岩塊の御竈門山[1152.5m]
登山口〜タンク(15分) [ この区間の地図 ]
御竈門山は、高岳や中岳から眺めるとカマドの形に見えることから、この名が付いたらしい。
登山口近くから見る山頂への稜線は、見るだけで疲れが増してくる。
登山口は、駐車場右手奥に付けられ、見逃すような小さな角材が立てられているが、長くは持ちそうにない。
登山口は、地形図から引っ張ってくると935m、タンクがある場所まで70mの標高差を幾。
登山口から一歩踏み込み、左手へ向きを変え急坂を登って行く。
傾斜は、写真で見る以上に大きく、いきなり息は荒れてくる。
さらに、足元は粘土質で滑りやすく、つかむ物は雑草の茎ぐらいしかない。
幸い、道沿いには所々階段状に踏み跡が付けられ、足元は脇道が安定する。
尾根筋を目指しながら、一歩一歩急坂を登って行く。
支尾根に着くと道は
右手へ分岐
し下っている。
その稜線を目で追うと、TV塔が建つ夜峰山、さらにその背後に俵山を望むことができる。
俵山峠には風車も確認できる。
一息つき、左手へ急坂を登って行く。
分岐から20mもあろうか、登り着くと右手へ向きを変え尾根筋を行く。
少し登ると傾斜はゆるんでくれる。
ほぼ平らな道を10m足らず行くと、少しばかり下りまた登りだす。
前方右手には、切り立つ岩魂の山頂が、惜しみなくその姿を見せてくれる。
尾根筋に沿って伸びる踏み跡を、なぞるように登って行く。
道筋には、何のためのものか、焼けたビニールパイプが露出している。
蛇行しながら登って行くと、
右手にタンク
が設置してある。
このタンクも何のためのものか分からない。