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大分県の山

九州の秘境・祖母山 [1756.4m]

五合目小屋 → 七合目(約50分)

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さらに右手へカーブし登ったところで山小屋に着く。
説明板からは、1分足らずで着く。
山小屋は広場となっており、ベンチも用意され、説明板に従いここで一服すればよい。
山小屋はひっそりとした林の中に、溶け込むように静かに納まっている。
ただ色鮮やかな横断幕だけが、辺りに違和感を放っている。
ここで一泊し、翌朝山頂を目指してもよい。
ここから山頂までは、約3キロメートル・3時間、計算すると1キロメートルを60分、100メートルを6分要し、これから祖母山頂への厳しい登路が始まる。
山頂への道は、登ってきたところから、右手へ 立派な丸太木の階段 を登っていく。
登り口には道標も立てられ「祖母山頂:3km・神原:4.3km」と案内されている。
立派な階段は、カーブのところや、階段が長く続くところには、親切にも踊り場が設けてある。
階段は途中左手へカーブし約100段程続く。
ここを登りきると、さらに古い木段が続く。
道の両脇はスギ林が広がっている。
目を上げると木段はずっと上の方へ伸びている。
階段は、歩幅を長くも短くも調整できず、階段にあわせざるを得ず疲れは早い。
しかし時間の調整はできる。
木段は、足に疲れを憶えたら早めに休んだほうがいい。
高齢に近いほど惜しまず取りたい。
登山は時間があった方がいい。
登山は山頂に立つだけではなく道草も実に楽しい。
焦らず道草ができれば疲れも少なく、疲れを明日に残すこともない。
しかも思い出はたくさん溜まってくれる。
気合いで登るのもいいが、のんびり登るのもいい。
山頂迄3時間かかるなら、4時間かけても何の支障もない。
さらに木段を80段ほど登ると、傾斜はゆるんでくる。

五合目の小屋
この小屋は、誰でも自由に利用できますが、火の取り扱いや、使用後の片づけには充分注意してください。
ここから山頂までは、3km・およそ3時間です。
山頂へ向かう人は、急坂の道と成りますので、ここでゆっくりと休息しましょう。

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さらに30段ほど登っていくと右手に 道標 が立てられ「祖母山頂:2.8km、神原:4.5km」と案内されている。
山小屋からは、7〜8分ほど経っている。
少し登ると木段の左手には、踏み跡が付けられている。
木段は、スギ林の中にまだ切れることなく伸びており、木段を敬遠した登山者が付けた踏跡に助けられる。
足を休め、300段ほど数えると、道は右手へカーブしゆるやかに下っていく。
正面には、 大きな杉 が天に向かって伸びている。
大きなスギの足元には、竹田市の職員組合の案内板が立てられ、赤い矢印で祖母山頂を案内している。
その案内板には「この自然を大切に」とも書かれている。

左手には「オヒョウ」の木が説明されている。
さらに右手にも道標が立てられ「祖母山頂:2.6km 神原:4.7km」案内されている。
道はここから左手へ、 岩がゴロゴロした沢 を渡っていく。
右手には二重にロープが張られ、中ほどには赤い矢印のある白いパネルの案内板も立てられている。
岩の上を用心して行くと、沢の対岸部に 木橋 が架けられている。
これを渡ると、すぐ右手に赤い矢印の白い案内板を見る。

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数メートル行くと正面に1メートルほどの段差があり、 木の根 に助けられ登ってもいいが、右手に踏み跡が作られ、そこが登りやすい。 道の両脇には笹が密生してくる。
支尾根の道を1〜2分も登ると、右手に「美しい自然はみんなのもの 大切にしましょう」と書かれた案内板を見ると、道はすぐ滑りやすそうな急坂となる。
急坂には木の根が網の目のように伸び、そこに足をかけ登っていく。
登りきると歩きやすくなる。

案内板から3分も登ると、左手に道標が立てられ「祖母山頂:2.4km 神原:4.9km」と案内されている。
すぐ1メートルほどの 段差 のある土壁を、木の根に助けられ登っていく。
道は、雨水に表土が流され、木の根がむき出しになっている。
木にとっては、育った場所を誤ったのか、表土は流され登山者には階段代わりに踏まれてしまう。
しかし「ここで木の根を踏まないように」と叫んでも仕方がない。
木には申し訳ないが、多くの登山者を助けている。
正面にはモミの大木が大きな姿を見せて、蒼息吐息の登山者を元気付けているように見える。
道は右手へカーしブゆるやかな登りとなり、道標から2〜3分も登ると左手に矢印の形をした 案内板 が、幹にかけられ「無理するな悪天候引き返せ」と書かれている。

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道は、支尾根を概ね南の方へ伸びている。
案内板から1〜2分も登ると道はまた急坂となり、ここでも木の根に助けられ登っていく。
道の両側には、相変わらず笹が密生している。
木の根の道を登りきると、すぐ左手に目印のように、 白や緑色のコケを装った岩 が目に付き、ここで腰を預けるように一服すればよい。
さて、一息入れたらまた木の根の多い、支尾根の急坂を登っていく。
この辺りに木の根がなければ、滑りやすく苦しい登りを強いられるが、木が登山者の犠牲になっている。
一歩一歩急坂を登り、大きな木の左手を通り抜けると、階段の踊り場のようなゆるやかな登りに助けられるが、すぐ急坂になる。
右手には赤い肌に薄い黒の模様がある木に「ナツツバキ」と名札がつけられている。
ナツツバキとはヒメシャラのことか、しかしヒメシャラには模様はない、「まさか、間違いでは」そんな疑問を抱きながら、木の根の多い急坂を登っていく。
さらに1メールほどの段差のある土壁を、左手踏み跡をたどり登って行く。
正面には、可愛そうにも根がむき出しになり、風が吹けば倒れそうな木の左手を登っていく。
根の多い急坂は容赦なく続く。

左手の木の幹には、「コハウチワカエデ」と書かれた白い樹名板が目に入る。
「コハウチワカエデ」を見て1〜2分も登ると、右手に道標が立てられ「祖母山頂:2.2km 神原:5.1km」と書かれ、この200メートルを7〜8分費やしている。
急坂の道は、表土が流され小石交じりの急坂を辛抱しながら登っていく。
道標から3分も登ると「原生林の緑は祖母山のいのちです」と書かれた立て札に納得ついでに足を休める。。
少し行くと、道は急に広くなり一瞬足踏みするが、中央部や右手は木の根が多く、左手にも見えにくいが踏み跡がある。
どこから登ったがいいかは結果次第であるが、左手の道が傾斜も少なく登りやすい。
ここを登りきり、さらに数メートル登り右手に目を上げると、大きなコブを持った大木に目をひきつけられる。
なぜこんなコブができたのか、しかし残念ながら、この大木は既に枯れてしまっている。

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道は少し傾斜をゆるめ、正面大木の右手を回り込んでいくとまた急坂となる。
これを登りきると、また傾斜はゆるみ歩きやすい平らな道に変わる。
平らな道は、たとえ短い距離であっても、足の疲れが抜けていくように軽くなる。
道は少し狭くなり、道の両脇から笹が迫ってくる。
道は少し傾斜をゆるめ、歩きやすくはなるが依然として登りは続く。
道は右手へカーブし、木の根に足をかけ登っていくと正面にまた段差のある土壁が現れ、ここでも左手の踏み跡を登っていく。
木をくぐり、右手へ出てその木を過ぎ右手へカーブ急坂を登っていくと、また土壁になるが、ここは右手の方から足をかけ登る。
正面には、コケむした倒木が数本横たわり、これを越え笹道を行く。
左手には「マナーを守ろう ガンバレ」と書かれた鉄の支柱の立て札に共鳴する。
数メートル行くと 道標 が立てられ「祖母山頂:2.0km 神原:5.3km」と案内され山小屋から40分ほど経過している。

道は狭い笹道となり 、ほぼ平坦に伸び歩きやすくなる。
道標から2〜3分行くと、道をふさぐように岩が折り重なり1メートルほど段差を造っている。
そこを、岩に手をかけ登っていく。
少し行くと、道は右手へ大きくカーブしており、ここを登ると樹間の上の方に大きな岩が目に付く。

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道はこの巨岩の手前から左手へカーブし登っていく。
カーブした右手には、竹田市職労が立てた案内板が立てられ、赤い矢印で左手へ山頂を案内している。
後ろを振り返ると、その巨岩はさらに大きくその姿を見せている。
少し行くと、また1メートルほどの岩の段差があり、これを登っていく。
すぐ笹道を 倒木 がふさぎ、これを踏み越え歩きやすい笹道をゆるやかに登っていく。

しかし、すぐ 岩場 となり、ここにはトラロープが張られ、ロープを手に登っていく。
ロープには、滑り止めに結び目がつけられている。
岩場は危険なところではない。 道はさらに傾斜を増し、一歩一歩登っていく。
岩場から2〜3分も登ると、左手にわずかばかりの展望が得られる。
ここからも、由布岳の双耳峰がはっきりと見てとれる。
右手には鶴見岳が、左手には久住の山々の遠望を楽しむことができる。
ここで一息つくといい。
ここを右手にカーブし、急坂を登っていく。
由布岳を見てさらに2分足らず急坂を登ると、正面に 案内板 が立てられ「危険 この先絶壁となっておりますので注意しましょう」と書かれている。 心配することはない。
すぐ右手には道標が立てられ「祖母山頂1.8km 神原:5.5km」と案内されている。
ここを右手にカーブし、U字形に掘り込んだような急坂を登っていく。

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少し行くと、右手斜面が崩れ落ち赤土がむき出しになっている。
左手正面には根が無残にも露出し、土壁の崩壊はこの木で止まっている。
登山者はここでも、この木に助けられている。
申し訳ないがその木の根を足場に、土壁を登っていく。
道の両脇に密生した笹道を左手へカーブし登っていく。
少し行くと、右手にはトラロープが張られ、直進して伸びる狭い道があるが、立ち入りが禁止してある。
ここを左手へカーブし登っていく。 道には露岩が多く、右手の踏み跡をたどる。
さらに左手へ、細尾根の急坂を登っていく。
左手にはリョーブの名札がついた赤っぽい肌に薄黒い模様が入った木を見て登っていく。
すぐY字形の三叉路に出会う。
しかし、右手直進の道の入り口には 案内板 が立てられ「あぶない」と書かれているが、今は支柱だけが立ち、文字板は地面に落ちてしまっている。
道は、左手をとり「足元注意」の案内板を見て急坂を登っていく。
右手にはロープが張られ、用心し登っていく。
すぐ右手から登ってきた道と合流するが、この道は先の「あぶない」と書かれた支柱がある三叉路を直進してきた道で、ここを直進し 数メートル行くと、 岩壁 となりここを用心しながら登っていく。
右手にはロープが張られている。

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