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九州山クラブ アウトドアを楽しもう!九州の山々を登山記録として紹介

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福岡県の山

夜景に酔う・福智山 [ 966.6m ] − 鷹取山 [ 633m ]

駐車場 → 林道入口(所要時間:約25分)

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駐車場から車道を行くと、福智山ダム工事のため、車止めが設置され車は進入禁止とされているが、平成17年度には供用される。
ダムは、堤高:64・6m、堤長:255mあり、256万立法メートルの有効貯水量を持つという。
車止めの手前から案内板を見て、左手へ加工された丸太の階段を登って行く。
車道には、犬を連れた人や夫婦連れが散歩している光景を見かけるが、車道は大きく蛇行して伸び、階段を登った方が近道となっている。
階段はゆるやかに登っている個所もあるが段差が大きい所もあり、はじめから額に汗を流すこととなる。
途中、平地もあるが、すぐ階段となり、左手にカーブして階段を登りきると車道に出会う。
車道までは約5分を要する。
車道に出ると、前方右手の下の方には、 巨大なコンクリートの福智山ダム の全景が視界一杯に広がる。
さらに目を上ると、これから目指す福智山が、遠くその頂をわずかに見せている。
ため息が出るほど距離感を感じる。
この距離感に一瞬不安を感じてしまうが、この距離に元気をみなぎらせ、胸をときめかせる登山者も多い。
帰路、ここに立ち福智山を仰ぎ見る時、自分の偉大な足に感謝してしまう。
ダムサイドを通り抜けると、ダムは工事期間中といえども、満々と水を蓄えている。
さらに車道をのんびり5分も歩いて行くと、道はダム湖を巻くように右手へ大きくカーブしている。
その角の左手に雲取山への登山口があり、 山頂まで1.95キロメートルと書かれている
右手へカーブし1〜2分ほど行くと右手に、伝説の記念碑が建てられ、 休憩できるスペース が設けられている。
さらに伝説の碑から5分も行くと、右手に三軒家橋が見えてくる。

「シイラク」伝説の碑
昔この付近には「シイラク」が棲んでいたという洞窟がありました。 シイラクは別名「しい」と呼ばれ、なぜか、筑紫の国(福岡市)と周防灘一帯(山口県)にしかいなかった架空の怪獣です。 その姿は、いたちに似て目が一つで牛馬をくい殺すと昔から語り継がれ、農民たちにとても恐れられていた。
以降略:::
平成十五年三月、福智山ダム建設に伴いその洞窟が、湖底に没したため、シイラク伝説を後世に残すため建てられた。

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