のんびりと歩く九州自然歩道・蛤岳 [ 823m ]
林道出会い → 林道出会い(約50分)
林道出口の右手には、
道標
が立てられ「蛤岳:3.1km 坂本峠:1.0km」と案内されている。
林道は、左手永山地区から伸びてきており、登山道と接するところで左手にカーブし、山頂へはこの林道を直進して行く。
林道は右手にも伸びているが、トラロープが張られここは立ち入り禁止とされている。
右手には、「105」番の立て札が目に入る。
天井が開け明るい林道を直進し
ヒノキ林
を行く。
林道はすぐヒノキ林を通り右手へカーブし伸びている。
山頂への道は、林道と別れ直進して行く。
正面右手には先が赤い立て札が、左手には
「九州自然歩道」と書かれた標柱
が立てられている。
ここから直進し林の中へ
入っていく。
林の中にはスギが混在し、薄暗い道を少し行くとU状に掘り込まれたような落ち葉の多い道を登っていく。
ここを少し登ると、道は右手へカーブし歩きやすいゆるやかな登りになる。
道は、少し傾斜をゆるめすぐ左手へカーブしゆるやかに下っていく。
さらに、右手へカーブし下っていくと、
右手に標柱
が立てられ「脊振山:7.0km 基山:17.5km」と書かれている。
ここを右手へゆるやかに下っていく。
道はすぐU状に窪み表土が流され赤土の裸地になる。
裸地はさらに深くなり、底は狭く足がやっと入る幅の滑りやすいミゾ道に変わる。
ここを下ると、木橋が架けられている。
木橋
を渡り、落ち葉が溜まる裸地のミゾ道を登っていく。
少し行くと、右手から枯れ木が倒れかかりこれをくぐっていく。
道を横断する木の根が多い道を少し行くと、 右手の幹には赤いテープが巻かれ、すぐ先には、リボンのように結ばれている。
そこを少し登ると、落ち葉の多い歩きやすい道に変わり、ほぼ平坦な道をゆるやかに下っていく。
木橋を渡り、2〜3分も行くと
右手に四角い案内板
が立てられ「自然愛護 草木をとらないように」と書かれている。
ほぼ平坦な道を快適に距離を縮めていく。
蛤岳への道は、起伏は多いが高低差は少なく全体として
のんびりとした歩行
が楽しめる。
さらに、平坦な道をゆるやかに蛇行していく。平坦な道は、疲れることもなく実に気持ちいい。
案内板から1〜2分も行くと、右手にたくさんの枝を広げる木を見てなお平坦な道を行く。
少し行くと、道は左手へカーブしゆるやかに登っていく。
左手には、ヒノキ林が迫り少しづつ傾斜を増し、左手へカーブするとすぐ下りだし
平坦な道
になる。
少し行くと辺りは、いつの間にかヒノキ林は消えうせ、豊富な自然林に覆われてくる。
道はその自然林を縫うように伸びている。
そしてゆるやかに右手へカーブし、わずかな傾斜を下っていく。
さらにゆるやかに登っていくと、徐々に傾斜を増してくる。
しかし疲れを感じるほどではなく
すぐ平坦な道
になる。
この辺りもアップダウンは小さく、さらに左右に蛇行する道は、街並みを行く直線的な平坦な道の連続より変化に富んで疲れもなく気分がいい。
ほぼ平坦な道は、狭くなり左手へカーブしまたゆるやかに登っていく。
道は、すぐ元の幅に戻り傾斜はなくなる。
道には、落ち葉が多く乱れることのない足音に調子を乗せ、快適に歩を進めていく。
少し行くと道は左手へカーブしまた
狭い道
を行く。
狭いといっても、草類が両脇から押し寄せ踏み跡だけが狭く見えるだけである。
この道を右手へゆるやかにカーブして行くと、左手に
「九州自然歩道」と書かれた標柱
が立てられている。
大きく枝を広げた木から、5〜6分ほど経過している。
標柱を過ぎると、ゆるやかに登っていく。
そして、右手へカーブし少し傾斜を増してくる。
しかし、すぐ登りきりまたゆるやかに下っていく。
九州自然歩道の標柱から1〜2分も行くと、左手に
腰を降ろしたくなるような岩
が林の中から突き出ている。
この岩をベンチ代わりに腰を降ろし、一息つき水分でも補給するといい。
このベンチ岩からゆるやかに下っていくと、平らな道になる。20メートルも行くとまたゆるやかに登っていく。
この辺りは、大きな木は少ない。
幹の直径が、せいぜい20〜30センチメートルほどあれば大きいほうである。
右手に、その程度の大きな木を見て気分よく歩いて行く。
テーブル岩から1分も行くと、
右手に199番の標柱
が立てられ「脊振山6.5km 基山:18.0km」と書かれている。
ここをゆるやかに登っていく。 少し登ると、またゆるやかに下り始め平坦な道になる。
途中、赤いテープが巻かれた木をくぐっていく。
平坦な道はゆるやかに下りだし、右手へカーブしていく。
標柱から2分足らず快適な歩行を楽しむと、正面右手から枝を張り出す木が目に付く。
その手前の右手には、
四角い案内板
が立てられ「草木を大切にしましょう」と書いてある。
平坦な道を少し行くと、左手に大きな枯れ木が倒れかかっている。
右手には、二つの切り株があり丁度いい腰掛になっていたが、 今は切り口が腐り座りにくくなっている。
ここから少し傾斜を増して下っていく。
急坂はすぐ下りきり、また気持ちのいい平坦な道になる。 左手には杉林が広がっている。
平らな道の中ほどあたりの左手には「九州自然歩道」の標柱が立てられている。
数メートル行くと、右手にもヒノキが植林され薄暗い道を行く。
九州自然歩道は、環境省の所管で「国民自らの足で自然や史跡を訪れ、健全な心身を育成し自然保護に対する理解を深める」ことが目的とされている。
自然歩道は、昭和45年度より整備され、全国で約21000kmに及ぶという。
九州自然歩道は、昭和50年度から55年度にかけ整備され、延長2587kmあるという。
年間利用者は763万人にのぼり、全国8歩道でもっとも多い。
九州自然歩道の愛称は「やまびこさん」ちなみに、首都圏自然歩道は「ふれあいのみち」東北自然歩道は「しんおくのほそみち」とされている。
ヒノキとスギ林の道は、ゆるやかに登りだし少しづつ傾斜を増してくる。
少し行くと、左手スギ林は一時とぎれ自然林になるが、その奥の方はスギ林が広がっている。
ヒノキ林の道を少し行くと、傾斜はゆるみ
右手にコケむした岩
を見てゆるやかに登っていく。
さらに、ヒノキ林の中には、谷川に見かけるような角が取れた丸い岩が目立って多くなる。
道は、また歩きやすい平坦な道になる。
左手のスギ林の中にも、同じような岩
が姿を現している。
この辺りの岩は、何故角がなく丸いのか、そんなことはどうでもよくのんびりと歩を進める。
さらに右手にコケむした岩を見てゆるやかに登っていく。
道は少し傾斜を増し、すぐ正面右手に
岩が集うのを見て登って行く
。
少し行くと道は、左手へすぐ右手へカーブし急坂を登っていく。
その左手角には、2本の幹を持つスギがその1本は変な形で幹を曲げている。
少し行くと、右手は自然林となるがその奥の方にはヒノキ林が広がっている。
その薄暗い道の右手に「198」番の標柱が立てられ「脊振山:6.0km 基山:18.5km」と書かれている。
この標柱は、500メートルごとに立てられ山頂までの目安となる。
登山口から300メートルほど行ったところに202番を見て、逆算すれば2kmを超え、コースが4.1キロメートルに対し既に中間点を越えている。 道は少し傾斜をゆるめ、右手に岩を見て右手へカーブしていく。
すぐ左手へカーブし
コケむした岩の間
を抜けると、正面に先が
赤い立て札
を見る。
立て札には「106へ」と書かれている。
道は、ここからゆるやかに左手へカーブしていく。
少し行くと、正面にコケむした岩を見てその右手をゆるやかに登っていく。
右手にも大きな岩がコケむしている。
周囲は、自然林が繁茂しているが、その奥の方にはヒノキ林は切れることなく広がっている。
道は、少し登るとゆるやかに下っていく。右手にはヒノキ林が道際まで押し寄せてくる。
すぐ右手へカーブすると
左右共にヒノキ林
になる。
ヒノキ林の中には、角が取れた丸い岩が多く、 左手に岩を見るとすぐ先の右手には目印のように大きな岩が姿を見せ、その左手には小さな岩が、道はその岩の間を伸びている。
道は、そこかわずかばかり下ると平坦になる。
左手にも所々に丸い形の岩が姿を見せている。
少し登ると、またゆるやかに下っていく。踏み跡は薄いが、足が山頂へ導いてくれる。
大小の岩を抜け70〜80メートルも行くと、右手に
「九州自然歩道」と書かれた標柱
が立てられている。
標柱を過ぎ
平坦な道
を行くとゆるやかに登っていく。
左手の小高いところには、丸い岩が申し合わせたように集まっている。
同じスギ林の中でも、ここはうっとうしさはなく足は軽快に前へ出る。
わずかばかりの傾斜を登り、さらに平らな道を行くと左手に大きな岩が道端に迫り、道は岩に押し出されたように蛇行しゆるやかに下っていく。
すぐ平坦な道になり、左手や足元に露岩を見て10メートルも行くとわずかな登りになり、ヒノキの根が張り出してくる。 道は、少し傾斜を増すとすぐ傾斜は戻る。
この辺りのアップダウンは、足にとってはほとんど感じず、気持ちのいいヒノキ道を行く。
さらに、気持ちのいい稜線にさしかかり、道沿いに
枝を丸めたスギ
が目に付く。
その枝は、途中で切り取られ、そこに手をかけ後ろとびに座ってみるとなかなか座りごごちがいい。
数メートル先には、右手に
197番の標柱
が立てられ「脊振山:5.5km 基山:19km」と書かれている。
山頂まであと1.8キロメートル前後と頭に浮かんでくる。
道は、北の方へ向かってゆるやかに下りだす。
辺りはヒノキからスギ林に変り、少しばかり登るとすぐ下りだし平坦な道になる。
標柱から2〜3分も行くと、途中左手に「九州自然歩道」の標柱が立てられている。
平坦な道を、少し行くとゆるやかな登りに変わり、左手へカーブしていく。
登りきると、さらに左手へ回り込むようにカーブしゆるやかに下っていく。
「九州自然歩道」の標柱から2分ほど経つと、右手に人の手で造られた何かの残骸を見る。
以前、これを
ベンチ
に使っていたような記憶がある。
さらに、右手へカーブしゆるやかに登っていく。
スギ林の中は、日が届かず相変わらず薄暗い。
スギの倒木から1〜2分も登り、右手へカーブするとピークに立つ。
ピークには、ピークらしくコケむした数個の岩が居場所を守っている。
ここで一息つき、
コケむした岩の間
を抜け、右手へ急坂を下っていく。
道はすぐ歩きやすいスギ林の平坦な道になるが、日が届かず薄暗い。
目をスギ林に向けると、枝は多くうっそうとしている。
さらに、気持ちのいい道をゆるやかに下っていく。