少し行くと、┬字形の三叉路に出会う。
左手は、三瀬峠を越え脊振山へ通じる。
ここには、案内板が立てられ、赤い矢印で山頂を案内している。
井原山は右折しゆるやかに登って行く。
ここから井原山は一本道だ。1、2分も行くとミツバツツジのトンネルを行く。
道は小さなピークを登るとすぐ下りだ し正面にピークを見る。

しかし、目前の峰は井原山ではない。
井原山は、その先にある。
下りきると、そのピークを登っていくのだが、意外と傾斜はきつい。
右手に「コオニユリ」の花を見て登っていく。
道は蛇行しながら、ピークに向かって伸び、 辛抱して2〜3分も登ればピークにたどり着く。
やっと、 井原山の山頂 を目にすることが出来る。
井原山頂に立つ登山者の姿をうかがうことができる。

このピークを下って行くと、もう山頂は目前に見えており、最後の登りも頑張りがきく。
ここから、2〜3分も登れば山頂に着く。

山頂からは360度見回すことができる。 北側には、玄界灘が視界から消えるまで広がっている。
目を引くと、眼下には福岡市西区辺りの市街地が広がり、右手に目をやると、福岡タワーも目にすることができる。 東側には、金山・さらに遠く脊振山が遠望できる。

山頂は、腰を下ろす場所はあるが、真夏日は往路を戻り、三叉路辺りの潅木の中に場所を選ばざるを得ない。 帰路には、またキツネノカミソリが待っている。