砂防提には丸太の階段が付けられ、これを登っていく。
砂防堤の下りにも丸太木が付けられ、用心して下っていく。
すぐ、数本のスギが沢側に倒れ株を引き起こし、程よく道を開けている。
さらにスギの倒木をくぐって行くと歩きやすくなる。
少し行くと、右手へ 涸沢を渡っていく 。
そして沢に沿って左手へカーブするとスギ林になる。
スギ林の手前から 左手へカーブ し、沢の方へ下っていく。
岩の多い涸沢を、赤いテープを見て右手斜めに横切り右手へ登っていく。
道は相変わらず小石が多い。

この辺りは大木が多い。
正面にツガの大木を見て、土壁を登りゆるやかな傾斜を行く。
左手へ数メートル土壁を登り、右手へ数メートル登って一息つき、さらに急坂を登っていく。
この急坂には、矢部村の職員の善意によるものか、足場に平たい石が置かれている。
急坂は距離はない。しかし足に負担をかけるより一息ついて足を休ませたほうがいい。

急坂の途中、目印のような岩を見ると傾斜はゆるみ、小径のヒノキ林を行く。
ゆるやかな傾斜は、足の疲れが抜けていくのを感じる。
左手は自然林、その奥の方にはスギ林が広がっている。
道沿いのヒノキ林 まだ若い。その枝に触れながらゆるやかな登りを行く。
将来、このヒノキが大きく枝を伸ばせば、と気にならないではない。
道沿いに咲き誇る野ギクを見て、ほぼ平坦なヒノキ林を行く。
快適な道を少し行くと、天井が開け左手へカーブし登っていく。
後ろを振り返ると、 初めて展望 が開け目を遠くに移すことができる。