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大分県の山

峰巡りが楽しい・三俣山[1744.7m]

三俣山 → 第4峰(約25分)

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山頂は広く、360度のパノラマが視界全体に広がる。
山頂の標柱の周りは、登山者の足で、掃除されたように草1本ない。
しかし、腰を下ろす場所は至るところにある。
さらに足を伸ばすと、左手北西の方に湧蓋山が、北側、眼下に北峰が、さらに右手奥には由布岳の遠望が得られる。
さらに右手へ目を引くと、東側に平治岳が、その 右手には南峰 がその奥には大船山を仰ぎ見ることができる。
硫黄山も相変わらず白煙を上げている。

北側山頂突き当たりの足元には、 小さな案内板 が立てられ、大鍋・小鍋へ案内している。
昼食はここでとってもいい。
さて、山頂で一時を終えたら、南峰を目指す。
文字通り南の方へ戻る。
南峰へは、ゆるやかに登ってきた道に対して、山頂東側の縁を取る。
すぐ道は 岩場の下り になる。 ここを用心して下ると歩きやすくなる。
しかし、傾斜は大きい。
眼下には、南峰へ向かう道が、S字状に蛇行し伸びているのがわかる。
道の周辺は、葉先が白いミヤコササが一面を覆い、その中にミヤマキリシマや数種の潅木が色付けしている。
正面には、中央部がへこんだ平治岳が、山頂部を赤く染めている。
3分足らずで下りきり、さらにゆるやかに登って行く。
心地よい道を少し登ると、道はまたゆるやかに下りだし、 南峰へ向かって、登山者を導くように伸びている

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穏やかに変化する光景に見とれながら、左手に目を向けると、ハッと驚かせる岩が目につく。
道は右手へカーブしながら、ゆるやかに下って行く。
特異な岩からゆっくり2分も下れば平らな鞍部に着く。
ここからは、第四峰に向かう道が右手に伸びている。
南峰へはここを直進して行く。
すぐ、 岩が多い潅木に覆われた狭い道 を登って行く。
少し登ると、岩はなくなり、歩きやすくなる。
潅木の道は、しっかり踏み固められ、道をはずすようなことはない。
しかし、雨後は滑りやすい。
道は急坂ではないが、ゆるやかでもなく、一歩一歩踏み出して行く。
2、3分も登ると、三叉路になり、 左手に木柱 が立てられ、左手は雨ヶ池へと案内されている。

さらに右手へ潅木の道を2分も登ると 山頂 に着く。
山頂は広く、ここも展望を妨げるものはない。
山頂中央部には標柱が立てられ、1745mと書かれている。
裏面には、福岡県の大川山人会の名が記されている。
その下には、南峰:1743mと書かれている。
山頂標の周りは、三俣山と同じように、草木一本なくしっかりと踏み固められている。
東側には、なだらかに傾斜する丘陵から、大船山を真近に目にすることができる。
向きを変え、南西の方には、 硫黄山が放つ白い噴煙 が静かに立ち上がっている。
ここで体を休め、昼食を取る登山者も多い。

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第四峰へは、ここから西側へ急坂を下り、さらに第四峰の斜面の急坂を登る道もあるが、ここは往路を鞍部へ戻る。
南峰は3、4分で下りきる。
すぐ 三叉路 になり、直進は三俣山から下ってきた道で、ここを左折する。 数メートル行くと、 また三叉路 になる。
左手は、車の輪だちのように、2本の道が並行して伸びている。
道は、ササが広がる平原に、歩けば気持ちよさそうに伸びており、引き寄せられそうになるが、第四峰へは急坂を覚悟しなければならない。
惑わされずここを直進して行く。
三俣山への道と、平原の道の間の道を取り、ゆるやかに登りはじめる。
少し行くと道は左手へカーブし、斜面に付けられた道は徐々に傾斜は増してくる。
左手眼下に目を下ろすと、平原を行く道が、横一線に走っている。
この光景はここから見るだけでも気持ちいい。
三叉路から2、3分も過ぎると、傾斜は増し、露岩を登って行く。

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露岩を登ると傾斜はゆるみ、歩きやすくなる。
しかし、道には岩が多い。
第四峰は、もう目前に見える。
周辺にはミヤマキリシマが点在する。
ひと登りすると道には岩もなくなり、狭いササ道を少し登ると潅木が多くなる。
三叉路から6、7分ほど登れば山頂に達する。
振り返ると三叉路から二手に分かれて伸びてくる道が、なんとも素晴らしい。
ここからも展望は素晴らしく、視界をさえぎるものはなく、 久住連山 を見渡すことができる。
南側には、対になった中岳と天狗ヶ城、すぐ右手には久住山が姿を見せてくれる。

さらに右手へ目を引くと、絶えることなく白煙を上げる硫黄山、その右手には 湧蓋山の遠望 も得られる。
山頂を左手に、岩場を東の方へ行くと、右手岩の横に隠れるように、 山頂標 が立てられ「三俣第四峰」と書かれている。
山頂岩場で一服したら、西側三俣山を正面にして、左寄りに岩が転がる斜面を下って行く。
三俣山斜面には山頂へ登る2本の道が登っている。
下りきると、 三俣山から下ってきた道と交差 し、ここを左手に取り往路を帰る。

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