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大分県の山

国木田独歩が絶賛した・元越山 [581.5m]

登山口〜道標(25分)

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駐車場横に立てられた道標には「登り:1・5時間〜2時間」と案内されている。
登山口には各種の道標で賑わい、奥の方に「九州百名山 元越山」と書かれた木柱が目を引く。

往復ともこのコースを利用ください。
小中尾ダム林道(車は通れません)
その他のコースは現在利用できません。
迷った方は必ずこの登山口へ
(地区内に案内板があります)


その中に「トイレ すぐ下の家、竹垣の内がわの納屋にあります」と書かれた案内板も立てられている。
入山記録箱も用意され、九州各地からの登山者がうかがえる。
右手には、真っ赤なエプロンを付けたお地蔵さんが可愛いらしい。
数歩進むと、左手に注意書きされた案内板が立てられ、その横に 「元越山山頂まで3・2km」 と案内された立て札を見て、狭く薄暗い道をゆるやかに登っていく。
辺りは、自然林とヒノキ林が混在し、日差しをさえぎられ足元は暗い。
少し登ると 右手は竹林 に変わっていく。
登山口から7、80メートルも行くと次第に傾斜を増し、道は左手へカーブしていく。
右手土壁にはトラロープが張られている。
すぐ、右手へカーブし竹とヒノキが混在する道を蛇行し登っていく。
左手幹には、目印に黄色と白の幅広いテープが二重に巻かれている。
さらに10数メートル行くと、 小径のヒノキ林 に変わる。
右手は依然として竹林が続く。
道は急坂ではないが、結構足にこたえる。
さらに赤土の道は滑りやすい。
道の両脇にはシダが多くなる。
黄色いテープを見て2分余り登って行くと、V字状の深いミゾ道になる。
ミゾ道は滑りやすく、登りより下りを用心する。
ミゾ道を右手へカーブして行くと、右手に結び目の付いたトラロープが張られている。
このロープは、登りより下りに役に立つ。
用心しながらさらに2分余り登るとミゾ道を抜け出す。

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しかし、またミゾ道の様相を見せてくる。
すぐ、深いミゾ道になる。
両脇の土壁には木の根が血管のように伸び、壁にしがみついている。
ミゾ道は、すぐ消え次第に歩きやすくなるが、コケむした露岩が多く一歩一歩に時間をとられる。
少し登ると、 シダが道を覆うように多くなり 、シダをかき分けるように登っていく。
しかしシダは多いが、道には落ち葉が積もり足には優しい。
ゆるやかな傾斜を少し行くと、またミゾ道になる。
路面は、コケむした岩肌を見せ、登山者の足でなお滑りやすい。
さらに、両脇から押し寄せる草木は、やっと人ひとりが通れる道幅を残している。
道の様子は短い間に目まぐるしく変化する。この変化がいい。
滑りやすい露岩の道を少し登り左手へカーブすると、右手が開け樹間に遠望が得られる。
初めての遠望に、気持ちも開放されここで一息つくといい。

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さらに滑りやすい露岩とシダ道を行く。
この辺りのシダは丈が短い。
見ると、茎が幾つかに分かれ、葉が多い。
ところが長いシダもある。
長いシダは、およそ2本に葉分れし長いものは1メートルにもおよぶ。
この2種類のシダは、見るほど形が異なるが名前はわからない。
この道に環境の変化を感じることはできないが、短いシダ道は、長いシダ道に変わっていく。
自然あふれるシダ道をゆるやかに登って行くと、左手稜線はなだらかに下がりその上を行く。
左手に、またヒノキ林が広がってくる。
道は傾斜をゆるめ、ゆるやかな登りに足は軽くなる。
少し行くと、またミゾ道になりゆるやかに登っていく。
ミゾ道を少し登るとすぐ下りだし、その分ミゾは深くなり 両脇の土壁は人の背丈より高くなる
滑りやすいミゾ道はすぐ抜け出し、傾斜はゆるんでくる。
足元に目を配りながら、ほぼ平らな道を少し行くとまた深いミゾ道になる
ミゾ道にはコケむした岩が多く、足場を確認しながら数メートルも登るとミゾ道を抜け出す。

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ミゾ道を抜けると、すぐ左手にたくさんの幹を立てた木を見る。
道は徐々に傾斜を増し、右手へカーブしていく。
道には、滑り止めのように木の根が道を横切っている。
さらに右手へカーブすると、 またミゾ道 になる。
ミゾ道の路面は滑りやすい。さらに傾斜も大きく狭い。
左手樹間に、「一息ついて休め」とでも言うように元越山へ連なる稜線が見え出す。
ミゾ道の両脇から、二葉のシダが元気よく葉を伸ばしている。
少し行くと、左手にトラロープが張られている。
このロープは帰路役だってくれる。
この辺りは、湿気が多いのか土壁も深緑色にコケむし変色している。
たくさんの幹を持つ木を見て3、4分も登ると左手に白い道標を見る。

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