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大分県の山

九州の秘境・祖母山 [1756.4m]

七合目 → 国観峠(約40分)

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岩場を登りきると、すぐ右手に矢印の形をした案内板があり、七合目と書かれている。
さらに「登り1.30分」とも書かれている。
山頂まで「1時間30分」とのことか。
この案内板は「神原三郎会」と「竹田警察署」の名前も入っている。

ここを左手へカーブし、10メートルほど行くと右手に 「祖母山頂:1.6km 神原:5.7km」と書かれた道標 を見て斜面の道を登っていく。
五合目山小屋から距離は半分、時間は1時間足らず経過している。
右手には、数本のロープが張られ、倒木の根や木の幹に掛けられている。
道は急坂になり、右手を見ると切れ落ちている。
しかしわざわざ見る必要もなく、笹が密生し自然木も幹を伸ばし、高度感もなく気付かないかもしれない。
道標から4〜5分も登っていくと、道の表土が流されたように、U状の道となり岩がゴロゴロとし登りづらくなる。
右手には結び目が付いたトラロープが張られ、ロープを手に足をとられないよう用心して登っていく。
右手には登山者の薄い踏み跡が付けられ、ここが登りやすい。
立ち木を左右に避けながら、登っていく。

登山道の表土が流され、木の根がむき出しになった急坂を登ると、傾斜はゆるみ少しは登りやすくはなる。
少し登ると岩場が現れ、左手を登っていく。
途中右手には、大きな桜の木のように、横筋の模様がある木が天を仰いでいる。
これが桜の木であるならば、花時は公園で見る光景とは全く異なり、感嘆の声を上げてしまう。
また花びらが舞い落ちる光景もいい。
さらに2〜3分も登ると、右手に3本の 小さな案内板 が立てられている。
竹田市職労の赤い矢印のある案内板と「国観峠」「神原方面」とそれぞれ青文字で書かれている。
ここをそのまま直進して行く。
すぐ急坂となり、正面に小さなハシゴがかけてある。 右手には、トラロープも張られている。
そこを登りきると、ほぼ平坦な登りとなり、腰ほどまでもない丈の低い笹道を、軽快に歩を進めていく。

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少し行くと右手に道標が立てられ「祖母山頂:1.4km 神原:5.9km」と案内されている。
道標から2分余も登っていくと、左手にコケむした岩に、水がしたたり落ちている。
わずかな水量ではあるが、これこそ命を救う「いのち水」であり、谷川にあふれる水とは違った神秘を感じる。
しかし、この水を期待した計画は立てないほうがよい。
「いのちの水」を離れ、2〜3分も登ると左手に「国観峠」と書かれた、 矢印の形をした白い案内板 が地面に置かれている。
すぐ横には支柱が立てられ、留金からはずれ落ちたものだ。
ここから少し登っていくと、左手に「危険 この先絶壁になっておりますので注意しましょう」と書かれた案内板が立てられている。

道は、岩や木の根が多く、足元を確かめながら登っていく。
傾斜は、足にこたえるほどの急坂ではない。
右手にはロープが張られ、顔を出し覗いてみると、確かに絶壁の様相を思わせるが、道の両脇には笹が密生し、さらに展望をさえぎるほど自然林が生え、高度感に震えるようなことは全くない。
しかし、左手へゆるやかにカーブし登っていくと行くと、右手の笹は少なくなり、足元が絶壁をうかがうことができるが、危険を感じるほどではない。 案内板に従い、足元を一歩一歩確かめながら用心して登っていく。
すぐ道は左手へカーブし、岩の多い急坂となる。
ここを登りきると左手に竹田市職労の案内板が立てられ、さらに右手へカーブし登っていく。
少し行くと左手に 道標 が立てられ「祖母山頂:1.2km 神原6.1kmと案内されている。
少し行くと正面にまたハシゴが見える。
ハシゴは1メートルほどの段差のある土壁に付けてあり、4段ほどある。
左手には、ほとんど枯れてしまった倒木が横たわっている。

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道は岩の多い急坂となり、両脇には笹が密生し、展望を得ることはできない。
ここを右手にカーブし3〜4分も登っていくと、正面に表土が流され根がむき出し、とり残されたような木の横を登っていく。
この木は、根先を土に沈め、まだしっかりとその生命を保っている。
露岩のある左手を行けば、可愛そうにもその木の根を足場に登らざるを得ない。
一瞬でも思いやりの気持ちになれば、右手を行くこととしたい。
急坂を2〜3分登ると┬形の三叉路に出会う。
この三叉路には三本ほどの案内板があり、祖母山頂は右折していくが、一服するためここを左折するとすぐ正面が開け20〜30坪ほどある広場に出る。
ここで広場にある岩に腰を下ろし、体を休めればよい。
周囲には自然林が生え、展望を楽しむことはできないが、北西の方には自然林が切れ阿蘇五岳の遠望を見ることができる。
五岳右端には特異な形をした根子岳が望まれる。
広場中心部の岩に立てば、南の方の林越しに祖母山頂を望むことができる。
ここで一服したら、三叉路に戻る。

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