のんびりと広い山頂がいい・万年山 [1140.2m]
駐車箇所〜登山道入口(30分) [ この区間の地図 ]
国道387から狭い林道を5km余り走ると、正面に万年山の岩峰が突然宙に浮かび上がり、車を止めてしまう。
ここには程よく道沿いに空地があり、ここに車を止め胸を弾ませながら林道を歩いていく。
前方左手に見る岩峰は上バネと呼ばれ、今いる林道は平坦な台地に広がる下バネに伸びる。
道は、ゆるやかな傾斜で伸び足に疲れは感じない。
ゆるやかな傾斜で伸びる林道歩きは、気持ちをのんびりとさせてくれる
一歩一歩踏み出すたびに変化する自然に目を向けながら歩いていく。
しかし、目はどうしても岩壁に向いてしまう。
100mも歩いたろうか、左手へカーブしていく。
すぐ右手へカーブして行く。
さらに、3〜40mも行くと右手へカーブし砂利道をゆるやかに登って行く
そして100mも行くと右手へカーブ、正面スギ越に上バネの柱状節理と呼ばれる巨大な岩壁を見る。
さらに3〜40mも進み左手へカーブすると、右手からサンショウが頭上に小枝伸ばしている。
葉を手にすると独特の香りを出す。
サンショウの実は香辛料に使われ、葉は料理の彩りやお吸い物に使われている。
葉を手のひらに乗せ、たたくと油点がはじけ強い香りを発する。
少し行くと
左手に道標
が立てられ「宝泉寺温泉:8・0km 万年山:1・8km」と案内している。
10mも行くと左手へカーブして行く。
すぐコンクリート道になる。
後ろへ振り返り、また万年山南端の岩壁を見る。
6〜70mも行くと右手へカーブへ、さらに右手へ巻いて行くと、道は砂利道になり左手へカーブして行く。
視界が開けると、つい万年山の方に向いてしまう。
しかし、
岩壁
は潅木に沈むようにてっぺんだけを見せている。
3〜40mもゆるやかな傾斜を登って行くと、右手に地肌をむきだした斜面を見る。
さらに左右に蛇行していく。
この辺りは、淡いブルーの花を咲かせたヤマフジが多い。
左手に目を向けると、潅木の中にミヤマキリシマが赤く染まっている。
そして右手へカーブし、正面に万年山を見てさらに左手へカーブして行くと、
左手に道標
が立てられ、行く手を「万年山」と案内している。
しかし、距離は書かれていない。
少し行くと左手に案内板が立てられ「美しい自然はみんなのもの 大切にしましょう。」と書かれている。
右手には道標
が立てられ「万年山:1・4km」後方を「宝泉寺温泉:8・4km」と案内している。
ここから道標に従い、右折して登山道を行く。
林道はさらに直進して伸びている。
道は牧草地に薄く付けられ、ゆるやかな傾斜で伸びている。
足元には、リンドウが青紫色の花を咲かせている。
リンドウは、秋に咲くばかりではないらしい。
道標から10mも行くと左手に木柱が立てられ、「万年山登山道」と書かれている。
快適な踏み跡を、右手正面に万年山を見てルンルンと足を運んでいく。
少し行くと
右手にまた道標
が立てられ「万年山:1・3km」と書かれている。
登山道入口から100mの位置になる。
さらに狭い踏み跡をなぞるように、ゆるやかに登って行く。
左手牧草地には、ヒノキの若木が植林されている。
将来、このヒノキが育ったら景色は一変する。
しかし、今見る光景がいい。
牧草地を右手へ弧を描くようにゆるやかにカーブして20mも行くと、右手にまた道標が立てられ「万年山:1・2km」と書かれ、100mごとに道標を見る。
ほぼ平らな道を直進して行く。
すぐ左手へカーブして行くと、右手に木柱が立てられている。
しかし、文字板は欠落し文字は読めない。
数メートル行くと、登山道入口を直進した
林道
に出会い右手に取る。
林道はゆるやかに下りだし、正面上バネの岩壁が少しばかり形を変えてくる。
少し下るとゆるやかに登りだし、林道出会いから7〜80mも行くと左手へ向きを変え、潅木の中へ踏み込んでいく。
その入口右手に道標が立てられ「万年山:1・1km」と案内している。
潅木林に入ると、道は少し傾斜を増してくる。
道標を見て100m足らず行くと、右手に大きな道標が立てられ、行く手を「万年山頂へ」後方を「黒猪鹿へ」と案内している。
数メートル行くと
三叉路
になる。
これを左手に取り、5〜6mも行くと右手ミゾを渡るように木段の丸太木が渡されている。
ここから右折して
登山道
を行く。