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鹿児島県の山

家族連れで楽しい・栗野岳 [ 1087.7m ]

登山口〜分岐(25分) [ この区間の地図 ]

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栗野岳登山口は、栗野岳温泉を過ぎた車道沿い左手のスギ林に付けられ、車道空地に駐車し時計回りでスギ林の急坂からスタートしてもいいが、この急坂は下りに取り、1・7km先の栗野岳レクレーション村駐車場からスタートする。
駐車場先には、日本一と言われる枕木階段が尾を引くように見事な直線を引いて伸び、枕木が7000本使用されたと言う。
階段は左右に造られ、左側561段、右側555段の枕木階段を登り、大パノラマ展望台で展望を楽しみ、山頂を目指してもいい。
しかし、駐車場から車道を引き返すこととする。
枕木階段を見て300mほど引き返すと、車道右手のレンガ敷きへ踏み込み、右手へ折れるとすぐ左手に木橋があり、ここを登山口とする。
橋の入り口には道標が立てられ「展望所;560M」と案内されている。
栗野岳はこの橋を渡っていく。
その前に数メートルも直進すると、草地が広がり眺望豊かな展望が得られる。
ここでは、登山後栗野岳レクレーション村と共にゆっくり楽しめばいい。
橋の入り口へ戻り、心地いい自然林の中へ踏み込んでいく。
道沿いは季節柄、落ち葉が分厚く全体を覆い、漂う秋の風情に気分はいい。
すぐ蛇のようにくねらせた幹をくぐり、木段を登って行く。
8段ほど登るとまた木段になる。
木段は落ち葉に隠れるように埋まり、さらに8段ほど登って行く。
幸い木段の傾斜は小さく、見通しのいい林内を見回しながら一歩一歩、歩を進めていく。
少し進むとまた木段になる。
27段ほど数え、5〜6mも進むと7段さらに6〜7m進むと10段ほど数え、右手へカーブして行く。
左手にも薄い踏み跡が伸びているがはっきりしない。
正面には道標 が立てられ右手へ「展望所:440M」と書かれている。
右手へ6〜7mもゆるやかな傾斜を登って行くとまた木段になる。
11段も数えると傾斜はゆるみ、ほぼ平らな落ち葉の道になる。
左手に大木を見ると、根っ子が這い出す道に変わりすぐ木段になる。
この辺りは、傾斜は小さいが木段が多い。
古い木段は延々と続き途切れることはない。
右手に大木 を見てさらに登って行く。
90段を数えるころ、左手に樹木板が幹に掛けられ「ガマズミ:(スイカズラ科)」と書かれている。
さらに10段も登ると分岐に着く。

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道は右手へカーブして下り、その右手角に道標が立てられ「遊歩道順路」と書かれている。
山頂は分岐を直進し、ゆるやかな傾斜に付けられた木段を登ってく。
22段ほど登ると、落ち葉の道になる。
しかし、10mも登るとまた木段になる。
5段ほど登り7〜8mおいて34段ほど数え、さらに4〜5mおいて4段も登ると 分岐 に着く。
分岐には、正面右手に道標が立てられ、右手へ「展望所:300M」と案内され、別の小さな道標には、直進を「登山道順路」と案内している。
一息ついて、さらに直進し3段ほど木段を行く。
しかし、木段の左手には脇道が分厚い落ち葉に伸びている。
そして、枯れた倒木を踏み越え右手へカーブし登って行く。
5〜6m登ると左手に赤いテープ、さらに赤や黄色のテープを見て左手へカーブすると、右手にコブのある松の木を見る。
傾斜はこの辺りから大きくなる。
10mも登ると右手へ向きを変え、さらにS字にカーブし登って行く。
傾斜はなかなか大きい。
左手正面の小さな幹に赤と黄色のテープを見ると、その奥に深緑色に コケむした岩 に目が行く。
この辺りはコケむした岩が多い。
右手へカーブすると傾斜はゆるみ、少し登ると正面に 道標 が幹に結ばれ「栗野岳登山道」と書かれている。
道は道標の数メートル手前から右手へカーブして登る道と、道標のすぐ手前から右手へ下る2本の道が伸びるが、足は手前の広い踏跡を選んでしまう。
しかしどの道を取ってもいいが、手前の登り道を登って行くと、途中道は崩落し岩の右手へ回りこんでいくが踏み跡は薄い。
一息ついて、先の狭い道を選び、右手へカーブし下って行く。

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少し下ると、右手に崩落した斜面を見る。
その上の方には岩も見える。
そして少し下り、枯れ木を横切り右手へカーブし登って行く。
道は次第に傾斜を増し、右手に赤いテープを見ると、右手に上道を登ってきた 薄い踏み跡 に出会う。
これを左手に取り、左手にリョウブの木を見て分厚い落ち葉の道をゆるやかに登って行く。
落ち葉の道を少し登ると、ゆるやかに下りだす。
少し行くと、右手にスギの植林地が広がってくる。
左手斜面は自然林が広がり、歩く気分は自然林がいい。
少し行くと道の真ん中に、幹の直径が30cmを越えるような桜の木を見る。
桜の木ではないかも知れないが、やはり桜の木であって欲しい。
この場所に、満開した桜を想像すれば感嘆の声を押えきれない。
栗野岳北側山腹には、自生南限と言われるヒガンザクラが多いと聞くが、この木もヒガンザクラかも知れない。
栗野岳のヒガンザクラは、大正12年3月国指定天然記念物に指定されたのだという。
快適な道は少しづつ傾斜を増し、右手スギ林が道にはみ出るように押し寄せてくる。
そして枯れ株に触れ登って行くと、スギ林は遠ざかる。
道沿いには、所々赤いテープが付けられ山頂へ導いてくれる。
途中道沿いに根を張る木を見ると、後ろ向きに立てられた道標が見えてくる。

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