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熊本県の山

ダイナミックな展望に酔う・根子岳東峰[1408.1m]

道標〜釣井尾根分岐(40分) [ この区間の地図 ]

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すぐ傾いた幹をくぐって行く。
幹には赤と黄色のテープが目印に巻かれている。
すぐ左手先には 道標 が立てられ後方を「箱石峠」行く手を「根子岳山頂」と書かれ、支柱の上部には「E2」と示されている。
そして林の中を、小さく蛇行しながらゆるやかに登って行く。
林の中は草木が多い。
そして倒れた枝をくぐり、狭い道を登って行く。
道沿いには野バラが多く半そでは禁物。
少し行くと、藤が 藤棚 のように倒れこみ、その下に4足歩行でもぐりこんでいく。
そして倒れた株を踏み越え、さらに腰を落としもう1本倒木を越え藤棚を抜け出していく。
腰を落としての歩行は足に応える。
さらに左手へ大きな傾斜を登って行く。
すぐ登りきり、一息つくついでに振り返ると、林越しに 久住の山々 が一望できる。
荒れる息を整え、S字状にカーブしさらに右手へカーブして行く。
傾斜は少しゆるみ、次第に足の疲れが引いていくのがわかる。
そして左右に蛇行を繰り返し、小さくアップダウンしていく。
足元には草木が多い。
しかし、踏み跡だけは登山者と申し合わせたように道を開けている。
少し登ると傾斜を増してくる。
しかしすぐ傾斜は収まる。

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ゆるやかな傾斜を行くとまた傾斜を増し、左手に目を向けるとスギ林が迫ってくる。
スギ林は、手入れされた様子はなく雑然としている。
スギ林は10mも行くと消えまた自然林を行く。
少し行くと、傾斜を増してくるが大きな傾斜ではない
さらに草を掻き分け登って行くと、途中右手林の中にミヤマキリシマを見る。
すぐ 左手に道標 が立てられ、行く手を「根子岳山頂」と案内している。
文字板の左手には「E3」と書かれている。
一息つき、大きな傾斜を少しばかり登ると、林の中を抜け出し明るくなる。
しかし、林に変わってススキと草が覆い展望は得られない。
さらに潅木の中を少しばかり登って行くとまた林を抜け出す。
左手に目を向けると、雄大な祖母の遠景に足は止まってしまう。
さらに振り返ると、ここからも緑色の海原に浮かぶように久住の山々が一望される。
そして、正面左手に目を上げると、目指す東峰の頂が映し出される。
展望に一息入れ、枯れたススキの道を登って行く。
傾斜が大きいせいか、山頂は視界に消えてしまう。
山頂が消えると疲れ急に増し、一歩一歩が重たくなる。
さらにススキの枯れた茎に、足は滑り疲れは増してくる。
疲れが増すにつれ、目は下向きになるが、ふと目を上げる 東峰 は目前に迫っている。
山頂直下の露出した岩壁もはっきり見て取れる。

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途中足を休め左手南東を見ると、直線距離で20kmの距離にある祖母・傾の山々が一望でき、尖った頂を持つ祖母山頂が一際目立つ。
さらに狭い草道を一歩一歩登って行く。
しかし、思うほど右手頂は近づいてこない。
傾斜は写真で見る以上に大きく、時折ススキをロープ替わりに引っ張りながら登ってしまう。
しかし無理せず、急坂は休むが一番で、つい後ろへ振り返ってしまう。
久住の左手に目を移すと、 一際目立つ涌蓋山 の左手に平頂の万年山も視界を飾っている。
そして、また一歩一歩登って行く。
一歩一歩登っても歩幅は小さく距離は伸びない。
少し登ると、 道沿いにはカエデ が多くなる。
紅葉時期の、真っ赤に染まる光景を浮かべては足は止まり、シャッターを切ってしまう。
距離が伸びないのも致し方ない。
しかし、小さな一歩一歩も確実に高度を上げ、傾斜は幾分ゆるんでくる。
辺りには、ミツバツツジが多くなる。5月下旬にもなると満開常態の花も見る。
他に対照的なハイノキの白い花も満開状態にある。
さらに満開したミツバツツジを見て、ゆるやかな傾斜を登って行く。
少し行くと、尾根筋をはずれ右手へカーブし下って行く。
直進する踏み跡もあるが、すぐ先で行き止る。

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少し下ると傾斜はゆるんでくる。
辺りにはカエデが多い。
すぐ左手へ急坂を登って行く。
さらに右手へ急坂を登ると、正面が開けてくる。
登りきった所に 道標 が立てられ後方を「箱石峠」、前方を「根子岳山頂」と案内している。

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