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九州山クラブ アウトドアを楽しもう!九州の山々を登山記録として紹介

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佐賀県の山

県境の尾根を行く・脊振山 [ 1054.8m ]

砂地ピーク → 唐人舞(約20分) [ この区間の地図 ]

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砂地で一息つき、分岐へ戻り左手に両端が赤く塗られた立て札を見て左折していく。
道は数メートル登るとゆるやかに下りだし、徐々に傾斜を増してくる。
辺りには、 ミツバツツジ が多い。
春には花のトンネルと化し、これをくぐって行くと童心に返ったようで実に楽しい。
下りきると、傾斜はゆるみほぼ平らになる。
道沿いには、ツゲの木も目に付く。
そのツゲは、印鑑やくしの材料で知られる。
そのツゲとミツバツツジが相互に枝を伸ばしている。

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砂地から3〜4分も行くとゆるやかに下りだし、 道は、浅く掘り込まれたような状態になり右手へカーブしていく。
この辺りは粘土質の滑りやすい裸地になっており、用心して下っていく。
さらに1〜2分も行くと、左手に「九州自然歩道」と書かれた標柱が立てられている。

すぐ、段差を降り8段ほどの 木段 を下っていく。
さらに木段は続き、34〜5段を数える。
下りきると、また平坦な道になる。 周囲は小径木の自然林が密生しどこまでも続く。
平坦な道は、すぐ下りだしまた平坦な道へ変わる。

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道には、9月の台風の影響なのか小枝や青い葉が一面に散らかっている。
自然林の足元には膝上ほどのササが密生し地面を覆い隠している。
平坦な気持ちのいい道に、左手から伸びてきた幹をくぐり、すぐ、右手へゆるやかに下っていく。
この辺りは、 なぜか左手から倒れかかる木が多い
しかし、首を曲げる程度で腰から曲げる高さではない。
むしろ歩きやすい快適な道に満足する。

木をくぐって1〜2分も行くと、 道はミゾ道 になる。
しかし、歩くのに支障はない。 また、傾斜も少なく滑るようなこともない。
この辺りに限ったことではないが、倒れる木はリョーブの木が多い。
途中、歩きづらい所には脇道が付けられている。
ミゾ道を、2〜3分も行くとまた歩きやすくなる。

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左手から倒れかかる木を見て、さらに平坦な道を行く。
少し行くと、何を間違えたのか左手から真横に 幹を伸ばし 、道の上で幹を立てている。
この木を右手によけてなお平坦な道を蛇行して行く。
道は雨水が流れるミゾのようになってくるが、浅く快適な歩行に支障はない。
展望は、密生する自然林にさえぎられ全くない。
傾斜のないほぼ平らな道を、ゆるやかに蛇行を繰り返していく。
平らな道は、街中の公園と変わりないが、尾根筋の道は起伏にあわせ登山者の足で踏み固められ飽きない程度に蛇行し一味違う。

ほぼ平坦な道を、時間を忘れながら歩いて行くと左手に展望が開けてくる。
ここを左手へカーブしていく。
さらに右手へカーブすると、また 自然林に展望は消され 、低い自然林のトンネルを頭を下げながら歩いて行く。

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少し行くと 右手に道標 が立てられ、「椎原峠:1.4km 脊振山:2.6km」と書かれている。
さらに右手は「唐人の舞」と案内されている。
道標に従い、右折して唐人の舞へ行くこととする。
道は、ササの多い狭い道をゆるやかに登っていく。
少し行くと、その正面には{唐人舞}と書かれた説明板が立てられ、 右手へ段差を登るとすぐ唐人の舞に着く。
唐人の舞は分岐から1〜2分で着く。

唐人舞
昔、唐の人が、この地を訪れたとき、眺望のすばらしさに驚き、また、遠くふるさとをしのんで、石の上で舞ったと伝えられている。

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ここは、稜線上のピークを成し、正面の岩に立つと360度の展望が得られる。
西側に見える金山は、幾重にも重なる峰々の向こうにまだまだ遠い。
北側には、眼下に福岡市街地が一望できる。
振り返ると、脊振山頂にあるドームはさらに小さく見えている。
ここで一息つき水分でも補給し、唐人が眺望の素晴らしさに驚いたというこの場所で、同じ眺望を楽しむのもいい。

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