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大分県の山

火口縁とやせ尾根を行く・伽藍岳[1045.3m]−内山 [1275.4m]

西峰〜塚原越(30分)・塚原越〜ピーク(60分)

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塚原越に着くと、正面に内山を見て直進するように南側へ踏み出していく。
すぐ、斜面が崩壊したような地肌むき出しの縁を右手へカーブして行く。
その地肌からは噴煙か湧き出ている。
辺りには硫黄の臭いが漂い、なれたせいか硫黄の臭いも悪くはない。
道には小石が多い
塚原越から7、80メートルも行くと登りきり、わずかばかりの 空地 に出る.
振り返ると、伽藍岳が手を振っているようにも思える。
ここからゆるやかに下り、林の中へ入っていく。
その入口には、オレンジ色の 小さなパネル が掛けられ「登山道 大平はつらつ山歩会」と書かれている。
道には落ち葉が多く、足には優しい。
少し下るとゆるやかに登りだし、赤いテープが巻かれた幹をくぐっていく。
数メートルも登るとまた下りだし、すぐ平になる。
内山への道は、伽藍岳への道とはまったく異なる。
それに展望もない。しかし林の道も気分はいい。
さらにゆるやかに下りだし、倒れかけたリョウブの木をくぐっていく。

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リョウブの木は根が浅いのか、倒れた木をよく見かける。
さらに二つに分かれた幹をくぐっていく。
道はほぼ平らで、尾根の右手西側に付けられている。
右手には、赤いテープがリボンのように結ばれなんとも可愛いい。
道はゆるやかに登りだす。しかし、たいした傾斜ではない。
左手には直径が5、6センチほどの桜の幼木を見る。
林の道を3、4分も行くと道沿いには草が多くススキも多くなってくる。
ススキは伽藍岳と違って、日があたらないせいか葉は青く穂はまだ銀色に輝き波打っている。
草道を2分足らず行くと、道は 左手へカーブ傾斜を増してくる
辺りは大径の自然木が目立ってくる。
傾斜はさらに強まり、急坂を10数メートルも登ると尾根の稜線に立ち、右手へカーブしていく。
右手に、リボン状に巻かれた赤い布地の目印を見てゆるやかに登っていく。
道は狭いが、歩きやすく気持ちいい
10メートルも登るとゆるやかに下りだす。
11月には行っても、真っ赤に紅葉した木も多く気分も高揚する。
穏やかな稜線に伸びる道は、ゆるやかに登りはじめる。

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稜線に伸びる道は狭い。
しかし狭い道でも歩くのに支障はない。
それ以上に 稜線歩きは雰囲気がいい
変化に富み、自然林も個性がある。
通り抜ける爽やかな風もいいし、他に説明できないものがある。
左手は、60度を超える傾斜で落ちている。
そこを避けるように、右手へカーブし登っていく。
道沿いには時折赤いリボンが目に付く。
厚く積もる落ち葉を踏みながら、快適な道を行くと右手に大きな桜を見る。
満開したな桜もいいが、花吹雪も風情がある。
特に高千穂野で花吹雪を見た感激は、今でも忘れられない。
桜を見てゆるやかな傾斜を10メートルも登ると、ゆるやかに下りだす。
左手は、さらに傾斜を立て切れ落ちている。
リックを枝に引っかけバランスを崩せばあぶない。
リックの背は、引っかかりやすいものは避けたがいい。
しかし、ネジキが密生して生え、危険を感じることはない。
少し登ると、傾斜はなくなる。
さらに倒れ掛かった幹をくぐると、また登りだす。
道は、左右共に切れ落ち狭い ヤセ尾根 を行く。
幹をくねらせたネジキをくぐり、少し登るとまた下りだす。
頭上には、ポリ袋を破ったようなものが巻かれている。
しかし、目は足元に置いたがいい。

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ヤセ尾根を少し下り、ゆるやかに登っていく。
登りきると、傾斜はなくなり気持ちまで軽くなる。
左手斜面に気をはらいながらヤセ尾根を少し行くとまた登りだし、
頭上に幹を伸ばす ツゲの木 をくぐって行くと傾斜は少し増すがすぐ平らになる。
左手斜面は、90度に近い角度で切れ落ち、その斜面にはなぜかネジキが多い。
道はまた登りだし、徐々に傾斜を増してくる。
ツゲの木をくぐって2分余り登って行くと、道を遮断するような倒木を越えていく。
その倒木は、垂直に枝を伸ばし葉も付けしっかり生命を維持している。
黒土むき出しの急坂を7、8メートル登り、右手へ落ち葉の道を登っていく。
傾斜はなかなか厳しい。
さらに左手に大木を見て、左手へカーブし急坂を登っていく。
半円形の幹をくぐると傾斜は収まり、右手足元に プラスチック柱 を見て登っていく。
ゆるやかな傾斜ではない。
しかし、一登りすると傾斜はなくなりほぼ平坦な道を行く。
道には、分厚く落ち葉が積もり足の疲れは抜けていく。
さらに、足元に立てられたプラスチック柱を見て、消えゆく紅葉を惜しみながら正面に目を向けると、内山の秀峰が樹間に見え隠れする。

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秀峰は見るだけならいいが、いずれこの急坂にてこずってしまう。
秀峰を見て1分も行くと、正面に 特異な木 を見る。
足元にリサイクルしたプラスチックの杭が立てられている。
ここから右手急坂を下る。
距離は短く、用心して10数メートルで下りきる。
下りきったところは路肩が一部欠落し、左手のコケむした岩に体を預けるように通り抜ける。
道は右手へすぐ登りだし、少し下って左手へカーブし急坂を登っていく。
左手には、コケむした岩にしっかりと幹を伸ばす木が目に入る。
急坂を少し登ると、傾斜はゆるむが決してゆるやかではない。
さらに右手へカーブしながら 急坂 を登っていく。
道沿いには、ガクアジサイが多い。

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急坂を無理しないがいい。時折息を整え登っていく。
急坂を登ると、道は 二手に分岐 する。
どちらを行ってもいい。
しかし、傾斜を見て右手へ直進してしまう。数メートル登りきると正面にロープが張られ、先を覗き込むと大きく切れ落ちている。
用心してロープの手前から左手へ急坂を登っていくと、すぐ道は一本になる。
さらに急坂を10メートルも登ると、左手に「大平はつらつ山歩会」のオレンジ色のパネルが掛けられ「縦走路」と書かれている。
道沿いには、どの木も幹をくねらせまっすぐ伸びる木は見当たらない。
さらに狭い尾根道を行く。
尾根道には、木の根が多くつまずきかねない。
露岩も多く、緑色に変色し滑りやすい。
足元を確認しながら歩を進めていく。
尾根道は、斜面の登りに変わり次第に傾斜を増してくる。
道は幾筋か伸びているが、しっかりした踏み跡を選べばいい。
道はさらに傾斜を増してくる。

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少し登ると、 Y字に分岐 し左手を行けばロープが張られている。
右手へとれば、迂回してそのロープの上段で接する。
ここが、コース最大の難関となる。
特に雨後は滑りやすい。
二重のロープは、滑り止めに結び目が付けられ気使いされている。
路面は、真っ黒い粘土質で滑りやすく、ロープを持ったまま滑ってしまう。
しかし、そのロープも汚れここでは手袋が欲しい。
足元を確かめながら、一歩一歩踏み上げていく。
さらに、 根っこにも助けられる
急坂より、滑りやすい黒土に難儀する。
もし滑ってしまえば、べったりと黒土が付いてしまう。
しかし、これも後でいい思い出になる。
5、6分か7、8分もかければ、右手に倒木を見てこの難所は登りきる。
ロープはこの倒木に結ばれている。
道はここから左へさらに右手へカーブし急坂を登っていく。
途中足を休め、乱れる息を整えゆっくりと登って行くとピークにたどり着く。

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黒い土は滑りやすく、足にこたえる。
手厳しい急坂を左右に蛇行していく。
さらに右手へカーブすると、正面に道をふさぐような 倒木 を見る。
倒木は、くぐるのは低すぎ越えるには高すぎる。
腰を落としてくぐるのは、疲れた足に負担が大きい。
しかし、その倒木は中ほどが切られ、右手を押さえれば難なく下がり、通り抜けできる。
さらに急坂は続く。
急坂を2、3分枝につかまりながら登っていくと、正面に日が差し込んでくる。
一息ついて登りきると、腰を降ろしたいような 草地 になる。

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