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大分県の山

展望に時を忘れる・鳴子山 [1643m] - 白口岳 [1720m]

登山口〜出水平(50分) [ この区間の地図 ]

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久住山系の最南端に位置する鳴子山は、国土地理院の地形図にも表記されず、久住の名峰群にその存在は薄い。
稲星越から南へ派生する支尾根の先端にこんもりと盛り上がり、20分余りで登頂できる。 
しかし、ドラマは稲星越までの登路や下山路を舞台に、ダイナミックに展開する。
駐車場は展望台の右手に用意され10台前後が止められそうである。
右手には、狭いコンクリート道が伸びており、その角に道標が立てられ「法華院 大船山」案内し、帰路この道を帰ってくる。
道標の脇には、登山届箱が設置され必要事項を記入し投函すればいい。
コースは10kmに及ぶ長丁場であり、また、稲星越との標高差は700m近く見込まれ、飲料水や干しぶどう・チョコレート等、糖分を含んだ食べ物で元気を持続したい。
身支度を整えたら、正面に稲星越辺りの稜線を見上げ、舗装された林道を緩やかに登っていく。
10月も半ばを過ぎると、斜面は紅葉に包まれ胸は高まる。
途中林道は、未舗装となり右手へカーブしていく。
駐車場から4〜5分も行くと正面が少し開け、 右手に道標 が立てられ右手へ分岐し下っている。
道標には行手を「稲星山」と案内している。
林道はさらに直進し伸び、右手に水源かん養保安林の大きな説明板が目を引く。
道標に従い右手へ狭い登山道を下っていく。
狭い道には、落ち葉が分厚く積り、湿った早朝の落ち葉は滑りやすい。
右手道沿いには、大きなアカマツが目を引く。
4〜50mも行くと、右手に「山火事注意」の立札が立てられ、すぐ小さな沢を渡っていく。
この時期、沢に水の流れは見られない。
この沢を左手に渡り4〜5m、右手へ登っていく。
足元には根っこが多く、道脇には雑草も多い。
そして、右手へ植林地を行くと、前方が明るくなり林道に出会う。
その林道を右手へ数メートル行くと、左手に立札が立てられ木段が敷かれている。
立札の文字は薄れ読み取れない。
一息つき、3段ほど木段を登り右手へ緩やかな傾斜を行く。

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少し行くと、右手の幹には発泡スチロール板が巻かれ「鳴子山へは危険で通行不可」と書かれ、ここから鳴子山へ直登コースがあるようであるが我が計画にはない。
道沿いには雑草も多いが、踏み跡はしっかりと付けられ迷うことはない。
しかし、道は雨によるものなのか、相当荒れ根っこが階段状に横断している。
木段も見るが、既に腐れかけている。
左手に白いテープを見て登っていく。
傾斜は大きくはないが、緩やかでもない。
植林地内は、雑草が繁茂し手入れを待っているようであるが、素人にはわからない。
さらに土の段差を登っていくと、傾斜は幾分ゆるんでくる。
右手、道に沿って一列に並ぶのはヒノキ、左手にはスギが自然林と競合するように幹を伸ばしている。
少し行くと、傾斜はさらに緩ゆるんでくる。
道沿いには、随所に白いテープが巻かれ、行手に不安は生じない。
さらに、5〜60cmほどの岩に上がり、左手に白いテープを見て登っていく。
右手に目を向けると、樹間に紅葉した斜面が見えてくる。
右手から、沢を流れる小さなせせらぎの音が聞こえてくる。

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さらに、植林地を行く。
この辺りは、傾斜は小さくルンルンと歩を進めたくなるが、根っこが多く目は足元からはなれない。
そして右手へ、小さな沢らしきものを横切っていく。
ここには、 木橋代りに丸太木 が敷かれている。
沢には、わずかばかりの水がしたたるような小さな流れに、靴を濡らすことはない。
さらに、スギの植林地を行く。
植林地は枝打ちされ、風の流れを感じうっとうしさはない。
さらに、木漏れ日が地面を照らし林内は明るくすがすがしい。
そして、青いビニールのテープを見て、ほぼ平らな道を左手へ向きを変えていく。
道は、右手へカーブすると傾斜を増してくる。
さらに、右手へ直角にカーブするとさらに傾斜を増し、植林地は遠のいてしまう。
急坂を登っていくと、道は左右二手に分岐する。
右手は、コケむした岩が多くロープが張られている。
左手の踏み跡をとり、岩場を越え土の段差を登ると、右手に下山者向けに 立札 が立てられている。

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立札には「転倒注意」と赤い文字で書かれている。
すぐ右手へ、滑りやすい道を登っていく。
曲がり切ると、滑りやすい路面には足場が掘られ、難なく歩を進めることができる。
すぐ右手へカーブし登っていく。
そして、根っこの道を左手へカーブし登っていく。
辺りには、木の実が無数に散らばり、小さなペットポトルなら容易に満杯する。
足元には根っこがはい出し、歩行の手助けをしてくれる。
少し登ると、また植林地になる。
左手へカーブしながら植林地を登り切ると、すぐ下りだし右手沢の方へ近づいて行く。
沢には岩ばかりで、水気は全くない。
右手南側へ振り向くと、わずかに展望が開け旧久住町の一部に目を落とすことができる。

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展望を見て一息つき、涸沢を横切り、足元に黄色い矢印を見て植林地へ踏み込んでいく。
林内には、コケむした岩が多くその岩に小石が積まれている。
左手道沿いには、黄色や赤いテープが巻かれ行く手を案内してくれる。
緩やかな傾斜に、足は軽い。
そして左右に赤いテープを見て右手へカーブすると、傾斜を増してくる。
道は右手に分岐し岩道を行ってもいい。
しかし、少し行くとその岩道と接し、左手へ向きを変え登っていく。
コケむした岩が多くなると、植林地は遠ざかり自然林ばかりとなる。
自然林の中に積み重なる岩々の手前から左手へ向きを変え、少しばかり下ると平らな道になる。
そして、右手へ岩の隙間を行く。
道は小石の道に変わり、右手へ沢を背に小さな石積みを見て登っていく。

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右手に赤と紺色のテープを見ると、右手へ分岐し下る踏み跡が伸びている。
ここを直進して、岩の多い道を左手へカーブし登っていく。
この辺りは、記念とするのか、思い出づくりとするのか小さな石積みが多い。
そしてミゾ状の道を行く。
ミゾ状の様すぐ消え、緩やかな傾斜を登っていく。
この辺りは、なぜか小径木ばかりで大木は見当たらない。
さらに、コケむした岩に触れ登っていく。
コケむした岩は、斜面の崩壊を止める砂防艇のように、行手を阻んでいる。
その岩を過ぎると、またミゾ状の道になり傾斜は緩んでくる。
ミゾ道にもコケむした岩は多く、一個一個の岩をよけていく。
少し行くと、岩は減り歩きやすくなる。
林内に目を向けながら、一歩一歩、歩を進めていくと正面左右に 大きな岩 が見えてくる。

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