照葉樹林を行く・足立山 [ 597.8m ]
砲台山 → 妙見神社上宮(所要時間:約25分)
山頂は広く、中央部には円形の
ベンチのような形をした露岩
がある。
南東の方には、小倉南区辺りの市街地が眼下に見える。
右手南の方には羊群原を経て登る、貫山が一望できる。
振り返ると、
東の方には目指す足立山
が目前に、その全容を見せてくれる。
ここで一息ついたら、分岐へ戻る。
分岐から東の方に
平坦な道
が伸び、直進し左手へカーブして自然林の中へ入っていく。
1、2分足らずいくと正面左手の
コンクリートの壁
に、赤ペンキで「足立山」と大きな文字で書かれ、 足立山の方へ矢印も付けてある。
そこから右手へ向きを変え、小竹の多い道を登って行く。
道は歩きやすいが傾斜は大きい。
分岐から3、4分も行くと、右手南東の方に
展望
が開ける。
右手へ数メートル行き、岩の上に立つと、小倉南区の市街地が眼下に広がり、JR日豊本線や九州自動車道・北九州都市高速が交差する。
さらに、貫山や周防灘も一望できる。
展望所を離れるとまた、薄暗い自然林の中を行く。
平坦な尾根道を行くと、ゆるやかに登りだす。
尾根道は、何処からともなく、そよ風が流れ、汗ばむ体をいたわってくれる。
少し行くと、また右手に展望が開け、先ほどと同じような光景を目にすることができる。
すぐ、薄暗い自然林の細い尾根道をゆるやかに登って行く。
道は少し登ると平坦になり、ゆるやかに下って行く。
明かりは閉ざされ、シャッターはなかなか切れてくれない。
少し行くと細尾根の左手には、ヒノキが植林してある。
1、2分も行くと、道は右手へカーブし、斜面の道をゆるやかに登って行く。
左手には、大きなスギの木が幹を伸ばしている。
斜面の道をさらに1分も行くと、また左手に大きなスギ。
大スギ
から数メートル行くと三叉路になる。
大スギは三叉路を直進し下ったところにも数本、人の腕のように大杉独特の枝を伸ばしている。
山頂へは、ここを左手に鋭角にカーブし登って行く。
三叉路正面には、
標柱
が立てられ、行く手を「至妙見山・足立山」と案内している。
左手へカーブすると、すぐ右手足元の岩に「足立山」と赤いペンキで書かれている。
急坂を少し登ると右手へカーブし、自然石の
石段
になる。
傾斜はきつく、一歩一歩踏み上げ登って行く。
さらに、右手へカーブし急坂を登って行く。
左手の大きなスギの根の段差を登ると傾斜は収まる。
三叉路から3、4分も登ると、道は傾斜をゆるめ、わずかな傾斜で下りだす。
正面には大スギが数本、道に沿って大きく幹を立てている。
辺りを見回すと、大スギが各所に居場所を誇っている。
大スギが集まった光景を見ると、なんとなく上宮が近いことを察する。
木の根を階段代わりに登って、2分も過ぎると、左手に
標柱
が立てられ、右手へ「足立山」、直進すると「妙見神社上宮」と案内している。
ここで一息つき、標柱に従い上宮へ石段を登って行く。
疲れた足には、階段はこたえるが、辛抱して1段1段登って行く。