神の名峰を辿る・市房山[1721m]
7合目〜8合目(35分) [ この区間の地図 ]
石屑の道をゆるやかに登って行くと、左手に「市房登山道 7合目」と書かれた立て札が
倒れている。
足元の格好の岩で一息ついて、ゆるやかな傾斜を登って行く。
そして右手へカーブし、正面にヒメシャラを見るとまた傾斜を増してくる。
少し登ると
正面に道標
が立てられ、「登山口」と山頂を教えてくれる。
踏み跡は直進するようにも伸びているが、山頂は道標手前から左手へ鋭角にカーブし石屑の道を登って行く。
道標の後ろには、石積みを見る。
すぐ右手へ鋭角にカーブし登って行く。
10m余り登り、左手へさらに木段を登って行く。
そして、24段ほど登り
倒木
をくぐり抜け右手へカーブするとまた木段になる。
木段は、15〜6段を数えるが、最後の4〜5段は用を果たしていない。
すぐ、倒木の段差を登り5〜6m登るとまた壊れた木段になる。
木段は、まだまだ先まで続く。
重い足を一歩一歩上げながら登って行くと、木段は60数段数える。
すぐ右手へカーブしていく。
そして10m余り登って行くと、また木段になる。
木段は、24〜5段を数えるが、幸い段差は小さい。
そして左手へ根っ子の道を登って行く。
この辺りまで来ると、なんとなく植生が変わったような気配を感じる。
しかし、大木も多い。
そして、ミゾ状の道を少し登るとハシゴになる。
ハシゴを登り、右手へカーブし根っ子の段差を登るとまた木段になる。
途中、右手へカーブしながら登って行くと、38段ほど数える。
そして、石屑の道を登り左手へ向きを変えると傾斜はゆるんでくれる。
右手西側に目を向けると、樹間に展望が得られる。
ほぼ平らな道を登り、倒れ掛かるリョウブをくぐって行く。
リョウブの幹には、赤いテープがリボン状に巻かれている。
すぐ、
左手に桜の木
を見る。
桜を見ると、いつもながら花時を思い浮かべ、疲れを忘れさせる。
桜を見て一息つき、さらに、石屑の道を右手へカーブすると、また木段になる。
左手へカーブし木段を登って行く。
木段は37段ほど数え、すぐ右手へカーブして行く。
道沿いには、スギコケが多い。
一息ついて、杉ゴケに頬を当てるとひんやりと心地いい。
そして左手大木に触れると、傾斜はゆるみほぼ平らになる。
しかし、平らな道を10mも余り行くと、また木段になる。
10段ほど登り、右手へカーブして行く。
この木段は13段ほど数えるが、下土が流され宙に浮いた状態にある。
木段の左手には脇道が造られ、脇道が登りやすい。
左手には、山頂らしき峰が樹間に見え隠れするが、まだまだ遠い。
ほぼ平らな道を、快適に歩を進めていく。
しかし、足には相当疲れが溜まっている。
ゆるやかな傾斜を登って行くと、正面に根っこ剥き出しの木を見る。
踏み跡は、その木の両脇に付けられているが、結局根っ子の段差を登ってしまう。
左手に、倒木の株を見て石屑の道を登って行く。
左手岩に触れミゾ状の道を行くと、また木段になる。
途中、傾いた幹をくぐって行く。
木段は、壊れかけ数えづらいが10段ほど登って行くと、右手に、「赤い鳥獣保護区」と書かれた
赤い案内板
を見る。
足元の石屑は、次第に大きくなり歩きづらくなってくる。
正面に大木を見て、右手へ土の段差を登りさらにその大木の根っ子を踏み込んでいく。
すぐ左手へ、ゆるやかな傾斜を10mも登って行くと、また傾斜を増してくる。
この辺りは、なぜか倒木が多い。