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九州山クラブ アウトドアを楽しもう!九州の山々を登山記録として紹介

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佐賀県の山

登って楽しい・土器山2 [ 429m ]

展望〜中宮(15分) [ この区間の地図 この区間の高低図 ]

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登り切ると、ここも樹木が切り払われ佐賀平野が眼下に一望できる。
休憩所には「自然を大切に 山火注意」と書かれた案内板が立てられている。
ここにはテーブルも据えられ、一息つくといい。
そして展望に元気を得て、来た道を戻り、右手から登ってきた狭い道を見降ろし直進して行く。
すぐ、岩壁の道になる。岩壁の道は、手袋が欲しい。
岩壁の道は随所に見られ、服もコケに汚してしまうが、しかし、気にはならない。
両脇の岩壁が低くなると、左手に案内板が立てられ「自然を大切に 山火注意」と書かれている。さらに岩道を登っていく。
少し行くと、また両脇の壁は高くなる。
深緑色に染まった岩壁の道は、足がやっと入る程度に深く掘り込まれ、途中右手へ登って行く。
こうした登路は、先人がつけたここだけの味わいであり、一歩一歩を楽しんだがいい。
少し行くと、歩きやすくなる。
しかし、落ち葉の下にはコケむした岩がさらに続く。

岩道を少し行くと、行く手を阻む岩壁のような岩の前に立つ。
その岩の手前から左手へカーブすると、その岩に生える木がタコの足のように根を伸ばし、その内1本の根は、左手の岩に寄り添うように垂直に幹を伸ばした別の幹とつながっている。
自然の不思議を見て、さらに岩の隙間を抜け右手へカーブし登って行くと、落ち葉の土道になる。
落ち葉の道には雨水排除のため、道を横断して水落としが付けられている。
落ち葉の多い歩きやすい道を少し登り、右手へカーブすると、また風化した岩道になり、右手へ鋭角にカーブしコケむした岩道を登っていく。
コケが多い岩道は、1歩1歩の足場が登山者の足ですり減り、調子を取るようにそのくぼみに足を突っ込み登っていく。しかし、うまくはいかない。
コケむしたその岩道は、右手へカーブすると岩壁はさらに高く狭くなる。

少し登ると正面が明るくなる。砂質の岩は、日に反射しまぶしいくらい輝いている。正面にはベンチが見えてくる。
岩道は、さらに左手へカーブし続いているが、その岩の手前から右手へよじ登ると素晴らしい展望が得られる。
ここで一息つくといい。ここからは、南の方に展望が得られ、神崎市辺りの田園風景が眼下に収められる。足を休め息を整え腰を上げ、その滑りそうな岩を下る。

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風化した砂質の岩は滑りやすく、用心して下り、右手へさらに岩道を登って行く。ここも狭い。
しかし、歩くのに支障はない。
岩道を左右に蛇行し登って行くと、快適な尾根状の土道になる。
しかし、道にはたくさんの根が横断し足を引っかけてしまう。

左手から吹き上げてくる心地いい風が汗ばむ体を冷やし、右手樹間に得られるわずかな展望に一瞬、汗は引いてくる。
目を凝らすと、脊振山頂の白いドームも見える。
ほぼ平らな道を少し行くと、左手に根っこを起こし傾いてしまった株を見る。
すぐ、左手へカーブし緩やかに登って行く。
そして、右手に「アラカシ」と書かれた樹木板を見て、傾いた幹をくぐって行く。
この辺りは大木が多く、うっそうとしている。
こうした奥深い自然の中にも、九州長崎道を走る車の排気音が聞こえてくる。
岩に生える木や、根をむき出した木に目を取られながら、左手へカーブすると少し傾斜を増してくる。10mも登り、さらに右手へカーブし登っていくと、傾斜はゆるんでくる。
足の疲れが引いて行くのを感じながら、ほぼ平らな道を20mも行くと、左手スギの根元に「十二」と刻まれた岩が目につく。
右手には木製のテーブルが置かれ、すぐ先にも左手に2台のベンチが置かれ、テーブルもセットされている。

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