岩稜を行く・三国山 [1018.1m]−国見山 [993.8m]
鬼ノ洞 → 岩稜のピーク(約30分)
ここが鬼の洞と呼ばれている所で岩上から道はさらに伸びているが、その先のコブで道は消えてしまう。
ここからの
展望
が素晴らしい。
西側には、目指す国見山が稜線の向こうに、隠すことなく全容を見せてくれる。
南側にはさらに左手東側には酒呑童子山が一望できる。
足元眼下深くには、広大な樹林帯に吸い込まれそうになる。
ここでしばらく展望を楽しんでもいいが、足元は不安定でしかも足元からすぐ切れ落ち、安全な場所とは言えない。
帰路も用心して三叉路へ戻る。
三叉路から国見山へは、道標を見て左手へ自然林の中をゆるやかに下っていく。
道には落ち葉が多く、落ち葉を踏む音にリズムを取るように足取りは軽い。
少し行くと、道はゆるやかに登りはじめる。
そして少しずつ傾斜を増してくる。
三叉路か4〜5分も経つと、右手へカーブし下り始める。
足元に
白いプラスチックの支柱
が目に付く。
数メートル先にも同じような支柱が立てられている。
道は、すぐ傾斜を増してくる。
道には相変わらず落ち葉が多い。
落ち葉や小枝が多いのは台風も影響か。
正面樹間に目指す国見山を覗き見ながら右手幹に赤いテープを見ると、傾斜はゆるみゆるやかに下っていく。
小径木の道に足は気持ちよく前に出る。
左手に
赤と黄色のテープ
を見て、蛇行を繰り返しほぼ平坦な道を行く。
少し行くと、平坦な道はまたゆるやかに登りはじめる。
わずかばかりのアップダウンは、ほとんど足に疲れは及ばない。
この辺りも、大きな木は見当たらずその大半が小径木で占められている。