道標を見て右手へカーブ、快適な道を少し登り左手へカーブし、わずかな傾斜を下っていく。
このコースに植林地はなく、自然林ばかりで覆われ自然の香気が心地いい。
少しばかり下ると傾斜はなくなり、道沿いには植林したのかモミジが多くなる。
右手にケヤキか、大きく枝を広げた木を見て１０ｍも行くと、ゆるやかに登りだす。
少し行くと道は 二手に分岐 し、右手は小さなピークに向かって伸びている。
これを右手に登れば砦跡に着く。
ここは、快適な道を直進してゆるやかに登って行く。
辺りは、桜の老木も散在する。
左手道沿いにはイチョウが、右手斜面にはモミジが植え付けられ、公園でも歩くような錯覚を憶えてしまう。
すこし登ると、道は右手へピークを巻くようにカーブし、１０数メートルも行くと左手へカーブして伸びる。
右手にも分岐し、その小さなピークを目指し 狭い道 が伸び、右手へ登って行く。
１０ｍ余り登ると登りきり、さらに進むと木柱が立てられ「砦跡」とある。
このピークにも桜やモミジが植えられ、花時や紅葉時はいい。
展望はなく、この時期わずかながら南側樹間に展望が得られる。
一息ついたら、砦跡を降り分岐を直進していく。

１０ｍも平らな道を行くと、またゆるやかに登りだす。
登りきると正面に障子ヶ岳の山頂部が樹間に見え隠れする。
そして、山頂めがけ下って行く。
傾斜はすぐ収まりほぼ平らになる。
左手から右手へ尾根筋を流れる風が、実に心地いい。
ほぼ平らな道は、少しずつ登りだし、正面に思わぬ 車止め がある。
しかし、ここを通る車がいるはずはない。
それにしても、自然の中に赤と白が際立つ構造物がなんとも不釣合いでしかたがない。
その隙間を抜け、１０ｍほど登り右手へカーブしゆるやかに下っていく。
ゆるやかな傾斜は、次第に傾斜をゆるめほぼ平らになる。
道は、峰と峰を繋ぐ狭い釣り尾根状に伸び、足は軽く気分はいい。
道沿いには、何故か松の木が目立ってくる。
そして、右手に広がる展望に気を寄せ、快調な歩をさらに楽しませてくれる。
ゆるやかな傾斜を、わずかばかり右手に向きを変え登って行く。
右手に大きな 松の木 を見て、右手へさらに左手へ蛇行しながら登って行く。
１０ｍも登ると傾斜を増してくる。
しかし、わずかな傾斜に変わりない。
１０ｍも登ると正面に道標が目に付く。