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熊本県の山

ダイナミックな展望に酔う・根子岳東峰[1408.1m]

登山口〜ピーク(25分) [ この区間の地図 ]

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根子岳は、猫の王様が猫の家来を従え住んでいた話や阿蘇の神が背くらべした話など伝説は尽きない。
登山口には、数台が駐車できるスペースの端に「根子岳東峰箱石峠口」と書かれた案内板と、右手にポイ捨て禁止の警告板が立てられ、踏み跡はその間に付けられている。
10m足らず行くと、左手へ向きを変え潅木をくぐり登って行く。
数メートル登ると、草原の中に一条の黒い踏み跡が伸び行く手を導いてくれる。
登りきると、少し下りゆるやかに登り返していく。
正面には、早くも目指す根子岳がその全容を見せてくれる。
踏み跡は薄く、土は細かい砂粒のようにサラサラとして、風が吹くたびに踏み跡を消してしまう。
しかし、土は柔らかくプカプカとして、踏み出すたびに深い足跡を残してくれる。
少し登ると、土壁に沿って右手へカーブして行く。
さらに少し行くと、土壁を左手へ巻いてゆるやかに下って行く。
東峰はギザギザ稜線の最も左側に位置し、槍の穂先のように尖った山頂が一際目立つ。
ギザギザ稜線の中央部には、天狗峰が左右のバランスを取る機軸のように岩峰を立ち上げている。
右手に目を向けると、雄大な阿蘇の景色が一望され、阿蘇の雄山高岳が全容を見せている。
その背後に、中岳・杵島岳が並ぶようにその姿を見せている。
道はすぐ右手へカーブしゆるやかに下って行く。
そしてゆるやかに登ると、左手土壁の縁から左手へカーブし下って行く。
赤い土は途中黒い土に変わり、少し下るとまたゆるやかに登りだす。
さらに左手へカーブすると、広い道は途中で切れ行く手を迷ってしまう。
踏み跡は切れた道の端から右手へ、薄く伸びている。
道は、ほとんど草にかくれ踏み跡ははっきりしない。
左手は、うね状に盛られ堤防のように続き、牛の囲いなのかこれに沿ってゆるやかに登って行く。
少し登ると傾斜はゆるみほぼ平らになる。
しかし、道は草に覆われ、わずかばかりの形跡を辿って行く。
正面には、複雑な形をした根子岳の全容に、すぐ眼が走る。
そして、少しばかり左手へ向きを変え急坂を下って行く。
急坂は滑りやすく、用心して下って行く。
下りきると、すぐ急坂を登り返していく。
登りも滑りやすく、足場を確認しながら登って行く。

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幸い距離は短く、登りきると傾斜はゆるみゆるやかに登って行く。
振り返り、先ほどの下りの急坂を見てしまう。
足元の道は、緑のじゅうたんの中に薄く蛇行し、左手へさらに右手へ弧を描き 東峰 へ向かって尾根筋を駆け登っている。
右手中央部には、特異な岩峰の天狗峰少しづつ沈んでくる。
ゆるやかに下りだすと、 すぐ急坂 になる。
傾斜は大きく、黒い土はぬれていても渇いていても滑りやすく、腰を落とし用心して下って行く。
下りきるとすぐ急坂を登って行く。
10mも登ると傾斜はゆるみ、ゆるやかな牧草地を行く。
牧草地は、なんとなく心地いい風の流れを感じる。
その心地よさに気分はいい。
右手に目を移すと、高岳が少し形を変えて見える。高岳の斜面には鷲ヶ峰・虎ヶ峰の岩峰が寄り添うように荒々しい姿を見せている。
その背後には、中岳が草一本寄せ付けない茶褐色の地肌を見せている。
牧草地をゆるやかに登って行くと、左手へカーブして行く。
目は、また目指す東峰に向いてしまう。

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