急坂と、右手へゆるやかに登る道に分岐する。
右手をとると、すぐ正面斜面に 倒木 を見て、その手前から左手へカーブし登って行く。

1メートルほど岩場を登ると、道は気持ちいいほど歩きやすくなる。
すぐ左手に直進して登ってきた道と合流、 斜面に付けられた道 を快適に歩を進めて行く。

左手には、幹に赤いテープが巻かれて山頂を案内してくれる。
道は左右に蛇行し、その角右手に 案内版 が立てられ「ここは九州自然歩道です。
マナーを守って利用しましょう」と書かれている。

道はおよそ北東に向かって伸び、砕石のような自然石が多い道を、右手斜面から伸ばしてきた幹をくぐって行く。
この木は「エゴノキ」と表示されている。
左手沢足元には、深緑色にコケむした岩が美しい。

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少し行くと、正面に大きな岩が陣どり、岩を避けるように、手前から右手へ岩を巻くように登って行く。
すぐ自然石の石段を登る。 石段の右手は大きな杉の大木が目を引く。
石段を11〜2段ほど登ると、その岩の反対側、左手に お地蔵さん が祀られている。

以前は、前掛けに赤い頭巾をかぶっておられたが、今はその頭巾が首かけのように着せられている。
さらに、可愛そうに顔には表情がない。
お地蔵さんの左手には、白い案内板が建てられ「持ち帰り運動実施中:みんなの山です。
弁当の包装紙や空缶はお持ち帰り願います。
秋月振興会」と書かれている。

ここを右手に行くと休憩用にテーブルが用意され、正面にも大きなスギの左手に置かれここで一息ついて体を休めてもいい。
テーブルの手前から左手へ、 小さな沢 を渡るとその正面に「五合目 朝倉28 山峰会」と書かれた案内板が置かれている。
木橋を渡り右手へ石畳を行くと、左手はコケむした石垣が続く。
右手には、小さな沢が流れ、すぐ、古処林道終点に着く。

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