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大分県の山

豊後富士・由布岳 [1583.3m]

西峰 → 分岐(約50分)

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西峰山頂は、峻険な岩峰にもかかわらず、平地に恵まれる。
山頂を示す国土地理院の三角点は、ここ西峰にあり、東峰より2mほど高い。
山頂はからの展望は、360度絶景を阻むものはない。
西側には低く沈んだ福万山が、東側には鶴見岳さらに右手へ目を引くと 東峰を登る登山道が、ここからも確認できる
東峰は、ここをマタエ峠まで戻ってもいいが、岩稜の細い火口壁を通り剣峰を経由し、東峰を目指す。
このお鉢巡りへの道は、山頂から北側へ急坂を下っていく。
その前に、お鉢巡りの道を東峰まで目で追い、概略頭に置いていた方がよい。
道は狭く、 潅木の中を左右に蛇行し岩を避けながら、急坂を下って行く

道はしっかり踏み込まれ、道を誤ることはない。
途中天井が開け、正面に岩峰を見てさらに下っていく。
山頂から4、5分も下ると道は歩きやすくなる。
さらに1分も行くと 岩の上に根を張り幹を横に伸ばした木 を回り込んで行く。
道はゆるやかな登りを見せ、歩きやすい道を行く。
もう岩場はない。
潅木の中の狭い道をゆるやかに登って行く。

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西峰山頂から7、8分も行くと、穏やかな稜線に出、 ミヤマキリシマが多い平坦な丘陵 を行く。
展望も開け正面には鶴見岳や、お猿さんで有名な高崎山が、その背後には真っ青な別府湾が遠望できる。
平坦な道を、さらに1分も行くと、正面にロープが張られ「この先、立入禁止」と注意書きされている。
そのロープの手前から右手へ急坂を下っていく。
道は、足元の急坂を下り細い岩稜の火口壁を抜け東峰から派生した尾根の突端に陣どる剣岳に向かって、一筋の道が見える。
稜線から1分ほど下ると、三叉路に出会う。
左手への登りは立ち入り禁止とされている。
この立入禁止の道を左手へ辿れば、稜線上のロープのところへ通じる。
ここを直進し、さらに急坂を下っていく。

急坂は小粒の石が多く滑りやすい
この急斜面にもミヤマキリシマが多い。
途中、道は幾筋か分かれるがすぐ一つになる。
稜線から7、8分も下ると、 小石の多い鞍部 に着く。
鞍部に着くと、周辺は潅木に覆われ、ここから急坂を登って行く。
途中岩の手前から左手へ岩を降りる。
1、2分登ると正面に槍の穂先のように尖った岩が目に入る。

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岩稜の尾根を少し進み、 その岩の右手 を少し下っていく。
すぐ2、3メートルの岩壁を用心して下りる。
この辺りはイワカガミが多く6月にはピンクの可憐な花が、岩稜での緊張をほぐしてくれる。
さらに岩壁を下り、右手へ大きな岩の狭い道を行く。

狭い岩稜の道 は、剣峰の急斜面を蛇行しながら伸びている。
右手眼下には、深さは100メートル近くはあろうか、ウバコウジと呼ばれる火口跡に目を下げると、その中心に吸い込まれそうな錯覚を覚える。
すぐ左手へ、垂直に近い壁を降り、大きな岩を右手に巻くように進み、さらに 岩の間 を登って行く。
目前には、槍の穂先ように尖った先鋒を目前に、岩の間を登って行く。

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さらに火口壁を横切り右手に出て、3、4メートル垂直に岩場を下って行く。
正面には、剣峰がまだ手が届かぬ先に岩峰を見せている。
剣峰へは、 もう一つ岩稜のピークを越え、急斜面を登って行く

岩場を超えると、道は歩きやすくなる。しかし、火口壁であるが故に踏み跡は狭い。
狭い道を2、3分も登って行くとまた岩場にさしかかる。
大きな岩の間 を抜け、右手へカーブして行く。
道は、岩の間を縫うように伸びている。 さらに木の根っこが張り出す岩場を登る。 ここを登りきり、斜面右手を行く。
さらに、1分ほど進み大きな岩を登っていく。

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この岩を登ると正面に、記念碑のような岩が目につく。
自然の造形とは不思議なもので、人の目に隠れた岩や、シャッターを押したくなるような岩もある。
特異な岩は、登山者の気を沸き立たせ魔力さえ感じる。
さらに童心もよみがえってくる。
岩道を用心しながら一歩一歩登り詰め、狭い岩壁をよじ登る。
すぐ記念碑のような岩の裏側に出、後ろを振り返ると、 細い火口壁を辿った軌跡 がうかがえる。

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向きを変え、歩きやすい斜面に付けられた道を登っていく。
正面右手には、また荒々しい岩稜が東峰へ伸びている。
右手には、岩峰を誇る西峰の優しい稜線が一望できる。
少し行くと、左手の大きな岩の横を抜け、さらに急坂を登って行く。
道には依然として岩が多く、その隙間を辿って行く。

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記念碑の岩から5、6分経つと、やっと、剣峰の斜面に立つ。
右手には、岩稜の向こうに、東峰の頂が迫ってくる。
ここで一息つき、いよいよ 最後の東峰への岩稜 を登って行く。
東の方には鶴見岳が、その右手にはお猿さんで名の知れた高崎山も一望できる。
その向こうには、別府湾も一望できる。
一息ついたら、岩場を用心して下って行く。

正面には、 岩々が競い合うように、その姿を登山者に見せ 、それらの岩々の右手を抜けて行く。
岩々に薄く変色した踏み跡をたどり、用心して進んで行く。
踏み跡をはずせば、とんでもないところに迷い込む。
雨後は滑りやすく特に用心する。
ひとつ一つ形が異なる岩に目を奪われながらも、足元から目は離せない。
前方に先が 尖った岩 がある。 その岩のある左手の方へ行き、平たい岩に立ちたくなる。
しかし、道は右手に踏み跡がある。
岩場を5分も下って行くと、 道標が立てられ┤字形に左手へ分岐 している。

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