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宮崎県の山

急坂に勝る展望がいい・揺岳 [ 1335.2m ]

登山口〜ピーク(35分) [ この区間の地図 この区間の高低図 ]

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車道は、祇園山登山口手前の両脇にある駐車場を利用し、東から南へカーブし200m足らず行くと車道右手沿いに 立札 が立てられ「揺岳登山口」を案内している。
立札には、「頂上まで約70分」とも書かれている。
ここから右手へ、右手に祇園山を見ながら林道をゆるやかに登って行く。
未舗装の林道を100m足らず登って行くと左手へ鋭角に分岐し、正面に立札が立てられている。
立札には、直進を「関係者以外立入禁止」と書かれている。
左脇にも 道標 が立てられ、「揺岳登山口」と、行く手を左手へ案内している。
道標には、「下り45分」とも書かれている。
この道も林道ほどの道幅があるが、車が走った形跡はない。
足元には真新しい落ち葉が多く、サクサクと聞こえる足音も真新しく感じる。
左手樹間には、祇園山が冬景色を見せている。
100mも登ったろうか、右手へカーブすると傾斜はゆるみ、あふれんばかりの落ち葉が実に心地いい。
すぐ、植林地へ踏み込んでいく。
植林地は、枝打ちされ見通しもよく清々しい。
植林地に入ると傾斜を増し、道幅も狭く登山道らしくなる。
左手に赤いテープを見て大きな傾斜を登って行く。
10mも登り右手へ鋭角に折れ、10mも登って行くと左手へ、さらに右手へジグザグを切って急坂を登って行く。
30mも登ったろうか、左手へすぐ右手へ倒木をくぐって行く。
右手に2本の松の木を見て登って行くと、正面にも松の木を見る。
そして右手へ、10mも登って行くと右手にまた松の大木を見る。
この辺りは松の木が多い。
さらに急坂を登って行くと尾根筋に登り着く。
これを右手に向きを変え、松の木に触れ登って行く。
足元には、スギの枯れ葉に混じって、広葉樹の枯れ葉も分厚く積もってくる。
左手は、すでに自然林に覆われ両脇にはスズタケが密生してくる。
急坂を無理せず一歩一歩登って行くと、やっと傾斜はゆるみほぼ平らになる。
しかし、10mも行くとまた登りだす。
少し登ると、行く手を阻むように露岩が現れ、その岩に触れるとゆるやかに下りだす。
この辺りにも松の木が多く、10本ほど数える。
正面左手には、赤い樹皮をしたヒメシャラが見えてくる。

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ヒメシャラは、夏に白い花を咲かせるところから夏ツバキとも呼ばれる。
花は、ツバキより小ぶりで、咲く花が少ない時期に楽しませてくれる。
一息ついて、落ち葉の道を行くと、すぐ左手に折れた石柱を見る。
脇には、 「地籍多角」と刻まれた杭 も立てられている。
すぐ登りだし、足元には、スギと広葉樹の枯れ葉が混じりあい、分厚い絨毯のようにフカフカとして足には優しい。
しかし、傾斜を増すと登りづらい。
少し登ると、踏み跡は左手に分岐するが、足任せに直進し分厚い落ち葉を登って行く。
そして左手へ向きを変え、大きな傾斜を登って行く。
大きな傾斜は写真で見るよりはるかに大きい。
帽子のつばから、汗が絶えることなく滴り落ちる。
そして右手へ向きを変えると、幾分傾斜はゆるんでくれる。
途中足を休め振り返ると、祇園山が樹間に見える。
一息つき、プカプカの落ち葉を行くとさらに傾斜を増し、左手に二重に巻かれたピンクのテープを見る。
そばには、またプラスチックの支柱と石柱を見る。
少し登ると、わずかな傾斜で下りだす。
10mも下ると下りきり、右手に白い支柱と石柱を見る。
少し登ると、また下りだす。
この辺りも石柱が多い。この石柱(写真0401とリンク)は何を意味するのかわからない。
さらに、杖にもできそうな小枝も突き立てられている。
一息つき、松の木に触れ登って行く。この辺りも松の木が多い。
少し登ると登りきり、すぐ下りだす。
数メートル下った所にも支柱と石柱を見る。
10m余り下ると登り返し、右手Y字形をした幹の先にも支柱や石柱が立てられている。
さらに10数メートルも行くと、こんもりと盛られた土の上にも石柱を見る。
ここからゆるやかな傾斜で下りだし、10mも下ると登りだす。
その途中にも石柱が立てられている。
傾斜は大きく、コケむした倒木を越えると、足元にはコケむした露岩が目立ってくる。
左手に石柱等に目を向け、急坂を20mも登って行くとまた正面に石柱を見る。
一息つき、息を整え左手に向きを変え、枯れた倒木を乗り越えて行くと、道の中ほどにも石柱を見る。
石柱や白い支柱は、どうして随所に立てる必要があるのかわからない。
一息ついて足を休め振り返ると、祇園山が大きな山体を見せてくれる。
少し登ると傾斜は幾分ゆるんでくれる。
さらに、ゆるやかな傾斜を10m余り登って行くと、左手にヒメシャラを見る。
10年ほど前、このコースを歩いたが残雪に記録はとれずに終わり、その数年前にも祇園山と合わせ登った記憶があるが、当時は記録することはなかった。
その頃このヒメシャラは、人の背丈ほどもない幼木だったかも知れないが、これから10年後はどれほど大きく成長しているのか、半人前の我が息子と重ね合わせながら、我が年を思い起こし神妙になってしまう。
ヒメシャラをなでるように触り、急坂を登って行く。
さらに右手に石柱を見て、左手へ向きを変え尾根筋を行く。
急坂を、ロープに救われながら登って行くとピークに着く。

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