沢筋散策がいい・カラ迫岳 [ 1006m ]
金山縦穴〜カラ迫岳主稜 (30分) [ この区間の地図 ]
有刺鉄線の隙間から覗き込むと、深い縦穴が見られるが、深すぎ底は見えない。
4〜5m先には道標が立てられ、行く手を「カラ迫岳」下段には「金山縦穴注意」と書かれている。
ここで一息つき、落ち葉の道を行く。
足元に「落石注意」の立て札を見ると、すぐ左手にカラ迫岳まで
1100mの道標
を見る。
道はすぐ木段になる。
1段1段数えるように登って行く。
右手に目を向けると、巨大な岩壁が目を覆う。
その手前には、珍しくスギの大木が大きな幹を立てている。
木段を20段ほど登って左手へ、4〜5段登って右手へ、さらに14〜5段登って
右手へカーブし登って行く。
途中一息つき、右手巨大な岩壁に目を向けると、
空洞
が目に入る。
用心して近づくと、空洞は二手に分かれ奥へ伸びている。
木段に戻り、左手へすぐ右手へカーブし登って行く。
木段はさらに続く。
右手にはトラロープが張られているが、ロープは下りに役に立つ。
傾斜も大きく足に応える。
途中、ロープが結ばれた大木を見ると、木段はなくなる。
落ち葉の道を登り、ゆるやかに下るとまた木段になる。
途中足を休め、右手に目を向けると樹間に展望が開ける。
そして、左手へカーブし6段ほど登ると
「横穴」
の前に登りつく。
木段は、140段を越えてしまう。
横穴入口には道標が立てられ「坑内立入禁止」、下段には、右手へ「カラ迫岳」と案内している。
荒れる息を整えながら、横穴を覗き込むと坑内にも柵が施され、奥は深く暗くて見透せない。
左手壁に「金山坑」と黄色いペンキで書かれている。
振り返ると、樹間に展望が開け深呼吸でもしたくなる。
一息つき、右手へゆるやかに下っていく。
そして数メートル登ると、左手へまたゆるやかに下っていく。
10mも下ると、右手に立て札が立てられ「幻の滝」と書かれて、矢印は沢の方を指している。
沢の深いところへ目を落とすと、小さな滝が見えるがどの滝が幻の滝かはっきりしない。
さらに、落ち葉の道を下っていく。
少し下ると、また
小さな滝
が見えてくる。
そして、ゆるやかな傾斜を登って行く。
足元は、落ち葉が多い。
少し登り、右手へ向きを変え、右手に赤と黄色のテープを見て登って行く。
少し登ると傾斜はゆるみ、左手へカーブして行く。
さらに右手へカーブし、左手に赤いテープを見て左手へカーブして行く。
さらに左手に、松の大木を見て左手へカーブすると、すぐ右手にも松の大木を見る。
辺りは自然林に覆われ、この時期新緑が実に美しい。
右手に松の木を見て、20mも登って行くと正面にカラ迫岳まで
1000mの道標
が立てられている。
そして、道標の手前から左手へカーブし登って行く。
傾斜は小さくない。
20mも登ったろうか、左手に赤いテープを見る。
足元に散る赤いツバキに足は止まってしまう。
左手も、赤い花びらが落ち葉に彩りを染めている。
すぐ左手に向きを変え、10mも登って行くと
正面に道標
が立てられ、カラ迫岳まで950mと案内している。
一息つき、左手へカーブしゆるやかに登って行く。
さらに左手へ向きを変えると傾斜を増し、右手に黄色い塗料で書かれた矢印を見る。
さらに右手へカーブして行く。
すぐ左手に赤いテープを見て、落ち葉の道をゆるやかに登って行く。
S字状に少し登ると
正面に道標
が立てられ、左手へ「カラ迫岳:あと900m」右手後方を「山口集落」と案内している。
一息つき、左手へゆるやかに登って行く。
少し登ると左手に、二股の大木を見る。
すぐ、右手に赤いテープを見て右手へ回り込み、すぐ左手へ登って行く。
さらに、階段状の根っ子を遠慮しながら登り、分厚い落ち葉の道を右手へ登って行く。
ゆるやかな傾斜を登って行くと、右手にも大木を見る。
辺りは、小径木も多いが大木も多い。
さらに左手へカーブして行くと、コケむした露岩が多くなる。
少し登ると尾根筋に登りつき、右手へ尾根筋を行く。
すぐ、根っ子を浮かした株を見てゆるやかな傾斜を行く。
尾根筋は傾斜は小さく、風通しもよく心地いい。
左手樹間には、カラ迫岳主稜へ連なる稜線が見え隠れする。
そして、左手に青いテープを見ると、少し傾斜を増してくる。
10mも登ると右手へカーブし、ゆるやかに下りだす。
さらに10数メートルも行くとゆるやかに登りだす。
少し登ると、
植林地
になる。
植林地の中は、陽も入りうっとうしさはない。
道もしっかり踏み固められ、歩く気分はいい。