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九州山クラブ アウトドアを楽しもう!九州の山々を登山記録として紹介

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福岡県の山

尾根道を行く・金山 [ 967.1m ]

登山口 → 城山(所要時間:約40分)

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三瀬峠東側に付けられた登山口には、金山まで3.7キロメートルと書かれた 標柱 が、右手に立てられ、400m足らずの高度差を行く。

ここを数メートル登るとすぐ左手にコンクリートの祠が安置されている。
道は左手北側へ登り、祠を見てすぐ右にカーブしながら東の方へ、斜面に付けられた道を登って行く。
少し行くと道は広くなり、周囲は自然林に覆われた快適な斜面の道を登っていく。
2分ほど登っていくと、左手に「背振山系火災連絡協議会」によって「山火事注意」と書かれた 白い標柱 が立てられている。

道は多くの登山者に踏み固められ、快適な歩行が楽しめる。
足元には、じゅうたんを敷き詰めたように落ち葉に覆われ、サクサクと音を立て登っていくのも山ならではの味わいである。
ゆるやかな落ち葉の道を2、3分ほど登っていくと平坦な道になる。
平坦な道はすぐに登りだし、右手へカーブし、さらに2、3分登っていくと前方に明かりが差し込み、天井が開け左手北側に視界が広がる。

道の両サイドには小竹が生え、 狭い平坦な道 は15メートルほど続く。
後ろを振り返ると、登山口から井原山を目指す山の稜線が美しい。 道は右手へカーブし、小竹の道を過ぎると、再び自然林の傾斜のある道を登って行く。

少し行くと正面に 標柱 が立てられ、三瀬峠と金山方向を教えてくれる。
道はその標柱から左へカーブし、東の方へ延びており、やせ尾根をゆるやかに登っていく。

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足元には階段状に木の根が伸びており、これを足がかりに登っていく。
道は急坂ではないが、体全体から汗がほとばしり、熱気が帯びてくる。
細尾根を3〜4分ほど、ゆるやかに登って行くと、道はほぼ直角に右手にカーブし、少し行くと右手に 標柱 が立てられ「三瀬峠:1km 金山:2.7km」と案内されている。
さらに細尾根の北側に付けられた道を東の方へ急坂を登っていく。
登山口から約20分位経過している。
急坂を少し登り、倒木をくぐりながら、さらに4〜5分ほど登って行くと、左手に小石を50センチメートルほど積み上げた小さな石柱が建てられている。

左手にコケを付けた岩を見ながら、右手へカーブし登って行くと、 緑色にコケむした岩 が目立ってくる。 道は細尾根をゆるやかに登っていく。

周辺は、自然林があふれ気持ちは清々しい。
かつて林野庁から「森林浴」という構想が打ち出され、耳ざわりのいい感触を憶えているが、これは森の香りを浴びて心身を鍛えようとの趣旨である。
森の中には、殺菌力がある香気が漂い、人の風邪さえ直すとの学者の意見もある。
その香気はフィトンチッドと呼ばれ、語源はロシア語だという。
フィトンチッドが森に発散され、これが植物を襲う微生物に対し殺菌する作用があり、一方人間をすがすがしい気分にさせる作用もあると指摘されている。
植物は微生物に対し、逃げ回ることができず唯一の対抗手段である。
森林は、人に優しい香気を出して、人の助けを求めているのかも知れない。

さてコケむした岩を通り過ぎると小さなピークに立つ。
右手に見落としそうな 小さな古い案内板 が幹にかけられている。
文字は読み取りづらいが「三瀬山=790M」と書かれている。
この案内板から木の根に助けられ急坂を下って行くと、目前が明るくなる。

鞍部に着くとそこには草原が広がり、思いもつかぬ光景に、気も晴れフィトンチッドに劣らぬ太陽の香気に元気を感じる。
季節のいい時はここで一服すればいい。
秋には、70〜80メートルほどの道の両脇に、銀色に輝くススキ原と化す。
正面には小高い峰があり、急坂を察知するが、道は登りかかると左手へ延びて、さらに右手へカーブしピークを避けるように付けられている。 急坂ではないがゆるやかでもない。 3〜4分も辛抱し登っていくと、ほぼ平らな道となる。

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ここにも石積みの上に 石柱 が立てられている。
幹には、山頂への道を示す赤い塗料が塗られている。
道はゆるやかに登っており、石柱から1分も行けば小さなピークに立つ。
これを右手へ、ほとんど平坦な道をゆるやかにカーブし登っていく。

さらに左へカーブし、左手へゆるやかに下りだす。
道は小さく蛇行しながら細尾根の左手北側を、東の方へ向かって伸びている。

道はすぐゆるやかに登りだし、小さなピークに着くと、ゆるやかに下って行く。
左手前方には金山の山容が樹幹に見え隠れする。
さらにゆるやかに登りだし、少しずつ傾斜を増してくる。

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