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大分県の山

坊がつるコースを行く・平治岳[1642.8m]

雨ヶ池 → 坊がつる(約45分)

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正面には、山頂二峰を ピンクに染めた目指す平治岳 が美しい姿を見せてくれる。
この「坊けがつるコース」を選んだのは、まさにここから見る平治岳見たさに他ならない。
雨ヶ池から見る平治岳に、高鳴る胸を押さえ一息つくといい。
平坦な道は、平治岳へ向かって突き進むように、ほぼまっすぐ伸びている。
少し行くと木道が2車線ならぬ2歩線が付けられ、木道に寄り添うように両脇に踏み跡が蛇行し伸びている。
雨ヶ池は雨期には冠水してしまう。
ここには幾多の植物が生を受け、春には登山者の心をくすぐるように花を咲かせる。
途中左手に案内板が立てられ、左手木柱には「雨ヶ池」と案内している。
少し行くと左手に道標が立てられ「長者原:2・9km 坊ガツル:2・3km」と案内している。
木道を過ぎると、道は幾筋かに分かれ、平治岳目指して 足の向くまま快適な道を行く
遠くに見る平治岳が、手前の稜線に沈む様を見ると、
道はさらに分岐し、岩を避け迷路のような道を登ると、左手に数歩踏み込んだ所に 2台のベンチ が置かれている。
ここで一息つき、さらに直進していく。
すぐ道は二手に分岐し、左手を取れば岩の段差を降り右手にとった道に出会う。
さらに直進して行くと、 気持ちのいい草地 になる。
正面左手には、道標が立てられ行く手を「坊がつる」左手は「行き止まり」と案内されている。
右手には、林に隠れるように案内板が立てられ「この付近は国立公園の特別保護地区です。」と案内されている。


雨ヶ池周辺は多くの貴重な植物が自生しています。山火事に注意し、ゴミは持ち帰りましょう。

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さらに数メートル行くと左手に道標が立てられ「長者原:3・1km 法華院:2・3km」と案内されている。
気持ちのいい道は、林の中に入り1分も行くと正面にドッカリと腰を据えた岩にぶつかる。
その手前から右手へ段差を登りさらに 平坦な道 を行く。
少し行くと、正面に展望が開け鮮やかに彩られた 平治岳の南北2峰 が目に飛び込んでくる。
右手には、山頂付近をピンク色に染めた北大船山の大きな斜面が、その背後には大船山が山頂部を見せてくれる。
平坦な道は二手に分岐するがすぐ一本になる。
この辺りは本コースで最も快適な場所で、展望もいい。
しかし、1、2分も行くと 岩道 になる。
岩道を1分足らず行くと正面に白いパネルが幹に掛けられ、右手へ「三俣山」と書かれ、右手へ分岐している。
すぐ先の左手に道標が立てられ、「坊がつる」を案内してくれる。

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さらに岩の多い土道を行くと、右手に大きな岩壁が、その左手を行く。
正面にまた平治岳がそして右手に大船山が展望できる。
右手手前へ目を引くと 坊かつる の大平原の東端が見えてくる。
左手道標には「長者原:3・3km 法華院:2・1km」と案内している。
少し行くと、道は島を形どるように二手に分岐、左手に「ミヤマキリシマ」の説明板が立てられている。

ミヤマキリシマ
山の頂上部分によく群落するツツジ科の低木で、この付近では6月上旬にピンク色の美しい花を咲かせます。くじゅう山群では、大船山の段原や平治岳山頂付近が最も美しく、山全体がピンク色に染まるくらいびっしりと花をつけ、登山者の目を楽しませてくれます。
ここは、阿蘇くじゅう国立公園の特別保護地区に指定されており、花をとったり枝を折るだけでもきびしいく処罰されます。
環境庁・大分県


ここからも展望が得られる。
しっかり踏み固められた快適な道を直進していく。
左手に平治岳の展望を仰ぎながら蛇行して行くと、また 岩道 になる。
岩道を抜けるとまた土道に変わり、天井も開け気持ちいい。
しかし、すぐ岩道になる。岩は道にあふれかえっている。
岩のわずかな隙間に足場を捜すように行くと、すぐ 木橋 になる。
木橋を渡り岩道を行くと、岩はなくなり歩きやすくなるが、それもつかの間岩道を蛇行し下って行く。
木橋を渡って3分余り下ると 左手に道標 が立てられ「長者原:3・6km 法華院:1・8km 」と案内されている。
すぐ右手へカーブし岩道を下っていく。

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さらに岩道小さく蛇行しながら3分も下る頃、木段になる。
木段は浮いた状態で、右手に踏み跡が付けられている。
木段の道を少し下ると、木段はさらに荒れ、杭が抜け散乱している。
左側には、真っ黒い土にしっかりと踏み跡がつけられ、蛇行を繰り返しゆるやかに下っていく。
道は左手に分岐し、歩きやすい脇道が付けられている。
道標から10分足らず行くと、 左手に道標 に立てられ「法華院:1・4km」と案内している。
このコースは、九州自然歩道とあって道標は多い。
道標を見ると道は一変し、 掃除したような平坦な道 になる。
両脇にはアセビが多い。
展望はなくても、一歩一歩が楽しく疲れは一掃される。
目前の光景に引き込まれるように、一歩一歩は前に出る。
しかし、道標から1、2分も行くとまた岩があふれ、足を取られないよう下っていく。
岩道を少し下ると、また土道になる。
土道を2、3分蛇行し下って行くとまた岩が多くなる。
目を上げると、正面には平治岳斜面が見え出してくる。
道標から7、8分も下るとまた左手に「法華院:1・0km」と案内した道標を見る。
すぐ正面が開け、 坊がつるの平原 が見えてくる。

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右手には三俣山南峰が視界を覆う。
さらに、壊れた木段が転がる黒い土道を下っていく。
歩きづらい 道は時折分岐 し、脇道ができている。
道にはまた岩があふれてくる。
正面には、目指す 平治岳 が化粧を済ませ登山者を待つように姿を見せてくれる。
さらに土道を下って行くと、目前が開け視界いっぱいに広がる大草原に感嘆する。
足元の道を視線で辿ると、左手吉部から登ってきた 大船林道と交差 する。
坊がつるに目を奪われながら、ゆるやかに下って行くと、大船林道に出会い右折して法華院の方へ行く。
正面分岐には道標が立てられ「長者原:4・7km 法華院:0・7km」と案内している。
その先の道標には、左手を大船林道・右手を坊ガツルキャンプ場と案内している。
大船林道を右折すると左手にベンチが置かれ、一息ついたらいい。
すぐ正面に、坊がツルについて 大きな説明板 が、その手前には道標が立てられ、左手へ「大船登山道・平治岳入口」と書かれている。
その道標に従い左折して、坊がつるへ踏み込んでいく。

坊がツル
坊がツルは大船山・平治岳・九住山などの山々に囲まれた標高1230mの盆地で、中央に筑後川の水源・鳴子川が南北に蛇行して流れる九州では珍しい高原湿原です。ここは、以前からくじゅう山群への登山基地としてキャンプ場があり、四季を通じて大勢のキャンパーが訪れる美しい景観と清水、温泉に恵まれた楽園です。昭和52年にNHKの「みんなのうた」によって紹介された「坊がつる讃歌」は、この美しい湿原に想いをよせた山男たちの歌です。
環境庁・大分県

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