岩塊の御竈門山[1152.5m]
タンク〜ピーク(15分) [ この区間の地図 ]
一息ついて足を休め、さらに登って行く。
10数メートルも登ると傾斜はゆるんでくる。
ビニールパイプは山頂に向かって埋められているが、人の足によってか、そこに流れる雨水も重なってか、所々露出しており、野火によるものか焼けた状態にある。
左手北側に目を向けると、烏帽子岳の大きな山体が視界を埋めるように目前に見える。
正面には
斜面が崩落
し、パイプがむき出しに垂れ下がっている。
崩落で、道は狭まり急坂を用心して登って行く。
これを登り切ると、傾斜はゆるみ下りだす。
すぐ登りだし、大きな傾斜を登って行く。
右手に、さらに近づいた岩塊の山頂を見る。
そして、左手に御竈門山から伸びた主稜にも目を配りながら、急坂を登って行く。
途中、足を休め振り返ると、西側に
俵山
が静かに横たわっている。
目を引くと、南郷谷に広がるのどかな田園風景が眼下深く、目を楽しませてくれる。
さらに、急坂を登って行く。
途中、岩稜を避け左手へ遠巻きに登って行く。
すぐ尾根筋に辿り着き、幾分傾斜をゆるめた尾根筋を行く。
右手には、さらに近づいた岩塊を、そして左手に幾分沈んだ烏帽子岳を見て足を休め、狭い踏み跡をなぞっていく。
四方に広がる展望に気持ちは開放され気分はいいが、木一本ない尾根筋は、真夏は避けたがいい。
一歩一歩数えるように急坂を登って行くと、正面に
構造物
が見えてくる。
そして、登りきったところに、またタンクを見る。