木段を登る・雁俣山 [1350m]
登山口 → 登山道入口(約10分)
登山口は、広い駐車場を持った茶屋前の、国道を挟んで北側にあり、赤い屋根を持つ家の左手に案内板が立てられている。
そこから1歩踏み込むと、砕石が敷かれた広い道が伸びている。
右手斜面は、竹笹が密性し左手はヒノキ林が並木のように道に沿って植林されている。
ほぼ平坦な道は、ゆるやかに蛇行し変わりゆく景色を楽しみながら、のんびりとした歩行が楽しめる。
道には、
落ち葉
が地肌を隠すほど厚く積もり、1歩1歩に聞こえる足音が調子いい。
平坦な道を3〜4分も行くと左手前方北側に
雁俣山への稜線
をうかがえ、めざす目標に気持ちは熱くなる。
気持ちのいい落ち葉の道
はさらに続く。
左手ヒノキ林、右手には小竹が葉を茂らせ、その間を蛇行しながら伸びている。
その先には、どんな景色を見せてくれるのか、期待も高まる。
左手スギ林は、途切れ途切れになってくる。
その間を、よく伸びた自然林が埋めている。
左手に赤い肌をした「ヒメシャラ」が大きな幹を立てている。
夏には、この木が白い花を咲かせる光景を想い浮かべれば気分はいい。
少し行くと右手にもヒノキ林が広がっている。
しかし、すぐ自然林に変わり、見上げるほど大きな自然林に包まれる。
左手には、
一直線に伸びたアカマツ
に目を引かれる。
この辺りは、大きなアカマツが多い。