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宮崎県の山

神の山を仰いで・霧島連山縦走

3合目〜韓国岳山頂(45分)

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木段をさらに60段ほど登ると右手へカーブ、20数段登ると右手に3合目に木柱を見る。
木柱には「えびの高原:0・8km 韓国岳:1・3km」と案内されている。
木柱を見ると、韓国岳への距離が縮まる以上に、休める絶好の理由に気が収まる。
脇道は、木柱の手前から右手へ伸び、少し狭いが木段の岩道より登りやすい。
木柱の左手にも脇道を見る。
木段は、7〜8段も登るとバラつき始め、後ろを振り返ると白鳥山が一望できる。
さらに、左手へ伸びる脇道を目で追いながら木段を登って行く。
木段は果てしなく続く。傾斜もゆるくはない。道沿いにはミヤマキリシマが多い。
幾分狭くなった木段を登りながら、また後ろへ振り向き 白鳥山 を仰ぐと、わずか数分でも少しばかり沈んで見える。
さらに狭い木段の岩道を行く。
傾斜も大きい。
10数メートル登り、3段ほど登ると岩道は左手へ分岐、直進していく。
17〜8段ほど登り左手へ向きを変え、甑岳が気になり、というより休みついでに右手へ振り向くと、甑岳を仰ぐことができるが、 甑岳山頂 の窪みはまだはっきりしない。
さらに岩道を登ると、岩道はまた左手に分岐するが、ロープが張られ立ち入りを禁止している。
木段の岩道はまだまだ続く。
50数段登り、左手へカーブさらに10段ほど登ると右手に 4合目の木柱 を見る。
木柱は「えびの高原:0・9km 韓国岳:1・2km」と案内している。
100m登るのにどれだけのエネルギーを費やすのか、木段の岩道はなかなか手ごわい。
ここで一息つき、汗まみれの首筋から頭・顔をふき、さらにリックを下ろし背中までタオルを通したいが、それは辛抱し果てしなく続く岩道を行く。
木段を10段ほど数え、後ろを振り返り白鳥山に目を向けると、山頂直下の白紫池の窪みは見えるが、水面はまだ見ることはできない。

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さらに岩道を登って行く。
木段を20数段登り、数メートル平らな道を行くと道は二手に分岐する。
しかし、考えることなく行く手は足に任せればいい。
足任せに右手を取り、2段ほど登ると木段は消え、すぐ一筋のミゾ状に切れ込んだ岩道を登って行く。
岩道にはまた木段が数メートルごと付けられている。
木段は、所々浮いた木段もあり、右手に片付けられている
少し登ると岩道は広くなり、木段は右手に付けられ30数段を数えるころ、正面が開け広い空地の右手に 5合目の木柱 を見る。
木柱は「えびの高原:1・2km 韓国岳:0・9km」と案内している。
ここで展望を楽しみながら一息つくといい。
韓国岳山頂は、目前見える潅木に包まれた穏やかな峰の先にある。
山頂への道は、空地を直進し南東の方へ薄い踏み跡を辿っていく。
草木の中に踏み込むと ミヤマキリシマ が多い。
道も幾筋か見られるが、行く手は分かっており足に任せればいい。
ゆるやかな登りは次第に傾斜を増し、正面に登山者を向かえるようにドウダンツツジが赤く紅葉している。
さらに潅木の中に入ると、また岩道に変わり木段が付けられている。
30数段の登ると岩道は、中ほどに残る小島の両脇に分かれ、足は右手へ数え慣れた木段の道を取ってしまう。
しかし、木段は浮いた状態にあり、ほとんど木段の横を行く。
道沿いには、ミヤマキリシマが多いが、根元の土はえぐり取られたようにへこみ、将来が気になる。
木段はさらに続く。

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30段も登ると右手に6合目の木柱が立てられ「えびの高原:1・5km 韓国岳:0・6km」
と書かれている。
もう山頂は遠くはない。そう思っても岩道の距離は長い。
振り返ると、白鳥山直下にある白紫池の水面がやっと見えてくる。
一息ついて、さらに岩道を南の方へ登って行く。幸い傾斜は少ない。
少し登ると、 正面に大浪池 が見えてくる。
岩道を、一歩一歩登るたびに大浪池の水面が広がってくる。
ゆるやかな傾斜の岩道は小石が多くなり、展望を見ながら登って行くと、右手は転落防止用の木柵が付けられている。
そして正面に。今一度大浪池を見て左手へ岩場を登って行く。
10mも登ると岩道は右手へ分岐し、右手へゆるやかな傾斜の道を取る。
少し行くと、左手へ数本踏み跡が登り、適当に数メートル登ってみると韓国岳火口を望むことができる。
さらに 狭いササ道 を行く。
道は既に西側火口縁に差し掛かっており、次の木柱が気になってくる。
歩きやすい道を少し行くと、また岩が多くなる。
岩道を登って行くと、また歩きやすい土道に変わる。
快適な土道を行くと、小石が多くなり傾斜を増し左手へすぐ右手へ蛇行し登って行く。
道はまた岩道になり、わずかな踏み跡を辿ると正面に木柱が見えてくる。

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木柱には「8合目」と書かれており、7合目の木柱を飛ばしたことになる。
道は他にも伸び、道を取り違えてしまったのかも知れない。
8合目木柱には「えびの高原:1・8km 韓国岳:0・3km」と書かれ山頂はもう近い。
さらに一息つき、また岩の多い道を行く。傾斜は大きくはない。
左手には、火口縁へ登る登山者の危険を案じてか、防護柵が付けられている。
左手後方に目を向けると北壁から足元へ連なる火口縁の中ほどのくびれた位置に 「甑岳」 が 覗かれ、山頂部の窪みが確認できる。
さらに目を下げると、潅木越に火口を眼にすることもできる。
一呼吸入れ、また狭いササ道を行く。
道には、こぶし大に石が多いが傾斜は小さく足は速くなる。
さらに、火口縁の防護柵の横を火口を見ながら登っていくと、小石の道になる。
右手には、 大浪池 が大きな口を開け水面を見せている。
大浪池の縁に付けられて道もわずかに確認できる。
小石の道は、また岩道に変わり山頂が見えてくる。
振り返ると、火口壁の背後に鉄塔を建てた白鳥山が、遠くかすむように見える。
その直下には白紫池の水面も見ることができる。
そして山頂を目指し、防護柵越しに火口を見ながら登って行く

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そして、右手へ向きを変え火口縁の右手へ踏み出して行くと、足元に「大浪池 えびの」と書かれた岩を見る。
少し行くと、木柱が立てられ右手を大浪池と案内され岩道が下り降りている
目を上げると、 大浪池の全容 が一望でき最高の舞台となる。
少し下ったところには「霧島連山登山ルート」の案内板が立てられている。
そして左手には韓国岳山頂標が目に入る。

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