ダイナミックな展望・障子岳 [1703m]
登山口 → 作業小屋(約15分)
登山口は、高千穂町、国道325号沿い龍泉寺から東へ左折、約10kmを行く。
道はすべて舗装され、離合できる幅員で延びている。
途中、龍ヶ岩の滝を左手に見て行くと、登山口直前の交差点に出合う。
右折すれば四季見原キャンプ場、左は最近開通した橋が架けられて、ここを300メートルほど直進して行けば空地があり、登山口はこの先左側に付けられている。
車は、この空地か道沿いに駐車せざるを得ない。
駐車場からすぐ木段を下りると幅1メートルにも満たない
小さな沢
が流れ、これを渡り数メートル行くとさらに沢に出会う。
沢は少し広いが岩の上を容易に渡ることができる。
沢を渡り、対岸に着くと左手の方へ、コケが生え腐れかかった丸太の階段を登り、右手へカーブして登っていく。
その正面に立つ赤い肌を見せるヒメシャラの木を見て、さらに左へ鋭角にカーブし登って行く。
そして右手へカーブすると、傾斜はゆるみ左手に
大木
を見て進んでいく。
登山口から6〜7分も登ったところで、道は消えてしまう。
右手には石を
積み重ねたような岩壁
があり、登山道はここを少し登り右手へ伸びている。
道は少し傾斜を増すがすぐゆるやかな登りに変わる。
右手には深い沢が流れ、その斜面に立つ木々は、 目線を越えさらに天高く幹を伸び、自然の豊かさを感じさせてくれる。
道は、斜面に付けられ北の方へ進んでいく。
岩壁から4〜5分も行ったところに、
倒木が道をふさぐように倒れ
、これをくぐり抜けて行く。
少し行くと、さらに緑色にコケむした大木が、斜面に寄り掛かかるように倒れ、これをまたいで行く。
この倒木には、足場がくり抜かれ、これを踏み越えて行く。
道は、すぐ数メートルの急坂を右手カーブして登り、東斜面をさらに北進する。
両脇は、背丈が2メートルほどの笹が密生しているが、道幅も2メートルほどに根元から刈り取られており、広い道は気持ちよい。
道は左手へほぼ直角にカーブし、ゆるやかに下っていく。
そして、 左手へ木段を3〜4段下り、谷に沿ってカーブしていく。
さらに右手へ鋭角にカーブし、斜面を登って行く。
すぐ、水の流れのない沢を渡り、枯れて役に立ちそうもない急な木段を登る。
さらに、右手にカーブし急坂を下って行く。
左手沢の支流には倒木が、丁度
一本橋
のように倒れ、間違ってこれを渡って行く登山者の踏み跡もある。
この倒木を左手に見て直進し下っていく。 ここには階段が付けられているが、路肩が崩落し木段は壊れ、木段を支える杭もむきだしている。 ここを用心して下り、正面沢の本流を直進し渡って行く。
沢を渡ると道は右手へ伸び、 土に埋もれた木段を10メートルも登ると、正面に倒木が道に沿って倒れている。
道はその手前からすぐ左へカーブして登り、さらに右にカーブしゆるやかに下って行く。
すぐ、天井が開け明るくなる。
沢から2〜3分、さらに、左へカーブしゆるやかに下って行くと、平らな道が伸び、右手前方に青い小屋が見える。