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福岡県の山

福岡無名山を行く・前門岳 [ 921.7m ]

登山口〜砂防提(35分)

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三差路から左手へ橋を渡り100m足らず行くと、道は土石に埋もれ道路の擁壁も崩壊している。
ここを左手へカーブし登って行く。
林道沿いには、伐採期を迎えたような大きなスギが天高く幹を立てている。
少し登ると、道は右手へカーブし下っていく。
正面に大きな山容を見るが、目指す山ではない。
前門岳はその奥に位置し、今屋敷や臼払集落辺りからも目にすることができない、隠れた遠い山である。
下りきると右手に登山口がある。
登山口は、三差路から7、8分も行けば着く。
乗用車でも、無理すればいけなくはないが無理を勧めるものではない。
登山口には、山頂を案内する道標が立てられ行く手を教えてくれる。
道は、畑を耕した跡のようなやわらかそうな土の上に薄い踏み跡が付けられ、これから登山者によってしっかりと踏み固められてくる。
道沿いに植林されたヒノキ林の中を、ゆるやかに登っていく。
登山口から、10数メートルも登ると道には小石が多くなる。
正面には、林道から見た峰が樹間に見え隠れする。
すぐ、あふれんばかりの 岩を抱えた支流 を横切っていく。
登山者が少ないとはいえ、道としての形跡はしっかりとどめ、行く手に不安を覚えることはない。
支流を渡って、小石の道を1分も行くと小さな水路が道を横切る。
この水路をまたいで行くと歩きやすくなる。
辺りに植林されたヒノキは10年か15年ほど経っているのか、まだ若い。
左手沢に砂防提か、コンクリートの構造物を一瞬目にする。
右手には 大きな岩 が目立ってくる。



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沢に流れる水の音を聞きながら、右手に岩を見て右手へカーブすると傾斜を増してくる。
薄暗いヒノキ林の道はさらに傾斜を増し、急坂を登って行く。
辺りのヒノキ林は、枝打ちを待っているようにも思える。
登りきると急に露岩が多くなり、記念としたものか 小さなケルン が造られている。
道は傾斜をゆるめ、少し登ると辺りにまた岩が多くなる。
岩の間を抜け、右手へカーブし登っていくと、正面に上部の幹に対し下部が異常に大きい 不自然なヒノキ を見て左手へカーブしていく。
道には小石が多くなり傾斜は幾分ゆるんでくる。
ゆるやかな傾斜を少し行くと、右手には大きな岩が重なり合っている。
左手にも岩が目に付く。
この辺りは大きな岩が多い
しかし歩くのに支障はない。
岩の多い道を少し行くと、正面に日が差し込んでくる。
しかし、すぐ薄暗い林の中に入っていく。
この辺りだろうか、7月下旬から8月初旬にかけ、キツネノカミソリがオレンジの花を咲かせてくれる。
左手沢には、すでに水の音は聞こえない。
辺りのヒノキ林は、次第に消え自然林に変わり、小石の多いゆるやかな傾斜を登っていく。

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小石の道を少し行くと、足元に偶然「大文字草」の白い花を見る。
花は、赤やピンクの他たくさんの種類があるが、道沿いに見る大文字草はこの種が多い。
大文字草は、蛤岳の蛤水道沿いや、駒返峠から高千穂野への道沿いにも多く見かける。
石の道を少し行くと、どこからか小石をかき集めたように多くなる。
その途上に、 小さな道標 が立てられ「前門岳」と書かれ左手へ案内している。
道標手前から、左手沢へ下るように急坂を下っていく。
この道は、矢部町役場職員によるものか、 路肩が石積み され手が加えられている。
数メートルも下ると、1本のスギに触れ左手から回り込み沢へ下っていく。
スギには黄色の塗料が目印に塗られている。
下りきると、沢に沿って岩の多い道を行く。
この辺りも、大文字草が多い。
大文字草の花はユキノシタ科に属し、その花によく似ている。
左手沢には、水の流れは見られない。しかし、岩に隠れて流れる水の音が小さく聞こえてくる。
さらに小石の道を少し行くと、 岩の上に数個の小石 が並べら、道沿いには所々赤いテープが巻かれている。
更に川底のような岩道を行くと、足元の岩には山頂を案内するように、 黄色の塗料で矢印 が書かれている。
道は沢を埋め尽くす岩の上を行く。 岩道は、踏み跡は薄くはっきりしない。
左手に赤いテープを見て、わずかばかりの踏み跡を辿り右手へカーブし岩道を登って行く。
しかし、足は直進しそうになる。

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直進すれば、沢を行くことになり難儀する。 山歩きは、迷えば元に戻るのが鉄則だ。
戻る勇気がなければ勧められない。
岩の隙間に見るわずかばかり土の踏み跡を確認しながら、コケむした岩場を行く。
道沿いの岩には所々、 小さな石積み を見る。
さらに、黄色い矢印を見て岩をよけながら踏み跡を辿っていく。
右手を見上げると、大きな岩が積み重なっている
左手沢床には、階段状に割れた岩が多い。
岩が多いこの辺りも、良し悪しに関わらずこのコースのポイントでもあり、コースを特徴付けしている。
右手岩に立つ小さな幹に付けられた赤いテープを見て、右手へ数メートル登り岩の間を抜けていく。
ケルンを見て2分足らず岩道を行くと、右手へカーブし斜面を登っていく。
正面、木の幹元には 同じような道標 が立てられ山頂を案内している。
ここを右手へ急坂を登っていく。
数メートル登ると正面に、矢印の立て札が立てられ左手へ鋭角にカーブし登っていく。
すぐ、1メートルほどの 岩壁を横切っていく
この岩壁には、危険回避のロープが欲しい。

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用心して岩壁を登ると、傾斜はゆるみ歩きやすくなる。
道に露出する岩も更に小さくなり、
目は足元から開放され、気持ちまで開放される。
しかし左手は、路肩が切れ落ち用心していく。リックが枝に引っかかればバランスを崩してしまう。
右手へカーブし、右手に 大きな岩 を見て小石混じりの道を行くと傾斜を増してくる。
辺りは深い自然に覆われ、神聖な空気が漂ってくる。
しかし1分も登れば傾斜はゆるんでくる。
左手沢には、 二つの滝 があるという。
しかし、この季節その滝を見ることはできない。
滝は、キツネノカミソリが咲く時期に登山者喜ばしてくれる。
沢へ下ってみると、黒く変色した辺りが滝と考えたいがはっきりしない。
道から下るのか危険すぎ、話だけにとどめたい。
右手に大きな岩を見て4、5分も経つころ、道は下りだし路肩を補強した 丸太橋 を渡り、左手へ涸れ沢を渡っていく。

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すぐ、右手へ岩ばかりの沢を渡っていく。
右手岩の上には、板状の石に丸い石が乗せてある
さらに正面の岩にも小さな石積むみを見る。
沢を渡り、右手へカーブし沢の左手を登っていく。
道には相変わらず小石が多い。しかし歩行に支障はない。
右手沢には大きな1枚岩を見る。
沢を渡って2分足らずゆるやかに登り、 大径のスギ に触れるとすぐ
丸太木で道が補強されている。
さらに数メートル、同じような丸太木を渡って行くと、右手正面にコンクリートの砂防提がある。

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