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福岡県の山

石仏群を行く・鳥屋山 [ 645.1m ]

鳥屋山頂〜奥の院(25分) [ この区間の地図 ]

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自然環境保全地域では次のことを守りましょう。
此の施設は此の地方の水害防止に重用な役割をするものであるから絶対に構内に立ち入らないで下さい。
昭和53年3月31日福岡県 甘木市


一息ついて腰を上げ、左手に自然環境保全について訴えられた立て札を一読し直進していく。
すぐ左手に、「奥の院」と書かれた立て札を見て樹林の中へ踏み込んでいく。
道は落ち葉に覆われわずかな傾斜で下り、尾根筋に伸びる。
少し下ると傾斜を増し、下りきると 右手へ分岐 する。
目を右手へ向けると、巨大な岩壁の基部に数体の石仏が祀られている。
分岐へ戻り数歩進むと、また右手に薄い踏み跡が分岐し、右手へ踏み跡を辿って行くと正面に巨岩の頭部が見えてくる。
岩には2本の鎖が付けられ、左手にはロープも付けられている。
登る一歩目は少し高いが、程よい窪みを足場に、鎖に助けられひと登りすると岩上に立つことができる。
この岩は、女岩と名付けられ足元から南側に絶景が広がる。
眼下には、植林地の中に埋まるように、数戸の 赤い屋根の民家 が小さく見える。
左手に目を向けると、きり立つ男岩も眼にできる。
展望を楽しんだら、用心して女岩を降りるとすぐ右手へ分岐している。
この道を右手に取ってもいい。
さらに数メートル下ると分岐に着き、右手へ奥の院を目指し落ち葉の道を下って行く。
右手斜面から倒れこむリョウブの木をくぐると、道は登りだす。
リョウブには赤いテープが巻かれている。
そして、右手に男岩を見て急坂を下って行く。
男岩にも立つことができるが無理しないがいい。
斜面に付けられた狭い道を行くと左手に桜の木を見る。

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落ち葉の道をゆるやかに登って行くと、右手に立ち枯れた数本の木が立ち並ぶ。
さらに数メートル登ると左手に5体の石仏を見る。
石仏は、自然石にエプロンをかけたようにも見える。
ゆるやかに下って行くとゆるやかに登って行く。
さらに、10mも下るとまた登りだす。
そして、松の木の下に1対の石仏を見る。
松の木は見上げると首が痛くなるほど高く大きい。
この石仏も自然石に見える。
少し下るとほぼ平になる。
この辺りは小さなアップダウンが多い。
左手に幹を立てる大きなアカマツに触れ、ゆるやかな傾斜を10mも登って行くと、また左手に2体の 自然石の石仏 を見る
そしてここから右手へ向きを変え下って行く。
下りきると、左手に小径のヒノキ林が広がってくる。
ゆるやかに登って行くと、コケむした露岩が多くなる。
正面に緑色にコケむした岩の上に2体の石仏が安置されている。
この石仏は精密に加工されている。
このコースは石仏が多い。
それに、例外なくどの石仏も赤いエプロンが着せられている。
そして左手へ登って行くと、またコケむした岩の上に 2体の石仏 を見るが、これは自然石が使われている。
ここから右手へ、すぐ左手へ向きを変え下って行く。
その左手角にも1体の自然石の石仏を見る。
石仏は記録以外にも多く見かけるが、これ以上書けば石仏記録の記録になってしまう。
さらにヒノキ林の中を行くと、また左手岩の上に置かれた1体の石仏を記録してしまう。

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その石仏を見ると、顔だけが白くコケに染まっている。
そしてゆるやかな傾斜を右手へカーブして行く。
さらに、ヒノキ林の道を行くと、また左手草木の中に隠れるように 上品な石仏 に目を取られる。
ゆるやかな傾斜を下って行くと、少し傾斜を増してくる。
左手の大きな松の木に触れ、右手へカーブして行く。
左手道沿いにも1体の石仏が目線を下向きにして、寂しそうな姿に気を取られてしまう。
石仏群に目を取られながら、ほぼ平坦な落ち葉の道を行くとゆるやかに登りだす。
すぐ左手に、コケむした岩上に蓮の台座に座す石仏を見る。
少し登ると傾斜はゆるみ、横一線に倒れる木をくぐって行くと、頭上に注連縄が張られ、この先は神聖にして犯すべからざる特別な場所となる。
さらに倒れ掛かった木をくぐると、奥に祠が見えてくる。
左手には燈籠も建てられている。
奥の院は、100坪足らずの空地が広がり、辺りにおよそ20体の石仏が置かれている。
腰を降ろし漂う空気を吸うと、特別な世界に身を置く錯覚にとらわれそうになる。
ただ、台風の影響かなんとなく雑然としており、ホーキでもあれば手を出したくなる。
一息ついたら往路を取り、女岩に立ち展望を楽しいんで帰ればいい。
そして、「あまぎ水の文化村」や、近くにある「美奈宣の杜温泉」に浸かれば、いい登山日になる。

LinkIcon山の記録3【 山の記録4 】スライドショーLinkIcon

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