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福岡県の山

照葉樹林を行く・足立山 [ 597.8m ]

妙見神社上宮 → 山頂(所要時間:約20分)

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石段を登りきると、両脇に狛犬が、ここはイノシシではない。
さらに 石の鳥居 をくぐって行く。
ここの鳥居には額束は付けられてはいない。
鳥居をくぐると、幅6〜70センチメートルほどのコンクリート道がまっすぐ伸びる。
この正面突き当りに 上宮 がある。 上宮の前に立つと、道は右手にカーブ、堤防を登るような感じで、10段ほど木段を登る。

さらに、下ったところは三叉路になっており、左手は小文字山への登山道が伸びている。
ここにも 標柱 が立てられ「小文字山:1.5km」右手は「足立山:0.5km」と案内されている。
ここを右手にゆるやかに下って行く。
道の右手、林の奥には、先ほどの石段と並行して東側へ下っている。
少し下ると傾斜は増し、5段ほど段差の大きい木段を下る。
左手周辺には大きいスギが目立つ。
その樹間に足立山の斜面が見え隠れする。
斜面に付けられた狭い道を、ゆるやかに下って7段ほど木段を下る。
しかし木段より左手脇道が下りやすい。
さらに25段ほどあるが、ここにも脇道がつけられている。
下りきると三叉路になり、左手へバックするように伸びているが、ここは「防衛庁用地につき立入禁止」とされている。

ここから20メートルほど直進して下ると 三叉路 に着く。上宮からは100メートル、3分余りで着く。
左手には、標柱が立てられ、後は「上宮:0.1km・小文字山:1.6km」「足立山登山口:2.0km」、行く手を「足立山:0.4km」と案内されている。
右手へ数メートル行けば、上宮への石段へ通じる。
さらの企救自然歩道の案内板も立てられている。
この案内板には、足立山山頂まで15分と書かれている。  山頂はここを左折する。
すぐ左手に「足立山へ」と書かれた標柱を見て登って行く。
少し登って、道を左手へはずれ数メートル踏み込むと、腰を降ろしたいような空間がある。
そこには大きなスギの枝に ブランコ が作られ、ここで一息ついてもいい。
登山道に戻るとさっそく木段が付けられ、40段ほど数える。
途中、木段は一部2列に付けてある。

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少し登ると、左手に 赤い看板 が幹に掛けられ、「防衛庁用地につき立入を禁ずる=富野分屯地指令」と書かれている。
これを見て一瞬戸惑う。
「ここから先は行けないのか」と不安を抱くが、この道は間違いなく企救自然歩道であり、行けない筈はないと思い返し木段を登って行く。

さらに、木段は続く。4段、5段、9段と登って行く。
35段ほど数えるころ、左手に「足立山へ」と書かれた標柱を見る。
さらに10メートルほど登ると、 左手斜面が開け 、そこを2〜3メートルほどよじ登ると、北側に素晴らしい展望が得られる。
小倉北区辺りの市街地を眼下に収めることができる、その向こうには 北九州港 が青く澄んで見える。

展望を楽しんだら、登山道へ戻りさらに登って行く。
道は東の方へ伸びており、すぐ木段を2段登り、歩きやすい ゆるやかな登り を行く。
すぐ正面左手に根を下ろす木が、頭上を横ぎり、南側へ日を求め伸びている。
その幹をくぐると、また、左手に自然の展望所があり、岩を登って行く。
そこからも同じような展望を見ることができる。
道はここから一旦下り、ゆるやかに登りだす。

すぐ木段になり、左には防衛庁の赤い「立入禁止」の看板を見る。
さらに木段を11〜2段ほど登ると、快適な平坦な道になる。
道には落ち葉が多く積もり、サクサクと、耳ざわりのいい音に乗って歩を進めて行く。


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すぐ左手には、 標柱 が立てられ、「妙見神社上宮へ0.4km 戸ノ上山へ6km」と案内されている。
ここを少し登ると、足立山山頂に着く。
山頂は 2台の木製のテーブル が置かれ、このベンチに腰を降ろし、小倉市街地見下ろしながら、地球の果てまで見えるような展望を楽しめばいい。

山頂入り口右手には「ここは自然公園区域内です。マナーを守って利用しましょう。自然を大切に」と書かれている。
戸ノ上山へは、ここを直進し下って行く。
登山口へは往路を戻る。


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