九州島のルーツ・祇園山 [ 1307.1m ]
宮崎県林業公社分集林木柱 → 案内板(約10分)
木柱から、さらに急坂を少し登ると、傾斜はゆるんでくる。しかし、決してゆるやかではない。
相変わらず、ヒノキの並木は続く。
ヒノキは、尾根筋に並行して植えられ、植林地特有のうっとうしさはない。
右手には、
スズタケが切れ目なく密生
している。
しかし、どこからとなく 尾根筋を流れる風が実に気持ちいい。
道は次第に傾斜を増し、
露岩が目立ってくる
。
すぐ、右手へ露岩の多い急坂を登っていく。
急坂は、傾斜にあわせ歩幅は縮まり、一歩一歩に重心は前に移動し体は傾いてくる。
無理すれば、疲れは早い。
急坂を登ると、また傾斜はゆるんでくれる
。
急坂に息は荒れ、わずかな空地で一息つき、後ろを振り返ると枯れた立ち木の向こうに、揺山への稜線が展望できる。
さらに山頂を目指しゆるやかに登っていく。
ヒノキに手を触れながら少し行く
と正面に大きな岩が現れ、ここから右手へ急坂を登っていく。
傾斜はなかなかゆるんでくれない。
さらに
急坂を左手へカーブし、尾根の右手斜面を登っていく
。
道には岩や、枯れた倒木が目立つ。
すぐ左手へカーブし尾根の左手を登ると、
傾斜は少しゆるみ歩きやすくなる
。
しかし、歩きやすい道は長くは続かず、急坂を左右に鋭角に蛇行し登っていく。
すぐ正面に岩を見て、左手へ鋭角にカーブし、左手斜面に出てすぐ1メートルほどの岩の段差を登っていく。
さらに木の根が多い急坂を登り、右手へカーブしていく。
道は小刻みにカーブを繰り返し、少し登ると傾斜はゆるみ
ヒノキの並木道
をいく。
ゆるやかな登りを少しばかり行くと、正面樹間に祇園山がちらつく程度に見えてくる。
すぐ
右手へカーブし、また急坂になる
。
正面に、祇園山の手前にある「峰」と呼ぶべきか「コブ」と呼ぶべきか、樹間に見え隠れしてくる。
左手斜面に露岩を見て右手へ鋭角にカーブし、岩の段差を登り、さらに
岩の多い急坂を左手へカーブ
し登っていく。