障子岳山頂から、東の方へ古祖母・笠松から傾山へ伸びる稜線が美しく雄大で、北側には祖母山が大きな山容を見せてくれる。
山頂は、気持ちのよい広場となっており、ゆっくり体を休めるとよい。
そして、楽しみの昼食としたい。
さて、飽きることのない展望に、時計を見ながら帰路につく。
体力に余裕があればミヤマ公園・天狗岩まで行くとよい。

天狗岩まで足を伸ばすなら、昼食はその後にしたほうがいい。
天狗岩は、少し下るとすぐ三叉路となり、左へ下れば天狗岩・祖母山へ行く。
その前にここを直進し、少し行くと素晴らしい展望が得られる 岩場 に着く。
岩場へは、1分もかからず是非立ち寄りたい。
岩場に登山客がいなければここで昼食を取り、ゆっくりと目前に広がる雄大な景色に時を忘れるのもよい。

天狗岩は、ここを引き返し三叉路を西の方へ下っていく。
道は、傾斜は大きく滑らぬように用心して下っていく。
急坂の途中、視界が開け前方に祖母山の全容が現われ、目を一瞬奪われる。
三叉路から3〜4分下ると、道は平坦になり北の方へ快適に歩は進む。
道はさらに下り、ゆるやかな傾斜を左右に蛇行して行く。

左手西側にあける素晴らしい遠望 を見ながら、さらに蛇行しながら下っていく。
途中急坂もあり、用心しながら2〜3分も下ると、傾斜をゆるめ、すぐ 快適で平らな道 になる。
さらに1〜2分も行くと登りだし、すぐピークに達し、また下りだす。
正面峰の右手には目指す天狗岩が目に付く。
さらに、一歩一歩近づいてくる 祖母山にも目を引かれる 。

道は滑りそうな細い道をゆるやかに下り、さらに平坦な道を行く。
この辺にはミヤマキリシマが多く、6月の花時は、登山者の心を癒してくれる。
道はミヤマキリシマが枝を伸ばし狭い。
2〜3分も行くと登りにだし、正面に岩場が現われる。
岩場は、左手の方からが登りやすい。