シイの木ロードを行く・孔大寺山 [ 499m ]
登山口〜道標(40分)
登山口は、県道495号沿道にある垂水峠南側に付けられ、湯川山登山口の反対側にある。登山口には道標立てられいきなり深い自然林の中へ踏み込みこんで行く。
孔大寺山は、宗像四塚と呼ばれる連峰の主峰を誇り、4山縦走コースの一角を占め、誘惑に駆り立てられる山として知られる。
登山口は、孔大寺下宮や地蔵峠からのコースが拓かれているが、単身マイカーなら湯川山とセットで垂水峠を登山口から両山を目指してもいい。
登山口入口には、案内板が立てられ山頂まで2・2kmと案内され距離は短い。
孔大寺山登山口
山頂まで2・2k
(城山まで縦走7・8k)
<岡垣町・岡垣登山連盟>
右手に白い木柱を見て、一歩踏み込みロープを手に土壁を登って行く。
大きな傾斜を少し登ると、辺りは自然林と混在しスギ林が広がり、日は届かず辺りは薄暗い。
すぐ左手に、宗像消防本部の名で「火の用心」と書かれ幹に掛けられた案内板を見て登って行く。
右手には、たくさんの幹を立てたマテバシイが随所に幹を立てている。
赤土むき出しの
根っ子の段差
を登ると尾根筋に登りつき、傾斜は幾分ゆるんでくれる。
さらに倒木を踏み越え、落ち葉の道を登って行く。
道沿いには、台風の影響か、小枝が至る所に散乱し靴に引っ掛けてしまう。
傾斜は徐々に増し、たくさんの幹を持つ
マテバシイ
を見て右手へカーブして行く。
右手へカーブすると傾斜は収まり、少し行くとゆるやかに下りだす。
少し下ると、傾斜はなくなりほぼ平坦な道を行く。
ほぼ平坦な落ち葉の道は、ゆるやかに登りさらに下りだす。
しかし、傾斜は小さく足にはほとんど感じない。
右手、自然林の奥には竹も混在する。
分厚く積もる落ち葉に散乱する枯れ枝を避けながら一歩一歩、歩を重ねていく。
少し行くと、またゆるやかに登りだしさらに小さく蛇行し登って行く。
辺りには、マテバシイが多く随所に実を散らしている。
落ち葉の道にはしっかりと踏み跡が付けられ、薄暗い道でも踏みはずすようなことはない。
少し登るとさらに傾斜を増してくる。
しかし、急坂は長くは続かず、傾斜はゆるみ歩きやすくなる。
足元に散らばる
マテバシイの実
に目を取られながら快適な道を登って行く。
道沿いには山頂へ導くように、所々赤いテープが幹に巻かれている。
ゆるやかな傾斜を少し行くと、左手に
大きな木
を見る。
その木の根元を見ると大きなコブをつけている。
道は徐々に傾斜を増し、大きな木から2〜3mも行くと、右手にトラロープが張られ等間隔で結び目が付けられている。
傾斜はさらに増し、根っ子の段差を登って行く。
小さな幹に結ばれた赤いテープを見て登って行くと、ロープは左手にかけられ、7〜8m登ると右手に付け替えられている。
さらに右手へカーブして行く。傾斜はなかなか厳しい。
厳しい傾斜は一歩一歩が足にこたえる。
途中何度も足を休め、
ロープ
に助けられ登って行く。
このロープは下りも役立ち、手袋が欲しい
左手のロープが切れるころ、右手へ直角にカーブし傾斜はさらに増してくる。
さらに左手ロープを手に、7〜8mも登ると左手へカーブし、ロープは右手に付け替えられる。
傾斜は大きく並みの傾斜ではない。
一息つき、右手へさらに左手へ蛇行し急坂を登って行く。
さらに小さくジグザクを切って登って行く。
厳しい傾斜に、ジグザグを切るたび足を休めたくなる。
さらに左手へカーブし
倒木
を踏み越えていく。
左手に黒いロープを見て右手へ急坂を行く。
すぐ左手へ向きを変え、大きな倒木の株の裏側を見ながら登って行く。
この辺りは黒いロープが使われ、手触りはいい。
しかし、帰路は手袋が欲しい。
さらに右手へ鋭角にカーブし、小さくジグザグを切って登って行く。
数メートル登り、左手へ鋭角にカーブし根っ子の段差を登り、黒いロープに体を預けるように登って行く。