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佐賀県の山

のんびりと歩く九州自然歩道・蛤岳 [ 823m ]

林道出会い(水功碑往復) → 分岐(約30分)

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ピークから3〜4分も行くと、道は左手へカーブし裸地の滑りそうな急坂を下るとまぶしいくらいい明るい林道に出会う。
永山地区から伸びてきた林道は、左から右手へ伸びている。
山頂へは、この林道を直進して横切り右手へ登っていく。
この道は、林道と同じほど広く林道と呼んでもおかしくない。
この出会い左手には、 道標 が立てられ「坂本峠:3.2km 蛤岳:0.9km 永山:4.5km」と案内されている。

林道を横切り右手へ、左手に先が赤い立て札を見てゆるやかに登っていく。
左手からは、沢に流れる水の音が聞こえてくる。
左手へ1歩踏み込んでみると、コンクリート造りの3面張り水路がつけられている。
林道出会いから2〜3分も登って行くと、 右手に196番の標柱 が立てられ「脊振山:5.0km 基山:19.5km」と案内されている。

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すぐ左手に水路が現れ、道に並行して伸びている。
水路脇にはシダが多い。
右手には、 太目のスギが、道に沿って並ぶように幹を立てている
どのくらい年輪を重ねているのか推察できないが、枝もしっかりと力こぶを見せつけるように曲げている。
スギ並木を見上げながら、標柱から3分も行くと右手に 「蛤水道」と題した説明板 が立てられている。

蛤水道
この水道は、成富兵庫茂安の三大事業のうちの一つで(1615年〜1623年)蛤岳に水路150mをつくり、大野川から筑前に落ちる水を引いた水道である。 現在の水路はコンクリート水路に改修され、約1077mであるが、随所に昔の工事あとが見られる。 道の終点の右手に成富兵庫の水功碑がある。

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右手には、道を案内するように大きなスギがどこまでも続いている。
左手には、水路を流れる水の音が絶え間なく聞こえてくる。
道は、その間を蛇行しながら伸び、足にはほとんど感じないゆるやかな登りを3分余行くと、右手に「君もなろう 緑の保安官」と書かれた案内板が立てられている。

少し行くと、 木橋 になりこれを渡って行くと、すぐ先の 左手水路に木橋 が架けられている。
山頂へは、この木橋を渡っていく。
ここには道標が立てられ「蛤岳:0.6km 蛤水道源流:0.4km 坂本峠:3.5km」と案内されている。
さらに、「成富兵庫茂安の水功碑」の説明板も立てられている。
山頂への急坂をたどる前に、400mほど先にある蛤水道水源へ行くこととする。
水源へは、広い道を直進して行く。
水路に沿って伸びる道を少し行くと、道は右手へカーブし 狭い水路の縁 を左手へカーブしていく。

成富兵庫茂安の水功碑
この水道沿いを終点まで行くと右手に成富兵庫の水功碑があり、毎年春三田川町・東脊振村の人々が、水路清掃を兼ねて集まり兵庫祭りを行って、その遺徳をしのんでいる。

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水路には、染み出す程度の水量で流れはない。
道には、平成16年9月に来襲した、台風18号・21号の影響か、道には葉や小枝が散らばっている。
しかし歩くのに支障はない。
歩きやすい平坦な道 は、水路と寄り添うように共に蛇行し伸びている。
右手には、またスギ林が広がってくる。

4〜5分も行くと道は右手へカーブし、すぐコンクリートで造られた「なめし」とでも呼ぶべきか、左手水路に水面が一定程度上がればここに流れ出てくる仕組みの構造物がある。
その右手の踏み跡を行く。
少し行くと又同じ構造物がある。 さらに右手へカーブして行くと、 途中路肩が欠落 し狭くなっている。
すぐ左手へカーブして行くと、右手に展望が開けてくる。
ここを3〜4分、大きなスギを右手に平坦な道を行くと正面が開けてくる。

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左手には「蛤水道」と書かれた説明板が立てられている。
すぐ先には、白い支柱が立てられ「一級河川 坂本川起点」と書かれているこの水路は、一級河川ということで同じ一級河川でも筑後川とはあまりにも違いすぎる。
正面は、湿地のような景観で、遠く背振山の稜線に自衛隊基地の赤い鉄塔が見える。
ここを右折すると、すぐ右手に成富兵庫茂安の 水功碑 立てられている。
その先には立派な木橋が架けられている。ここで一息つき分岐へ戻る。

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