シャクナゲの自然歩道を行く・犬ヶ岳 [ 1130.8m ]
一の岳〜大竿峠(15分)
一の岳山頂入口右手には、道標が立てられ行く手を「大竿峠:0・5km 犬ヶ岳:1・2km 笈吊峠:2・4km」と案内されている。
山頂には2台のテーブルが用意され、腰を降ろし体を休めればいい。
正面には九州自然歩道の案内板が、左手には求菩提山登山歩道の案内板が立てられ、その左手に一の岳の説明板が立てられている。
一の岳(笹の宿)
一の御岳、二の御岳、三の御岳の名称は神を祭った場所の名称である。この一の御岳を現在一の岳と読んでいる。また別名、一の岳を笹の宿ともいい、それは山伏たちの峰入りのさいの宿のことである。この下に鈴の中尾があり、これは山伏の衣、鈴懸とも書くが山伏装束からきた名前である。
<環境庁・福岡県>
求菩提山登山歩道の案内板の右手には道標が立てられ「杉ノ宿跡」と案内され道は分岐し下っている。
中央部にこんもりと盛り上がったところには、国土地理院の白い木柱が立てられている。
山頂で一息ついたら
直進して右手へ
下っていく。
ここにも木段が付けられ、左手へカーブしながら10段ほど下りリョウブの木をくぐっていく。
右手には、「ミズナラ」の樹木板を見てさらの木段を下っていく。
木段は20段ほど数える。
下りきると、傾斜はなくなり快適な道を行く。
快適な道を10mも行くとゆるやかに登りだし、左手に「こはうちわかえで」の樹木板を見る。
5〜6mも行くと右手へカーブし下りだす。
登りも下りも傾斜は小さく、足に疲れは生じない。
さらに気持ちのいいササ道を行く。
少し行くと、右手に例の案内板を見る。
このコースに立てられた案内板は、みんな同文の案内板で占められている。
さらにササ道をゆるやかに登って行くと、左手に「えごのき」の樹木板が目に付く。
快適なササ道を、エゴノキを見て1分余り小さく蛇行しながらササ道を行くと、また木段になる。
ここにも脇道が付けられ、木段を登る登山者の踏み跡はない。
10段足らず数え左手へカーブすると傾斜はなくなる。
さらに10mも行くと下りだし、すぐ平らな道になる。
平らな道をさらに10mも行くと左手に木柱が立てられ「野峠から4000M」と案内されている。
もう犬ヶ岳まで1km余りと脳裏に浮かぶ。
さらに快適な道は一歩一歩に距離を稼いで行く。
木柱から6〜7mも行くとゆるやかに登り、数メートル登るとまた下りだす。
下りだした辺りの左手に「みずなら」の樹木板を見る。
そしてほぼ平らな道を行く。
道は歩きやすく気分はいい。
快適な道を右手にカーブすると左手に「どうだんつつじ」の樹木板を見る。
ここから左手へカーブし、木段を下っていく。
傾斜も大きくさらに長く帰路の登りが気になる。
木段を50段も数える。