山頂はどちらを行ってもいい。右手数メートル先には、オレンジのパネルが掛けられ矢印が記されている。
登るだけなら、右手山道を取ったが登りやすい。
しかし、記録は直進し帰路に右手山道を下り、分岐へ帰ってくることとする。
一息つき、広い踏跡を直進して行く。
この道は、山頂施設の管理道として作られたものと考えられるが、今は車が通った気配はない。
分岐を直進して10mも行くと、右手へほぼ直角に折れミゾ状の道を緩やかに登っていく。
少し行くと、足元は真っ黒い土に滑りやすくなる。
路面を見ると滑りやすく、雨後は分岐を右手に取って山道を登ったがいい。
わずかに右手へ向きを変えると傾斜は少し増してくる。
そして左手へ少し向きを変え、右手にむき出しとなった根っこを見ると傾斜は幾分緩んでくる。
10mも行くと小石が多くなる。
左手には、谷間からせせらぎの音が聞こえてくる。
せせらぎの音は。普段街中では聞くことができず、単調な登りも気持ちを落ち着かせてくれる。
この辺りも雨後は滑りやすい。
黒い表土がはがれた跡には、黄色い土が現れこれも滑りやすい。
左手へ少し向きを変え登っていく。
傾斜は大きくはないが、単調な登りに足には応える。
辺りは、標高のせいか左右とも潅木に覆われ、大木は見当たらない。
右手には、山道へ通じる踏み分けを数箇所目にする。
ミゾ道が悪ければ、山道へミゾ道を脱してもいい。
山道は、右手本道に沿って蛇行して伸びる。
右手に狭い山道へ通じる踏み分けをみると、一瞬迷いながらも一息ついて、さらに単調な道を直進して行く。
右手足元には、滑り止め用にトラロープが張られている。
そして、右手へ大きくカーブし緩やかな傾斜を登って行くと、徐々に歩きやすくなる。
右手には、また山道へ通じる踏み跡が潅木の中に伸びる。