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福岡県の山

山頂でのひと時がいい・笠置山 [ 425.1m ]

笠置山頂〜展望(40分) [ この区間の地図 ]

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登りきると、また200坪以上もあろうか、広い平地が広がる。
右手先には、山頂の主のような木に守られるように、根元に小さな祠がひっそりと置かれている。
その先には、「笠置城址」と題して説明板が立てられている。

笠木城址
笠置山(標高425m)山頂にある笠置城址は、築城当初南の嘉穂盆地を正面大手とし、北の千石峡を背面搦手とした天然の地形を利用した山城で、本丸、二の丸、三の丸や幾重にも重なった空堀や石垣の跡がみられます。笠木城の築城時期については、わかりませんが、永禄11(1568)年以前に宗像氏の手によって築かれ、その後秋月氏に移ったとも伝えられています。
この他、落城の際に「馬立馬場」にて白米を水に見せかけ、馬の背を洗ったという「白米伝説」もあり、豊臣秀吉の九州平定の際、廃城になりました。
また、笠置山麓の千石には、大屋敷、小屋敷、屋敷町、小姓町などの地名が残り、往時の繁栄の様子が偲ばれ、山頂尾根には、アカガシとイヌシデの大木があり、低地にまとまってみられることは貴重な存在といえます。
<平成13年11月  宮田町観光協会>


宗像氏は、文字通り宗像大社で知られる宗像市の蔦(つた)岳城を本城に、古代よりこの地域を治めた豪族で、宗像大社の大宮司家でもある。
築城は、1568年前とされる程度ではっきりしない。
宗像氏は山口の大内・陶、さらに毛利氏に通じ、豊後の大友氏と対峙しており、笠木城は大友氏に対する守りの城であったかもかも知れない。
山頂中心部には、国土地理院の三等三角点の石柱や木柱も立てられている。
展望は左手東側に得られ、腰を降ろし足を投げ出し展望を楽しみゆっくりと過ごしたい。
昼食でも取ったら、腰を上げ山頂を南側へ直進していく。
降り口 は右手に付けられ、ロープを手に急坂を下って行く。
傾斜は大きく、落ち葉も多く滑りやすい。
右手幹には、行く手を「千石峡へ」と案内されている。
右手にしっかり張られたロープは途中路面を這い、これを右手へまたぎさらに左手へまたぎ下って行く。
3〜4分も下り右手へカーブすると、ロープはなくなる。
さらに落ち葉の急坂を下ると、道は一変しほぼ 平らな道 になる。
少し下るとヒノキ林が押し寄せてくる。
しかし平らな道は続き、急坂に溜め込んだ足の疲れは次第に失せていく。
道はほぼ南側へ伸び、足早に歩を進めていく。
平らな道を100m足らず行くと、わずかな傾斜で下りだし倒れ掛かる幹をくぐって行く。
根元を見ると、株を浮かしている。
その1本の木には赤いテープが巻かれている。
ヒノキ林には草木が繁茂し、手入れを待っているようにも思える。
さらに快適な道をゆるやかに下って行く。
少し行くと快適な道はゆるやかに登りはじめる。
ゆるやかな傾斜を少し登ると、右手へカーブし下って行く。
歩きやすい下りに足は止まらない。
しかし、急がず快適な道から伝わる感触を確かめるように、一歩一歩を楽しんだがいい。
そして、赤い目印しを見て植林地を行く。

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さらに左手に赤いテープを見て、ゆるやかな傾斜を下って行く。
途中、小さくS字状に蛇行し快適な道を行く。
道はさらに直進して伸びるが、踏跡は右手へカーブして下って行く。
その正面に 赤い同形の道標 が立てられ、その手前から右手へカーブして行く。
辺りはヒノキに替わってスギが植えられている。
道標には、手書きで行く手を「キャンプ場へ」と案内されている。
そして、右手に赤い塗料で書かれた○と矢印を見てゆるやかに下って行く。
道は、ものさしで縦線を引いたような手入れされた美林の中を一直線に伸び、足は美林に吸い込まれるように前へ出、気持ちを引っ張って行く。
歩く気分は実にいい。
少し下ると、左手にまた同形の道標を見る。
その道標を見て10mも下り、小さくへこみ雨期に流れる水路のような箇所を横切り、その水路に沿って左手へカーブして行く。
足元には、枝打ちされた小枝が厚く散乱している。
道標から100m足らず行くと、また道標を見る。
小枝が積もる道は、少し行くと右手へカーブする。
傾斜はほとんどなく、プカプカとしたクッションに足は軽い。
少し行くと、また左手に道標を見る。
林立する 植林地 へ踏み込むと、絵の中に迷い込んだような錯覚にとらわれる。
手入れもよく、垂直に立ち並ぶ様は美林と一口で呼ぶのは余りある。
さらに美林を行くと、路肩補強のためのものか丸太木が通され、親切にも杭が立てられ赤いテープが巻かれている。
道はゆるやかに下り、右手へカーブして伸びる。
道は狭いが傾斜は小さく、次の瞬間を期待するように足早になる。
軽快に足を運んで行くと右手にまた赤い道標を見る。

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道は右手へカーブすると傾斜はゆるみ、ほぼ平らになる。
狭い道の左手は、所々路肩がくずれさらに狭くしている。
そして左手へ一歩下り、平らな道を少し行くと左手へカーブしていく。
左手にピンクのテープを見ると、右手に地に落ちた赤い道標の文字板を見る。
その手前には「山家北九州線」と書かれた立て札を見るが、意味はわからない。
そして右手へ少し向きを変え、ゆるやかに下って行く。
少し行くと、右手にブルーのヘルメットが掛けられているが、なぜそこにあるのかこれもわからない。
右手斜面に露岩を見て少し下ると、水のない沢に出会う。
沢沿いには、コケむした岩が多い。
左手足元には、小さな幹を縛り付けるようにらせん状に巻きつくカズラを見る。
このコースは自然の大きな変化は期待できないが、飽きない程度に目を楽しませてくれる。
道は少し傾斜を増して下り、正面に 後ろ向きの道標 を見る。
すぐ水のない涸沢に降り、右手へ岩の多い沢床を行く。
以前は、この沢を渡り右手へカーブして行ったような記憶があるがはっきりしない。
沢床に付けられた薄い踏み跡を辿り、1〜2mの岩の段差を降り、さらに巣のように絡み合う流木を見て左手へ巻いていく。
さらに、左手に赤いテープを見て涸れた沢床を下って行く。

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さらに20mも沢床を下ると、左手へ沢床を離れ落ち葉の道を下って行く。
10m足らず下ると、右手に見慣れた道標を見る。
すぐ左手へ向きを変え、沢に沿って14〜5mも下ると 小石の道 になる。
小石の道は歩きやすく、浮いた株を見てゆるやかな傾斜を下って行く。
少し下ると、小石は少し大きくなるが歩くのに支障はない。
すぐ岩の段差を降りるとまた歩きやすくなる。
途中、 路肩が崩落 し脇見すればあぶない。
道は狭いが、一人歩くのには十分で、ゆるやかな下りに踏み出す足は速くなる。
しかし、右手斜面に目を下ろすと、深く落ち込み目は足元から離せない。
少し下ると、左手に道標を見る。
道は、道標を2〜3m過ぎると、右手へ鋭角に分岐しバックするように下っている。
この分岐にかまわず直進し、落ち葉の道をゆるやかに下って行く。

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