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佐賀県の山

ぐるっと周回コースがいい・多良岳2 [ 986m ]

見上坂〜(多良川源流経由)尾根筋分岐(30分)
[ この区間の地図 この区間の高低図 ]

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木柱の足元には 文字板 が落ち「多良岳頂上迄1000M」と書かれている。
さらに、「見上坂(多良岳国見岳ヲ望ム)頂上迄40分」と書かれた文字板も見る。
昔日、名前のとおりここから多良岳山頂が望めたのか知れないが、今は自然林で山容をうかがうことはできない。
すぐ先には炭焼跡の石積みがその形をはっきりと見せている。
一息つき「イヌガヤ」の樹名板を見て、ほぼ平坦な道を行く。
左手に立つ大きなスギの幹に触れ、少し行くとコケむした岩が多く辺りの気配が変わってくる。
さらに、正面にスギの大木を見て左手へ、コケむした岩がゴロゴロと重なる涸沢を渡って行く、この時期水の流れは見られない。
そして、正面に巨スギを見てその先から右手へ登って行く。この辺りは大きく育ったスギが多い。
岩道を数メートル行くと、 矢印の案内板 が幹にくぎ打ちされ「多良岳:1・1km 中山キャンプ場:1・2km」と書かれ、山頂まで半分の道のりを過ぎたことを教えてくれる。
その先の巨スギには文字板が掛けられ「すぎ(実生)」と書かれ、自然に育ったものらしい。
辺りは、薄暗い自然林の中に、苔むした岩が一面を覆い、幽谷深山の神秘な気配を漂わせている。
右手に大きなヤマザクラを見ると、またゆるやかな傾斜の石段になる。
辺りは、暗夜の中を行くように暗く写真にならない。
かと言って、フラッシュを使えば電池が足りない。
理屈になるが、有りのまま移すこととした。
さらに、「コハウチワカエデ」「ヤマザクラ」の樹名板を見て石段を登って行く。石段はさらに遠くへ伸びる。
右手幹に釘付けされた 赤い矢印の案内板 には、「多良岳:1・0km 中山キャンプ場:1・3km」と教えてくれる。
少し行くと、右手に木柱から外れ、落下してしまった文字板が目に止まり「多良岳1・0km」と書かれている。
さらに、薄暗い石段を登って行く。石段はまだ視界に消えるまで続く。
そして、石段を数えるように登って行くと、待ちかねたように 矢印の案内板 が幹の根元に隠れるように置かれ「多良岳:0・9km 中山キャンプ場:1・4km」と書かれている。
石段はさらに続く。途中右手に「カナクギ」「エゴノキ」の樹名板を見る。
右手に目を移すと、深緑色に苔むした岩々が隙間なく重なり合っている。
そして石段を右手へカーブし登って行くと、また樹名板が掛けられ「シラキ」と教えている。
さらに石段を登っていく。
少し行くと、薄暗い中に空間が広がる。
天井高く見上げると幹先の葉の隙間にわずかばかりの青い空が伺えるが、足元を照らすほどではない。
右手に青い矢印の案内板を見て、その先に眼を移すと2本の文字板が見える。

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道から右手へ数メートル行ったところに木柱が立てられ、 文字板 は2段付けられ、「多良川の水源地」「多良岳頂上迄670M」と書かれている。
木柱には「太良町」と記されている。
平成16年当時は、足元に「多良川水源地頂上迄30分」と書かれた文字板が倒れていたのを思い出す。
木柱のそばにはわずかばかりの清水が、滴るように流れ落ちている。
道沿いの左手には、ベンチが置かれ一息つけばいい。
水源を漂う香気を胸いっぱい吸い込み、腰をあげ右手へカーブし石段を登っていく。
左手にカーブすると左手にほとんど壊れ、見る形もない炭焼釜跡が目に入る。
すぐ、左手に3番のレスキュウ—ポイントを見る。
さらに10mほど石段を登って行くと、右手に「シロダモ」の樹名板を見る。
水源から50mも進んだろうか、右手に例の 矢印の案内板 が地面に置かれ「多良岳:0・8km 中山キャンプ場:1・5km」と案内している。
石段は少し傾斜を増してくる。石段は、昔日山伏が人力で敷いたのか、その途方もない労力に驚かされる。
「シラキ」の樹名板を見て少し登ると、正面に珍しくもヒメシャラが一歩一歩を誘うように赤い肌を見せている。
ヒメシャラは、夏に椿に似た白い花を咲かせることから、夏ツバキともいう。
そして右手へ向きを変え、石段を登っていくとハート形の葉をもつ「シロモジ」を見る。
大きな傾斜の石段を登っていくと、踏み跡は右手へ伸びる。岩道は直進するようにも伸び、右手に2枚の文字板が置かれ「多良岳頂上迄540M」「夫婦坂」とそれぞれ書かれている。
夫婦2人連れであれば、別々に登り2個の大岩の所で一緒になればいい。
「夫婦坂(右左仲良ク)頂上迄20分」と書かれた 文字板 にも目が行く。
一息つき、右手へ大きな傾斜の石段を登っていく。
左手には「チドリノキ」の樹名板が幹に掛けられ、目を上げると葉は桜に似ている。
さらに6〜7mも登ると、右手に 矢印の案内板 が掛けられ「多良岳:0・7km 中山キャンプ場:1・6km」と書かれている。
さらに石段を登っていくと、 中央部に石柱 のような自然石が打ち込まれ、杭のように突き立っている。
横見すれば、これにぶつかり膝を痛めかねない。
左手には、林内に夫婦岩のように2個の大岩が見える。
さらに石段を登っていく。少し登ると傾斜はゆるみ、右手へカーブしていく。
すぐ左手へカーブすると、少し傾斜を増してくる。
左手には、「ヤマボウシ」の樹名板を見る。
そして、7〜8mも進み右手へ登っていくと尾根筋の鞍部に着く。

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