家族連れで楽しい・栗野岳 [ 1087.7m ]
モミジ原生林〜見晴台〜栗野岳山頂(25分) [ この区間の地図 ]
落ち葉の道を、ゆるやかに登って行くと道標が立てられている。
道標には「山頂まで:800m」と書かれている。
すぐそばには「モミジ原生林」と書かれ、見回すとモミジの大木が随所に幹を立てている。
モミジは、新緑時まぶしいほど美しい。
それより、秋の紅葉はさらに感動を誘う。
自慢になるが、自宅庭にも2本のモミジが庭を真っ赤に染め、人を呼んで一杯は止められない。
一息つき、落ち葉の道をゆるやかに登って行くと、傾斜はさらにゆるみほぼ平らな道になる。
20mも行くと右手へさらに左手へカーブし下って行く。
道沿いには山頂へ導く赤いテープが多い。
少しばかり下って行くと、右手に
空洞を持つ大木
に目を引かれる。
目を上げると、天を覆うほど葉を茂らせている。
さらに、ゆるやかな傾斜を下って行く。
少し下ると、右手に1本のヒメシャラを見る。
辺りは植生が変わったのか、常緑樹が多くなる。
しかし、左手斜面は落葉樹が多い。
さらに下ると、右手に
地を這う木
を見る。
なぜ、地を這うのか分からない。
辺りには小径木が全体を覆うが、大木も点在する。
落ち葉の道は、ほとんど傾斜はなくなりサクサクとリズミカルな音に一歩一歩は調子いい。
足に伝わる感触も、何とも心地いい。
自宅に戻り、カメラから流れる落ち葉の音を聞くと、この光景が浮かんでくる。
左手に赤いテープを、さらに右手に赤いテープを見て行くとまた桜の木を見る。
この木もヒガンザクラかどうかわからない。
さらに、落ち葉の道を下って行く。
少しばかり歩を進め、右手に赤いテープを見ると、道はゆるやかに登りだし正面が開けてくる。
すぐ右手に展望が得られる。
道沿いにはススキが秋のそよ風に揺れ、カサカサと乾いた音を小さく響かせている。
ススキは、道に沿って刈り込まれ歩きやすい。
少し行くとススキの道は右手へカーブし、正面に
道標
が見えてくる。
道は、左手に分岐山頂へ行く。
道標には「山頂まで400m」さらに手文字で「見晴し:100%:130m」と書かれている。
山頂へ左折する前に、道標に誘われ東側へ直進し見晴台へ行くこととする。
ほぼ平坦な道を少し行くと、左手に変形した岩に目がいく。
右手に開ける展望に目を向けながらほぼ平坦な道を行く。
ススキ道も、何とも心地いい。
心地いい道はゆるやかに登りだし、少しばかり傾斜を増してくる。
さらにひと登りすると見晴台に着く。
見晴台は草地が広がり、さらに進むと眼下に何の施設か、3基の大きな排煙塔から白い噴煙を噴き上げている。
振り返ると、ススキ越に
栗野岳の山頂部
が目前に迫ってくる。
右手に目を移すと、韓国岳が稜線の奥に影絵のような姿を見せている。
ここで小休止し、寝転んで一時を楽しみたい。
そして展望を楽しんだら分岐へ戻り、右手に道標を見て右折しゆるやかに下って行く。
道には、登路の尾根筋にも劣らぬほど落ち葉が多い。
道筋にはアカマツが多い。
落ち葉の道は次第に傾斜をゆるめ、ほぼ平らになる。
少し行くと、左手はスギの植林地になる。
ほぼ平な植林地を行くと、正面に栗野岳が樹間に見えてくる。
すぐ、白いテープが巻かれたスギの倒木をくぐって行く。
道はゆるやかに登りだし、さらに
スギの倒木
をくぐって行く。
そして、左右に蛇行しさらに右手へカーブし登って行く。
道はさらに傾斜を増し、少し登ると天井が開け振り返ると、快適な落ち葉の道を授けてくれた平坦な稜線が窺える。
さらに登ると、近頃付けられたのか左手に黒いロープが張られている。
10mも登ると右手にも張られ、岩場になる。
ロープを手に岩場を登ると、
ロープは3本
になる。
用心して岩場を登りきり、左手へカーブして行く。
少し行くと正面に、一時栗野岳を眼にする。
そして少し下り、ゆるやかに登って行く。
右手には、白鳥山や韓国岳が絵のように浮かんで見える。
さらに、刈り込まれたススキ道を登ると栗野岳山頂に着く。