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熊本県の山

八代海を眼下に観海アルプスを行く・蕗岳 [320m]−中岳 [334m]

つわ岳分岐 → 展望所(約50分)

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気持ちのいい道を20mも進むと、また階段になる。
36段ほどで登りきり、 分岐 に着く。
右手は中岳へ、つわ岳は直進し下っていく。
その前に、分岐で一息つくといい。
分岐には、登山者を迎えるように、 アセビが白い花を咲かせている
樹林越しに見る青い海に、気分は清々しくなる。
ここにも道標が立てられ、「牟田峠:1.9km 乙弁当峠:6.1km」と案内している。
一息ついたら、直進して階段を下っていく。
擬木の階段は、落ち葉に埋もれるように57段を数える。
下りきるとゆるやかな登り になる。
つわ岳への道は、シダや松の木が多い。ツバキも目に付く。
分岐から2,3分も行くと、また擬木の階段になる。
20段ほど登ると、天井は開け明るくなる。
すぐ先の左手に、案内板が立てられ喫煙所がある。
しかし文字は読み取れない。
ほぼ平坦な稜線を行く。
青い海と空に浄化されたように、空気がうまい。
優しい風も気持ちいい。
平坦な道はゆるやかに登りだす

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ゆるやかな傾斜を登りきると、また平らになる。
平らな道は、ゆるやかに登りはじめる
山頂はもうすぐ、しかし、できるだけのんびりと歩きたい。
ゆるやかな傾斜は、少しづつ傾斜を増し小石が多くなる。
表土が剥ぎ取られた登りを行くとすぐ つわ岳山頂 に着く。
つわ岳は、観海アルプスから突き出た岩稜の突端にある。
下から仰ぎ見ると、険しい断崖を見るが、稜線歩きはその気配はまったくない。
海に向かって足を投げ出し、目前に広がる青い光景に身を寄せ腰を下ろすといい。
空も海も真っ青、その境を、横一線に区切る九州島を青く。
ぼんやりと染めている視界に広がる光景は時の流れを一瞬忘れさせる。
山頂には、国土地理院の四等三角点を現す石柱が、その横にはパイプの山頂標が立てられ、「蕗岳(320m)四等三角点」と書かれている。
さて、腰を上げすぐ先へ岩場を右手へ下りると、左手眼下に 牟田の港や舟揚島(ひのがりじま)が青い海に映える
右手には、 次郎丸岳の全容 が望まれる。 山頂の展望を惜しみながら、時計を見て分岐へ戻る。
分岐を左手へ、右手の幹に二重に巻かれた黄色いビニールテープを見てゆるやかに下っていく。
少し下ると、落ち葉に埋もれるように階段が付けられている。
階段は長く55段ほど数える。
左手にはヒノキ林が広がり視界を埋める。

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下り終わると、ゆるやかに登りだし、 次第に傾斜をゆるめ平らになる
左手には、ヒノキが並木のように幹を立てている。
少し行くと、道はゆるやかに登りだし次第に傾斜を増してくる。
すぐ階段になり、20段足らず数えるころ登りきるが、 階段はそのまま続き左手へカーブ下っている
すぐ左手には、喫煙所の案内板が立てられ「歩行中にタバコはやめましょう」と注意書きされている。
その背後にも、青い海が彼方へ広がっている。
つわ岳も姿を見せ、なだらかな稜線を見せてくれる
道はゆるやかに下り、途中、数メートル間隔で付けられた階段を数段下っていく。
正面には、二つの峰 が迫ってくる。
右手には、 太郎丸・次郎丸岳が、兄弟仲良く姿を現す

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10mも行くと、道は下りだし階段が付けられている。
階段は54段ほど数える。
下りきると、右手へカーブしゆるやかに登り、さらに下っていく。
左手には、またヒノキ林が広がってくる。
少し行くと、ヒノキは道から少し離れ全体の姿を見せてくれる。
下りきる直前、右手に喫煙所が設けられ「火の用心 あなたの緑です 大切にしましょう」と案内されている。
すぐ、左手へカーブし登っていく。
右手土壁にはシダ が覆っている。
登りは、次第に傾斜をゆるめ、右手へカーブしほぼ平坦なシダ壁の道を行く。
すぐ左へカーブし、16〜7段ゆるやかな傾斜を下っていく。
下りきると、また 右手土壁にはシダ に変わる。

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すぐ登りきり、ゆるやかに下っていく。
左手後ろには、ヒノキ林の間に つわ岳が見え隠れ する。
道はすぐ下りだし、3mほどの間隔で付けられた階段を5段ほど下り、左手へカーブしていく。
そして少しばかり 平坦な土壁の道 を行くと、また左手へ登りだす。
なぜか、ここに限って道幅は狭い。
登りきると、道は広くなり右手へカーブし、少し下ると 平な土壁の道 になる。
すぐ下りだし、 S字状の道 を下って行く。
その左手には道標が立てられ「牟田峠:2.5km 乙弁当峠:5.0km」と案内されている。

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道標から、S字状の道を右手へカーブし登っていく。
シダ壁の道を10数メートルも登ると木段になる。
9段ほど登ると、 ヒノキ林に囲まれた分岐 に着く。
ここで一息つき、足を休めることとする。
分岐には道標が立てられ、左手「中岳・白岳」右手へ「鋸岳」と案内されている。
直進は、別の案内板に不動滝とも書かれている。
足を休めたら、 左手へ階段を登っていく
擬木の階段を29段も登ると平らな道になる。
平らな道を10mも行くと、左手に喫煙所があり、すぐ擬木の階段となる。
5段ほど登って一息つき、さらに 延々と伸びている
眺めると気負いしてしまう。 しかし、登らなければならない。
連れがあろうがなかろうが、自らの足を頼るしかない。
元気を出して踏み込んでいく。
階段は、 60数段辺りから左へカーブ し、まだ続く。
左手には、登山者を慰めるように、つわ岳がヒノキ林の中に姿を見せてくれる。

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さらに20数段、あわせて89段ほど数えてしまう。
道は登山者の気持ちを察するように、 平らな道 を用意している。
ヒノキ林の道を少し行くと、ゆるやかに登りだす。 
左手を飾るヒノキは松の木に変わり、天井が開けてくる。
左手には、 青々と澄み渡った海 が特に美しい。
一息つく間にじっと眺めると、吸い込まれそうになる。
すぐ階段になる。階段は7段ほど数える。
しかし左手に踏み跡がつけられ、右手へカーブしていく。
ゆるやかに登ると、また平らな道になる。
足もふらつき、平らな道に感謝したくなる。
しかし、皮肉にも平らな道を10mも行くとまた 階段 になる。
この階段も長い。踏み跡もない。
中岳は近いが、一歩一歩は遠い。
途中何度も足を休め、1段1段を数えるように登っていく。
そして62段を数え、やっと階段を登りきる。
山を征服したような錯覚を憶える。
ゆるやかな傾斜を、気分よく登っていく。
10mも行くと、今度は 下り階段 になる。
階段は、数メートル間隔で6段ほど数える。
傾斜は少ない。
下りきると、また同じような登り階段になる。

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ゆるやかな傾斜の階段を5段ほど登り、さらにゆるやかに登っていく。
階段から1分もゆるやかに登って行くと、中岳山頂に着く。
山頂には、臼杵市山岳会の名で ステンレスの山頂標 が立てられている。
山頂からも、 青い海を一望 することができる。
山頂で一息つき、直進してもう少し足を伸ばしてみる。
ゆるやかな傾斜を下っていく。
すぐ下りきり、ゆるやかに登っていくすぐ傾斜はゆるんでくる。
松の木の多い道を1分余り行くと、右手に喫煙所の案内板を見る。
正面左手には、 木製のベンチ が置かれている。
数メートル先にも ベンチ が用意されている。
その先には、目印のような岩が目に付く。
右手には、道標が立てられ「牟田峠3.0km 乙弁当峠:4.5km」と案内されている。

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ここも展望に恵まれ、青い海に目を奪われる。
青い海は何度見ても飽き足らない。
海を背にしたつわ岳も美しい。
この青々とした眺望に時の流れを忘れ腰も上がらない。
ここでの昼食はうまい。
それより一杯のビールの味が生涯忘れることのない思い出になる。
道はさらに白岳へ伸びているがまたの機会とする。

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